9月に雪が降る・・・アンセル・アダムス・ウィルダネス・トリップ第6日目(2)
更新が遅れていてスミマセン。アンセル・アダムス・ウィルダネス・トリップ第6日目の続き(2)です。 12月10日の日記の続きですが実際に山に居たのは9月の中旬です。朝起きて片付けをしていた途中に回りのキャンプ場がグルグル回りだして止まらなくなり、天候も良く無いし、もう一日レイオヴァーしようと決めた日でした。Badger Lake, Ansel Adams Wilderness, Sierra Nevada, California9月なのに真冬の山に居るような防寒完備の服を着込んだあげく、ダブルウォールのテントの中のダウンのスリーピングバッグに潜り込んで、それでも震えが止まらなかったSierra Hikerでしたが、しばらくするとさすがに体が温まってきて昼寝から目を覚ました頃(午後2時頃でした)は「どうしてこんなに着込んでいるのだろう・・・」と自分に文句言いながら着ている物を脱ぎだす始末でした。 テントの中の温度計を見ると68度F(20度C)- 暖かいはずです。膝と足の下にロールアップされたサーマレストを置いて足を少し高くして寝ていたのが良かったらしく、足のむくれも取れて目眩も軽くなってきました。旦那さんは何やってるんだろうと外に出てみると、背もたれに丁度良い岩を見つけ、グレッチィと一緒にヒルサイドに寝そべって雲の観察をしていたらしいです。 一緒に寝そべって空を見ると・・・なるほど・・・雲の動きが早くて面白い。 見ているといつまでも飽きません。 そのうち段々雲が無くなって来て、風も止まって青空になったので、キャンプ場所のすぐ後ろの岩辺りを散歩/クライミングに行くことにしました。Badger Lake, Ansel Adams Wilderness, Sierra Nevada, California人間が簡単に登れる場所と犬が登れる場所って違うんですよね。 たとえば足の爪先を架けられる岩のエッジがあれば人間は結構簡単によじ登れる岩でも垂直な岩は犬は登れない。 そのかわり、私達にはとても飛び越せないギャップなどをグレッチィは簡単に飛び越す。 それで無くてもグレッチィは崖の端ギリギリまで行く癖が有るのでいつもハラハラさせられます。(笑)上まで登ると岩の後ろ側にもう一つ湖があるのを発見しました。 遠くには最初の目的地だったミナレッツやマンモスマウンテンも見えて素晴らしい景色だったのですが、なんとカメラを持って来るのを忘れてしまっって残念ながら景色を見て貰うことが出来ません - ごめんなさい。 朝からずっと吹いていた風も止まり、すごい速さで動いていた雲もすっかり無くなっていたので、「これでこの悪天候も終わり」と軽く考えていたのですが、岩の上から西の方面を見ると、どす黒い雲が見える!・・・それもすごい速度でこっちにやって来る様子!しばらく西空を眺めていたのですがこれはどう見ても雨雲・・・それも相当の嵐がやって来る様子です。空気も急に湿気が多くなり、嵐の匂い(?)がします。 急いで岩を下りてあっちこっちに散らばって居たキャンプ道具を集め、降り出す前にテントのヴェスティビュル(テントの外側ウォール内の荷物置き場)に入れることにしました。今夜の夕食はテントの中・・・天候の悪い日のために用意してあるフリーズドライのディナーです。 作り方は簡単で沸かしたお湯をアルミホイルの袋に入れ、チャックを閉めて3分待つだけ。 袋のままでスプーンを使って食べるので食器も要りません。献立は上の写真のビーフ・ストロガノフ、テリヤキチキンとライス、ピーズとチョコレートプディングでした。 食事も終わって食べ物も全部外のベアキャニスターに出した後、テントの屋根に何か落ちる音がするので「落ち葉か何かかな」と外を覗いてみると・・・えっ、まさか、雪? いくら高山だといえまだ9月なんですよ。外に出てみると、あぁ、本当に雪だ! どうも今シーズンの初雪に出会ったようです。★人気blogランキングへ (応援お願いします) サブライナレイク地域の写真ブログ一覧へヨセミテ国立公園の写真ブログ一覧へセコイア・キングスキャニオン国立公園の写真ブログ一覧へアンセルアダムス・ウィルダネスの写真ブログ一覧へ