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カテゴリ:恋歌
月の光
ひそやかに来て 語らひぬ 汝が思う人の 面影みよと 「幻の華・几帳のかげ」 昨夜のこと 物想いにふけっている私は はっと気づいた。 密やかな声が私を誘っている ふらふらと庭に出でて夜空を仰げば、 冴え冴えとした月の光が静かに語りかける。 恋しい人の面影を追うときは 我を仰げよ 我に祈れよ と・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今朝の朝日新聞に石川啄木の特集がでていて 驚いた。 朝日新聞の記者であったそうだ。 1/16よりんさんとうか7722さんのプログで取り上げられてて 過酷な啄木の人生に興味をもったばかりだったから・・・ さんとうか7722さん1/16の日記 このシンクロに、心底驚いた。 最近、私の身辺にはこの手の偶然?が多発している。 先んじて恋のあまさと/かなしさを知りし我なり/先んじて老ゆ 啄木 今から別府方面へ子供と出かけよう。 行き当たりばったりのドライブなので、 どんどん出発が遅れている。 いそがないと日が暮れて、例の月が出てしまう。 別府には白蓮の別荘があり、幻の華・湯の里 にも20首ほど詠んでいる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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