テーマ:暮らしを楽しむ(388606)
カテゴリ:こころ
ゴミ収集の朝、出すのが遅くなったせいか、近所にゴミ袋が一つもない。
一筋向こうで収集車の音が聞こえたので、ゴミを持って走った。 「取りに行きますから。」と叫んでくださった。 「お願いします。」とゴミ袋を手渡すと、 「ありがとうございます。」と笑顔で答えてくださった。 気持ちのいい一日が始まった。 夕方、表で大声が聞こえる。 仕事先から戻ってきた主人と、反対方向から車で走ってきた人だ。 激昂する主人を入庫するよう促し、運転者に事情を聞きに行く。 自分がそっちへ向かうのが見えてはずなのに、すぐに車を入れずにカバンをまず家に置きに行って待たせた。なるほど、子供たちと変わらない年齢の人だ。 ぐずぐずしてるのも、カバンを家に入れるのもわざとゆっくりしているようにも見えるのだろう。 とりあえず、車庫が狭いのでカバンを先に…ということになるという事情を説明して、謝った。 そして、主人には… 会釈するなり、ひと言謝っておけば、気持ちよく待ってくれたはずだと伝えた。 おそらく、仕事で嫌なことがあって仏頂面で運転していたのだろうと思う。 けれども、彼とは無関係の話だ。 「正しさ」は、時に衝突を生む。 それは、娘との諍いで何度も経験したことだ。 どうすることもできない世代の隔たりだ…とまで思ったこともあった。 最近、感覚のズレは誰にでもあるのだとやっと気づき始めた。 共有することは難しいけれど、お互いに相手を思い遣ることで気持ちの譲り合いはできるのだ。 お互いに気持ち良く過ごせたら、それだけでいいと思う。 にほんブログ村 別窓で開きます 日常の小さなできごとを愛する生活 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年04月16日 21時33分42秒
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