読書日記。
最近、はかどっていません…。●百田尚樹「ボックス」“永遠の0”が面白かったので、同じ作家ってことでこの本を買ってたんだけど、いろいろあってそのままになっていました。そしたら映画化??これは、早く読まなきゃ。あわてなくても、読み始めたらグイグイ引き込まれてしまう。男と男の友情、成長、挫折…そしてちょっと恋愛。これぞ、熱い青春ストーリー。読後もさわやかな感動に包まれます。心が疲れているときに読むと元気になります! ●筒井康隆「家族八景」「七瀬ふたたび」(再読)七瀬三部作といわれる作品。本の整理をしてたら出てきたのでついつい読んでしまいました。それも、2冊も。本の整理は…もちろん滞っています。そういうこと、あるよね?かなり古い作品なのに、今読んでも新鮮。人の心を読めてしまう七瀬。「家族八景」七瀬を通して見た様々な家族の物語。人の心が読めてしまう故の苦悩や葛藤、孤独…。読めば読むほど怖い。「七瀬ふたたび」孤独だった七瀬がほかの超能力者と出会い、国家権力と戦うことに。ハラハラしながら、一気に読んでしまいました。特殊な能力をもったがゆえの孤独、悲しみ…。何度読んでもラストは泣けます。 ちなみに、ドラマ化は何度もされているようだけど、私がみたのでは岩淵恒夫役を谷原章介がやっていたのよね。当時は無名(私の中では)だったんだけど、もの凄くかっこよくて深夜なのに欠かさずドラマを見てたのを覚えています。今考えると。役の影響もあるかも、だけど。なんだか、懐かしくなりました。