1658473 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ゴジラ老人シマクマ君の日々

ゴジラ老人シマクマ君の日々

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

シマクマ君

シマクマ君

カレンダー

バックナンバー

カテゴリ

カテゴリ未分類

(2)

読書案内「日本語・教育」

(21)

週刊マンガ便「コミック」

(84)

演劇「ナショナルシアターライブ」でお昼寝

(35)

徘徊日記「日帰りでお出かけ」

(62)

演劇「劇場」でお昼寝

(2)

映画「元町映画館」でお昼寝

(91)

映画「ちょっと遠くの映画館」でお昼寝

(22)

映画「シネリーブル神戸」でお昼寝

(92)

読書案内「映画館で出会った本」

(18)

読書案内「翻訳小説・詩・他」

(52)

読書案内「漱石・鴎外・露伴・龍之介・百閒・その他」

(22)

徘徊日記「垂水・舞子・明石」あたり

(52)

読書案内 「医者や科学者の仕事、まあ科学一般」

(26)

読書案内「現代の作家」

(97)

徘徊日記「お泊りでお出かけ」

(63)

徘徊日記「神戸・元町・三宮」あたり

(85)

読書案内「絵本・児童文学」=チビラ君たちへ

(48)

読書案内「社会・歴史・哲学・思想」

(75)

読書案内 「芸術:音楽・美術・写真・装幀 他」

(30)

読書案内「近・現代詩歌」

(54)

徘徊「港めぐり」

(4)

バカ猫 百態

(22)

読書案内「橋本治・加藤典洋・内田樹・高橋源一郎・他」

(18)

読書案内「水俣・沖縄・アフガニスタン 石牟礼道子・渡辺京二・中村哲 他」

(20)

読書案内「鶴見俊輔・黒川創・岡部伊都子・小田実 べ平連・思想の科学あたり」

(15)

映画「OSミント・ハーバーランド」でお昼寝

(3)

映画「こたつシネマ」でお昼寝

(13)

映画「パルシネマ」でお昼寝

(33)

読書案内「昭和の文学」

(25)

読書案内「BookCoverChallenge」2020・05

(16)

読書案内「くいしんぼう」

(9)

映画「Cinema Kobe」でお昼寝

(6)

週刊マンガ便「ちばてつや・ちばあきお」

(9)

週刊マンガ便「石塚真一・浦沢直樹・ハロルド作石」

(34)

週刊マンガ便「鈴ノ木ユウ・野田サトル」

(20)

ベランダだより

(139)

徘徊日記 団地界隈

(110)

徘徊日記 兵庫区・長田区あたり

(26)

徘徊日記 須磨区あたり

(27)

徘徊日記 西区・北区あたり

(10)

徘徊日記 灘区・東灘区あたり

(41)

徘徊日記 美術館・博物館・Etc

(5)

週刊マンガ便「吉田秋生・高野文子・やまだ紫」

(7)

徘徊日記 芦屋・西宮あたり

(11)

読書案内「大江健三郎・司修・井上ひさし・開高健 他」

(14)

読書案内「古井由吉・後藤明生・他 内向の世代あたり」

(3)

読書案内「谷川俊太郎・茨木のり子・大岡信 あたり」

(19)

読書案内「啄木・白秋・晶子 あたり」

(4)

読書案内「丸谷才一・和田誠・池澤夏樹」

(11)

読書案内「吉本隆明・鮎川信夫・黒田三郎・荒地あたり」

(13)

週刊マンガ便 「松本大洋」・「山川直人」

(13)

読書案内「リービ英雄・多和田葉子・カズオイシグロ」国境を越えて

(5)

読書案内「村上春樹・川上未映子」

(13)

映画 パレスチナ・中東の監督

(6)

読書案内「近代詩 賢治・中也・光太郎 あたり」

(7)

映画 韓国の監督

(25)

映画 香港・中国・台湾の監督

(37)

映画 アニメーション

(13)

映画 日本の監督 ア行・カ行・サ行 是枝・黒沢

(51)

映画 日本の監督 タ行・ナ行・ハ行 鄭

(25)

映画 日本の監督 マ行・ヤ行・ラ行・ワ行

(15)

映画 イギリス・アイルランド・アイスランドの監督

(41)

映画 イタリアの監督

(21)

映画 ドイツ・ポーランド他の監督

(19)

映画 ソビエト・ロシアの監督

(11)

映画 アメリカの監督

(93)

震災をめぐって 東北・神戸・原発

(3)

読書案内「旅行・冒険」

(4)

読書案内「本・読書・書評・図書館・古本屋」

(13)

映画 オーストラリア・ニュージーランドの監督

(5)

映画 フランスの監督

(45)

映画 スペイン・ポルトガルの監督

(10)

映画 カナダの監督

(5)

映画 グルジア(ジョージア)の監督

(10)

映画 ウクライナ・リトアニアの監督

(7)

映画 イスラエルの監督

(3)

映画 マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、クロアチア、スロベニアの監督

(5)

映画 オランダ・デンマーク・ベルギーの監督

(10)

映画 フィンランド・スウェーデン・ノルウェイの監督

(6)

映画 トルコ・イラン・カザフスタンあたりの映画監督

(12)

映画 ギリシアの監督

(3)

映画 アルゼンチン・ブラジル・ペルー・チリの監督

(6)

映画 ハンガリー・ルーマニアの監督

(5)

映画 アフリカの監督

(3)

映画 スイス・オーストリアの監督

(3)

読書案内 戯曲 シナリオ 劇作家

(1)

読書案内 ジブリの本とマンガ

(5)

週刊マンガ便「小林まこと」

(9)

読書案内「野口武彦・前田愛・橋川文三・藤井貞和」

(1)

映画 インド・ネパール・ブータン・アフガニスタン・タイ・ベトナム あたりの監督

(5)

週刊マンガ便 キングダム 原泰久・佐藤信介

(15)

読書案内「川上弘美・小川洋子・佐伯一麦」

(9)

読書案内「立花隆・松岡正剛」

(1)

日記/記事の投稿

コメント新着

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2023.09.01
XML
​ペーター・ハントケ「左ききの女」元町映画館​
​​​「12ヶ月のシネマリレー」10本目です。このシリーズは、なかなか、渋い作品ぞろいなのですが、なんというか、まあ、
​​チョー、シブイ!​​
​ 作品でした。​​​
​​​ 見たのはペーター・ハントケ監督「左ききの女」です。1978年の映画だそうです。​​​
​​​​​​​ ペーター・ハントケという人がビム・ベンダース「ベルリン・天使の詩」脚本家であることくらいは、まあ、知っていましたが、小説家映画も撮っていらっしゃることは忘れていました。ノーベル賞作家ですよね。​​​​​​​
​​​​ 鉄道の駅のシーンから始まって、同じ駅のシーンで終わりました。実は、このシーンが妙に印象的なのですが、映画の筋立てと何の関係があるのかわかりませんでした(笑)。3月から5月までの3カ月ほどの出来事ですが、何も起きません。立派な家に8歳の子どもと、やり手(?)の夫と暮らしていたが夫を追い出す話です。​​​​
​​ に、夫婦生活を解消しなければならない、これといった過失があるわけではなさそうですし、にも、これといった理由があるわけではありません。しかし、夫は妻の提案に従い出ていきます。夫には妻に対する腹立ちはありますが、気遣いも、また、あります。妻は、小学生の息子と二人暮らしをはじめます。生活のために始めたのは翻訳です。で、旧知の編集者とかが登場しますが、何も起こりません。子どもは母親とだけの生活に、これといって反抗したりするわけではありませんが、父親の不在は少し寂しそうです。​​
​​​ 何を見ていればいいのかわからないので、とても眠いのですが主人公の一人ぼっちの生活の姿フェルメールの絵のようで、時々、ハッとさせられます。​​​
​​​ 最後に、老いた父親と出会って会話します。謎が解かれるわけではありませんが、
​「まだ書いているの?」​​
​ という娘の問いかけに父親がうなづくシーンがありました。​​​
​​​​​​ 勝手な得心ですが、主人公のこの女性が、まあ、翻訳ということもそうですが、
​​何かを書くという生活​​
​ に親和性のある思考の人だということを感じました。夫に対しても、子どもに対しても、自分は自分で一人であることを求めている、それは「自立」というよりも「孤独」を求めるといった方がいいんじゃないかという、チョット、共感に似た納得でした。​​​​​​
​​ いかにも、1970年代後期の空気を感じさせる作品でした。チッチキ夫人とかが見ると、妙に納得してヤバいんじゃないかという気がしましたね(笑)。​​
​​​​​​​​​​​​ 主人公の女性を演じていたエディット・クレバーという女優さんは知りませんでしたが、ブルーノ・ガンツとか最近、メグレ役で見たジェラール・ドパルデューとか、ベンダース「都会のアリス」リュディガー・フォグラーとか出てきて​​
​​「おっ!」​​
​ とか思うのですが、ブルーノ・ガンツは、まあ、ですが、残りの二人は、その場面のそこで何をしているのかよくわからないところが不思議な映画でした。​​​​​​​​​​
​​​​​​ まあ、筋立てとかはよくわかりませんでしたが、父親役をやっていたハンス・シェーラーという人がよかったですね。拍手!
 それから、この映画はカメラマンロビー・ミューラーという人ですね。随所に、印象深いショットがあって感心しました。拍手!​​​​​​


監督 ペーター・ハントケ
製作 ビム・ベンダース
原作 ペーター・ハントケ
脚本 ペーター・ハントケ
撮影 ロビー・ミューラー
キャスト
エディット・クレバー(マリアンヌ:妻)
ブルーノ・ガンツ(ブルーノ:夫)
マルクス・ミューライゼン(シュテファン:息子・8歳
リュディガー・フォグラー
アンゲラ・ビンクラー
ジェラール・ドパルデュー
ベルンハルト・ビッキ
ハンス・ジシュラー
1978年・114分・G・西ドイツ
原題「Die linkshandige Frau」
2023・08・31・no112・元町映画館no202 
​​​​​​


PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ

にほんブログ村 映画ブログへ






ゴジラブログ - にほんブログ村​​​​​​
​​​​​

​​​​​​​​​​​​​​​

​​​​​​​​​​



​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.09.01 01:11:40
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X