盗られてたまるかぁぁぁ!!!
昨日、某紳士服専門店でワイシャツとネクタイ、そしてベルトを買ってもらった。数少ないワイシャツを毎週着回しているため、酷使されたワイシャツ君たちはみんなくたびれてしまい、いつも泣いている。しかし、そんな状況でもおいらは「もっと働け!」と言いながら容赦なく着回す。そんな超ドSのおいらにあきれたのか、もしくはあまりにワイシャツがヨレッているのでみっともないと思ったのか、マイハニーはおいらの首根っこを掴んで、だだっ子のようにイヤがるおいらを某紳士服専門店に拉致したのである。そして新たに着回される可哀想なワイシャツを5枚、そしてネクタイ3本、ベルト1本を買ってくれたのであるが、現在キャンペーン期間とやらで、帰り際くじを一回引いてくれと店員さんが言う。不幸にもおいらもマイハニーもくじ運はすこぶる悪いので、買い物に付き合わされていたチビざるが1枚引いた。チビざるは過去もくじ引きで良い賞を何度か当てており、ファミリーの中では最も強運の持ち主である。箱の中から対して真剣に選んだ風でもなく、取り出したくじを開けてみると、それがなんと、1等賞!!でかした、チビざる!!ハワイ旅行か!!それとも現金100万円かぁ!?と、喜び勇んで興奮していると、「当店でご使用いただける5,000円分の商品券です♪ 有効期間は今月一杯ですので、またお買い物にいらしてください」と言って、5,000円分の商品券を渡された。ハワイ旅行でも現金でも無くちょっと残念だったが、マイハニーとまたこの5,000円でおいらの着回しの犠牲となるワイシャツが買えるね!・・・なんて言いながら帰路に就いた次第だ。ところが、どうやらこの商品券を狙っている輩がひとりいたのである。「あそこの店には、僕が着れるような服は無いの?」あれはワシが獲った商品券だから、勝手にワイシャツを買うとか、何ひとりで盛り上がってんだ・・・とばかりの口ぶりでチビざるが挑発してくる。「いやぁ・・・あそこは紳士服専門店だから、子供用の服は無いよ」商品券を盗られまいと応戦する。「・・・でも、僕が好きそうな服があったよ」・・・。まったく聞きわけのないヤツである。「アレは大人用だから、まだチビざるには大き過ぎるんじゃない」しかし、アレはワシの商品券だとばかり、食い下がってくる。「じゃあ、DUNLOPのジャージがあったよ。あれも格好良かった。アレなら着れるよ!アレがいい!!」盗られてたまるかぁぁぁぁ!!!