テーマ:暮らしを楽しむ(388225)
カテゴリ:こころ
息子は一人暮らしている。
時々、一泊しては夕食と朝食を食べて帰る。 先日、だし巻卵を持ってきてくれた。 夕飯の準備をしているときだった。 「出来立て持ってきたから、まだ温かいで。」と、言葉の音だけ聴いていた。 夕飯は6時と決めている。 けれど、30分ほど遅れてしまった。 食べ始めたとき、だし巻卵は冷めていた。 「出来立てはもっと美味しかったのに・・」」 「チンしてから食べた方がましやった。」 息子はすっかり不機嫌になった。 だしから手作りなのだという。 最近、上手くできるようになったので、家を出る前に焼いてきたらしい。 私にも覚えがある。 出来立ての最高の時に食べさせたかったのに叶わなくて不機嫌になったこと。 誰に腹が立つわけでもなく、不機嫌になってしまうのだ。 親子だ・・ 困ったところが似てる・・ 夕食の準備を中断して、先にだし巻卵を食べればよかった。 今度は私が自分に不機嫌になる。 でも・・・ 息子はいつも・・ 私の料理の大半を冷めてから食べていた。 食べるのが面倒なときは異なる味付けのものを混ぜてしまったことがある。 少食だった中高時代、「お母さんの卵焼き、みんなに人気やねん。」と言われ、唖然としたこともあった。 届かぬ想いのやり場は、自分でみつけるしかないのだ・・ にほんブログ村 別窓で開きます 日常の小さなできごとを愛する生活
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最終更新日
2019年12月16日 21時56分36秒
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