信じるものは… ミッシング・ピースその後
あんまりほっとくのもアレなので(笑)実は、上の形も下の形も四辺形であって、三角形ではありません~♪つまり、錯覚というやつですね。騙されたかた、あんまりこういうものは信じない方が…いや、それはそれで素直な性格だということでこうやってみれば一目瞭然!!上は斜辺が凹、下は斜辺が凸になっているわけですねー。ハイッ!! おしまい。で終わらせてもいいんですが、納得出来ない方のために(笑)上の形は直角三角形だとすると、ピースの数は32.5(面積の出し方と同じ)です。しかし、実際に勘定してみると、32しかありません。ということは、上の形の凹んだところは0.5ピース分です。下の形は32.5-1(空白のところ)=31.5のはずですが、やはり実際には32です。凸のところが0.5ピース分というわけです。0.5+0.5=1を下の形の空白ピース(ミッシング・ピース)のところへ入れてやると、上も下も同じ形になりますね。こんな説明でおわかりでしょうか?ではなぜ赤三角と緑三角が並んだところが直線ではないのか?この2つの形が直角三角形ならば、赤三角と緑三角は相似形のはずです(対応する二つの辺の比とその間の角が等しい)。底辺と垂直の辺の比を比べると、赤は8:3(=2.66)、緑は5:2(=2.5)となり、微妙に斜辺の角度が違うわけです。よって赤と緑の並び方で、上はくぼみ、下は出っ張るというわけです。う~~ん、なぜワタシはこんなところでマジなオベンキョウをしているのでしょう???