もうすぐ十五夜様。 月の話を中頃に少し書き足しました。
友達の田中利幸氏達のコンサート田中氏は、8年間イタリアでオペラなど声楽の修行を積んだ人で、私の個展のパーティの時には、いつも、歌付き、オードブル付きという豪華版のセッティングをしてくださる。今は、奥様と一緒に、ポピュラー・ユニット「カブー」を作っているが、行田方面では、合唱のサークルを、2つ指導している。今回は、合唱グループとヴァイオリニストの嶋村由美子さんとの共演会。平和への願いを込めたコンサートVol、2という事で、アットホームなコンサートだった。ヴァイオリンでは、イザイの 無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番バラード が、なかなか美しかった。---------------------------------♪帰宅して直ぐに、今度は、向井千秋記念子ども科学館にて、お月見会の用意。一人一品ずつ、自分の飲み物持参という事で、私は、軟骨のから揚げと、北巨摩郡白洲の清流で作られたという厚切り豆腐の白洲揚げを、ただ焼いて醤油を掛け・・・後は、ニンニクのたまり漬けと、ビール!を、作り着替えて30分で出発した。会場に着いてみると、いやあ・・・皆さん豪華豪華!散らし寿司、オードブル、お稲荷、海苔巻、手打ちうどん(これは男性)、ドーナッツ、お饅頭、揚げ物・・・もう、本当に美味しそうなものが並んでいて、その大部分が手作りでした。時間が無かったからとは云え、私の持ってきたものを出すのが恥ずかしかったです。さすが科学館のお月見会、ちゃんとお勉強のコーナもありました。勿論、内容は、月の事。月も太陽も、5円玉を手に持ち、腕を伸ばした、その穴の大きさに近いのだそうです。夕方、出始めたばかりに見える月が大きく感じる人と、感じない人がいるのも、不思議でした。私など、月じゃ無いんじゃないかしらって思えるほど、大きな月の出を感じた事があるものですから、大きく見えた事が無いという人がいるのが驚きでした。大きく見えるわけを論理的に解明すると、可能性は幾つかあるらしいけれど、周りとの遠近感やらの相対的な印象による、視覚トリック(?言葉が見つからない)が大きいのではないかという事で・・・実際の大きさは大きくないのだからと云う理論から、「大きく見えない」という、そんな風に、印象ではなく、実際の大きさとして見る事ができる人もいるのだななと、本当に驚いてしまったのです。今度、出始めの赤く大きな印象の月に出逢ったら、5円玉の穴と合わせてみよう。(*^_^*)月は、完全な円軌道ではなく、少し扁平に地球を廻るので、近い時や遠い時には、実際に違った大きさに見えるそうです。近い距離と遠い距離から撮った写真の月を、半分に重ねて比べてみたのですが、かなり違っていてこれも驚きです。私は、本当に近くにあり大きく見える月と、空気中の水分量とかでレンズ状になった状態とか、赤い色が膨張して見せるとか(赤提灯の原理)、周りのものとかの相対的な状況とかが重なって、大きく見えるのじゃないかしらって思います。(ビルの間とか、山の稜線とか、木の枝の隙間から見える空って深い青に見えるけれど、こんな事も大好き!)・・・・・と、ぶつぶつ・・・だって大きく見えるもん!火山の噴火で均一な火山灰が覆った空では、月の光の波長の一部が通り抜ける事が出来ずに、緑色に見えたりするそうです。浅間山の噴火で、そんな現象が起きるかしら?今度噴火したら、気を付けて見てみたくなりました。自己紹介様式で一人づつ語りましたが、この会では、語る人が多く・・・やはり話しの中心は、月に関する、それぞれの思いや思い出でした。科学館のボランティアの会の集まりなので、主体性を持ち来ている人たちばかりですから、つわもの多し!会は、本当に楽しく、あっという間に過ぎた時間でした。明後日、今年の一五夜の月は、子ども科学館から見ると、丁度筑波山の頂上から出る筈なのだそうです。