天上裏から愛をこめて

こんな事もあろうかと、車で迎えに来てもらっていたので、何とか目が開かない状態で帰ることが出来たけれど、電車で帰ってたらどうなっていたんだろうと思う。

手術を受ける人は、極力迎えに来てもらって下さい。一人で帰るのは危険です。

家に着いてからも痛くて、目を開けることが出来ない。

指示されたように、１時間ごとに目薬を注すのだけれど、痛みは引かない。処方された痛み止めはたったの２錠で、飲んでも痛みが消える事はなかった。

仕方がないので、布団に入って目を閉じていたら、いつの間にか寝てしまっていた。

次に目が覚めたのは、夜中の１時。

痛みは治まってはいないが、いくらかはマシになったような気がする。

ここからは全然寝付けなかったので、１時間おきに目薬を注して朝を迎える。


次の日も検査がある。

予約したのが、朝一番の９時。自分で運転することが出来ないので、送り迎えをしてもらう。

一晩経って、痛みもほとんどなくなっていたけれど、それ以上に驚くのが視力の回復だ。

見える、見える。

街の景色がはっきりと見える。

でも、コンタクトや眼鏡を掛けていた時と比べて、格段に目が良くなった感じはない。

検査の結果は、両目とも１．２くらいだった。眼鏡をしていた時が０．９くらいだから、やっぱりそんなに格段に良くなったわけではない。

まだ、手術してから一晩しか経っていないし、仕方がないのだろうか。

でも、痛みが無くなってさらに、目が見えるという驚きと感動を十分に味わうことができた。

まだ視力は良くなるらしい。

次の１週間後の検査が楽しみでもある。