みんなの家庭の医学 LOH症候群
テレビで『みんなの家庭の医学』をみていたら鬱病に症状が似ているけど本当は加齢男性・性腺機能低下症候群別であるというのをやっていました。たけしの~ みんなの家庭の医学ホームページより■妻の小言がストレスに!? 豹変したパートナー<実際の症例>「ねぇ、まだあそこの電球取り替えてないの!?さっき頼んだじゃない!」「あなたって本当に行動力ないわよね。もういい!自分でやる!」S・Kさん(53歳・男性)は妻から浴びせられるこんな罵詈雑言に4年間もの間、耐え忍んできました。妻から受けるストレスは、当時44歳のS・Kさんを徐々に蝕み、ついに、離婚届を用意するまでに…。ところが、妻の横暴な態度の原因が判明したことで事態は一転。実は、更年期の症状が出始めた妻が病院で処方された治療薬を全く飲んでいなかったのです。きちんと服用させるとイライラは徐々に軽減、5年に及んだ受難の日々もようやく終わったかに思えました。しかし、妻の更年期が落ち着いて数ヵ月後、S・Kさんに異変が。前なら難なくこなせていた細かい作業に身が入らず、行き詰ってしまうのです。布団に入っても不安感からなかなか寝付けず、妻に心配されても会話する気力さえない。以前にも増して焦りやイライラが多くなり、妻の前でも不平を並べるように。1年後、S・Kさんは常に焦燥感に駆られ、ちょっとしたことにも感情を抑えきれないように。異変が起き始めて3年、ついに決定的な出来事が。機嫌よく料理を作っていたところ、なぜかお皿の形に突如ムカムカ。一気に頭に血が上り、お皿を割ってしまいます。この時、妻は気づいたのです。夫の性格が、いつのまにか大きな変貌を遂げている事に…。<症状>(1)細かい作業ができない(2)寝付けない(3)イライラする(4)乱暴な性格になる<病名>加齢男性・性腺機能低下症候群 別名:LOH症候群(ローショウコウグン)LOH症候群とは?男性ホルモンの低下に伴って、イライラや認知力の低下、睡眠障害など、身体中の至るところに様々な症状を引き起こす病。これまで「男性更年期障害」と言われ、明確な診断や治療基準がなかったが、2007年に日本泌尿器科学会と日本メンズヘルス医学会が病として定義。血中の男性ホルモン量の低下を診断の基準とした。 男性ホルモンと身体の関係男性ホルモンの代表格【テストステロン】は、その95%が精巣で作られている。生殖機能の調節をはじめ、骨や筋肉の増強を促し、脳の働きを高めるなど、男性らしい身体や、精神を保つ働きをしており、男性が活動維持していくのに欠かすことができないホルモンである。通常は加齢により精巣の機能が低下することで分泌量は自然に減少していくが、時に、急激な減少が始まってしまう事も。 なぜ、妻の小言からLOH症候群に?原因は慢性的なストレス。ストレスが蓄積した体内では、ホルモンの分泌が急激に減少し、突然の変化に身体がついていけず、様々な症状が現れる。脳の働きが落ち、細かい作業ができないなどの知的活動の低下や、睡眠障害などの身体症状。さらに、自律神経をうまくコントロールできなくなった事で、イライラや抑うつの精神症状など。これらの症状は、精神疾患としてのうつ病と非常に見分けがつきにくいのが特徴で、実際、うつ病と診断された患者の中に、この病が原因だったケースも報告されている。⇒LOH症候群は、血中の男性ホルモン(テストステロン)の量にプラスして、身体症状、精神症状、性機能に関する症状が合わさって、初めて病の可能性を疑うもの。気力低下やうつ傾向に悩んだら、心療内科の他に、泌尿器科を受診することも大切です。また、身近にいるパートナーが、ご主人の言動や性格の微妙な変化を日頃からチェックすることもこの病の予防には欠かせません。恐ろしいですね~。結婚って世間様が是非にとお薦めする幸せの条件じゃなかったんですか?も~周りの人に当り散らすぐらいなら薬飲めよ。何で当り散らして平気なの?信じられない。しかも4年間も。でもこういう迷惑な人って世の中にいっぱいいますよね~。一度バイト先で明らかにヒステリーな怒り方をする人がいて、余りに反応が激しいのでいつ泡を吹いて倒れるかと思いながらその人を見ていた事がありましたよ。それで他のバイトの人達と家族がいるなら何であんな状態なのに病院へ連れて行ってあげないんだろう?明らかにヒステリー発作だよね~と話してたものです。多分、当人は自分が異常なことに気付いてないんでしょうね。それに日本人は精神科に行く事を嫌がる傾向があるし。でも私は精神科に行かずに人間関係をめちゃくちゃにしたり社会で問題を起こしたり恥をかくよりもずっといいと思うのですが。周囲の人も明らかにおかしいと思う人がいたら精神科に連れて行ってあげたほうがいいと思います。