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カテゴリ:社会の矛盾
東京新聞より 自民党総裁選に立候補した福田康夫元官房長官と麻生太郎幹事長の総裁選公約が十五日、明らかになった。 福田氏は、これまで政府が消極的だった障害者自立支援法の抜本見直しや、高齢者医療費負担増の凍結の検討を公約に盛り込んだ。 民主党は現行の障害者のサービス利用料の一割負担を凍結する同法改正案を今国会に提出する方向で検討している。 高齢者医療費をめぐっても、来年四月から高齢者の窓口負担が引き上げられることになり、民主党をはじめ野党が強く反発している。 参院で多数派となった野党側への配慮がにじむ内容といえる。 福田氏の公約の題名は「希望と安心のくにづくり 若い人に希望を、お年寄りに安心を」。 基本理念として(1)自立と共生の社会(2)ストック型の社会(3)男女共同参画の社会-を掲げている。 一方、麻生氏の公約のタイトルは「日本の底力」。 改革継続の必要性を訴えると同時に、「弱者に配慮した思いやりの政治」を進めると強調している。 高齢者医療費負担増の凍結の検討を公約に盛り込んだ、自民党の両総裁候補ではあるが、これは、参議院選挙で自民党が惨敗しなければ、最初から弱者切り捨て政策を進めていたと思われる。 参議院選挙前までの自民党の方針は、次のようだったと私は認識していましたが、間違っていたらゴメンなさい。 母子家庭への児童扶養手当一部削減 70歳から74歳の低所得者も含む高齢者の、医療費を1割から2割に引き上げ 75歳以上の高齢者向け医療保険制度の創設に伴い、75歳以上の一部に新たな保険料の負担 障害者自立支援法も、抜本的見直しをする 弱者である高齢者や障害者が、切り捨てられ、見えない障害で、苦しんでいる障害者達は、益々置き去りにされてしまいます。 自民党の惨敗が、弱者の世界にどう影響して行くのかは、私には解りませんが、自民党の弱者に対する視線が、少なくとも変ってくれる事を願います。 自民党の両総裁候補の公約が、総裁選挙だけの建て前でない事を願う、今の社会情勢を考えれば、増税は致し方ないでしょう。 自民党は、消費税を7%~10%まで引上げてくるのは、目に見えています。 消費税の増税は、高齢者・障害者達への負担を、ますます大きく圧し掛ります。 自民党総裁が消費税を上げる状況下で、果たして、公約の実現が出来るのか、「お年寄りに安心を・弱者に配慮した思いやりの政治」矛盾だらけの政治の世界に、私は疑問を、い抱きます。 いよいよ今日、自民党総裁が決まります。 高齢者・障害者に対して更なる負担の掛からない、増税を期待いたします。 私の特許製品 電気仮設ポール作成金具 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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