初めてのお買いもの!
倒れてから一人、「初めてのお使い」は、近所のパン屋さんだった。「杖突き、見守りなしでも、近所なら大丈夫!」筋肉やバランスや、対処方などを見て行ってくれた訓練士さん。周りの人たちが、表現者として生きて行けるようにサポートしてくれる。一人で出かけることを決行!暑い中を着て歩く日焼け予防の服やクリームや、パン屋さんの電話や水や、軽くても帰還できるものを用意して出かけた。途中の道では今まで気付かなかった畑の作物が、私の創りたかった人口薬剤を極力使わないで、見廻り回数が少なくなったら良いなという混植の畑だった。あちこちに虫除けのハーブや、コンパニオン植物が植えてあり、いずれも元気だ。良いなと思った。パン屋さんは思ったより近かったが、最後の階段が手すりが無くて難所だ。携帯にパン屋さんの電話番号を入れたのは、もしも一人で行けたとして、入れなかったら困ったなと思ったからだ。階段を先に上った、子供を背負ったお母さんが、「何かお手伝いすることはありませんか?」と聞いてくれた。私は「緊張すると時間がかかるので、先に入ってください。」というと、ずっとドアを開けて待っていてくれた。ありがたいなって思う。好みを知っているパン屋さんでは、「一番混ぜ物が少ないパンをください。」と言う私に、「今日は全粒粉はいかがですか?」と言ってくれ、帰りもサポートするように動いてくれた。途中で歩きたくなくなったら電話すれば助けに行くからねと言ってくれたり、私は幸せだなって感じた。近所なら一人でも大丈夫って言われたと言ったら、「お家が解らなくて帰れなくなっちゃう!」と言っていたZ氏。「此処はどこ? 私は誰?」と徘徊を楽しんでみようか。昨日は、迷子札を着けずにとんぼ返りをした とむぼ でし!