0-66 試合放棄申し出る 高校野球埼玉県大会
2回途中0-66、試合放棄申し出る…高校野球埼玉県大会ー2008年4月16日スポーツ報知熊谷公園球場で15日に行われた高校野球春季埼玉県大会北部地区予選1回戦、進修館―川本戦で、川本が0-66の2回裏1死から試合を放棄する出来事があった。試合は規定により、進修館が9-0で勝利した。けがなどによる部員不足での試合放棄の例があるが、申し出による試合放棄は極めて異例の事態だ。 川本は先発投手を含む2人が正式部員で、他部からの助っ人を集めて今大会に出場。初回に26失点、2回は1死までに40失点していた。先発投手の球数が250を超えたため、健康上の理由から飯田貴司監督が大会本部に試合放棄を申し出た。 飯田監督は「このペースだと4回で500球近く投げることになる。他の選手も集中力を欠くことで、けがの危険性があった」と苦渋の決断だったことを説明した。以上報知新聞より引用埼玉県立川本高校は、統廃合のため、平成20年度から生徒募集停止になり、今は、2年生と3年生しかいないそうです。野球部員が2人しかいないのも、頷けます。他のスポーツ部から助っ人を集めて挑戦したその姿に感動しました。