環境問題、国連安保理の議題に
昨日の日経新聞によれば、2月17日午前には、ニューヨークの国連安全保障理事会でとうとう、温暖化がもたらす国際安全保障への影響が討議されたという。温暖化、あるいは、環境問題は、関連性を考えた時には、資源=エネルギー=環境問題IREE(issues of resources, energy, and environment)と言うべき問題であり、安全保障の問題になるのは当然の事であるが、表立って、安保理で取り上げなければならない程、問題が顕在化してきていることは大変な事である。これから21世紀後半にかけての人類の行く末は、IREEそのものだけではなく、安全保障(Security) に関わる事態にまで、IREEが進展してきてSREE(securities for resources, energy, and environment)が一体的な問題として考慮されなければならない事を示している。日本政府もIREE と SREE を一体的にとらえたビジョンをこれからの、国策と、国際的アイデンティティとして取り上げてゆく必要があろう。憲法改正、道州制、行財政改革などを期に、こうしたビジョンを提言し、体現してゆくことが必要であろう。