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テーマ:英語のお勉強日記(8007)
カテゴリ:語学学習法
『國弘流 英語の話し方』を引っ張り出して読んでいたら、シュリーマンの外国語学習法について書いてあったので、メモ。
---------------------- 彼は自らの学習方法の要点を自伝『古代への情熱』で次のように列挙しています。 非常に多く音読すること、 決して翻訳しないこと、 毎日一時間をあてること、 つねに興味ある対象について作文を書くこと、 これを教師の指導によって訂正すること、 前日直されたものを暗記して、つぎの時間に暗唱すること 彼は、主に小説を何回も朗読して暗誦したそうですが、フランス語の時に暗誦した物語を、ロシア語やギリシャ後の勉強にも使ったそうです。 つまり、『坊っちゃん』の英訳を使って英語を、独訳を使ってドイツ語、仏訳でフランス語を勉強するようなもの。(⇒ラジオ講座も、基礎英語と同じ内容で、イタリア語・フランス語・スペイン語・韓国語、ロシア語などで、やってもらえるとうれしい) -------------------------------- 自分の興味のあること、関係のあることに関して文章にする、そしてそれをチェックしてもらって、暗記する というのはとてもよさそうですね。 普通、よくやる「重要な単語・熟語、文法事項を含むけれども、あまり自分とは関係ない短文を暗記する」という学習法に比べると、覚えやすいし、役に立ちそうな気がします。 -------------------------------- 竹下和男の良書との出会い 第17回:語学の達人たち(3):「シュリーマン伝」 ルートヴィヒ著・秋山英夫訳 http://www.jmca.net/booky/takeshita/ryosyo17.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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