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カテゴリ:恋歌
我が背子と ふたり見ませば いくばくか この降る雪の 嬉しくあらまし 万葉集巻八・一六五八 あなたと いっしょに 今夜の この雪を 一緒に眺めたかった・・・ 愛しい人と 二人であったなら どれ程 この降る雪が 嬉しく思われるでしょう・・・ 光明皇后(こうみょうこうごう)が、聖武天皇に贈った歌。 藤原不比等(ふひと)の娘であり、 光かがやくように美しい ということから光明子とも呼ばれる。 慈悲深く行動的で、施薬院・悲田院をつくるなど 貧しき人々への救済活動を率先して行なう。 しかし、この歌では、、 一人の妻として、女性として、 夫に対する愛情を素直に素朴に 詠んでいて とてもほほえましい。 ・・・・・・・・ あっという間に2月に変わった。 この一月の速かったこと! 家の荷物の片付けも、ほとんどすすんでいない。 捨てても捨てても、後からあとから 色んなものが出てきて、 ついつい、読んだり、 思い出に浸ったりするので、 作業がはかどらないのだ。 それでも、冷蔵庫は博多の知り合いに、 電子レンジは 近くの友人にもらって貰えるなど、 それぞれの行く先も 段々と決まりつつある。 車は、しばらくは、大阪とこの山里の二重生活となるため、 おいておく事にした。 今日は久しぶりに、地元の手作り作家たちを訪ねて、 竹雀庵の拠点を大阪へ移すことを報告。 そのうちの一人、幸子さんの作る古布の巾着は、 可愛くてなかなか評判がいい。 汀工房製のすす竹のペンダントの紐を古布で作ってもらおうとお願いしてきた。 いずれ、楽天で販売したいと思っている。 でも、写真では、実物のよさはなかなか伝わらないようだ。 彼女の集めたたくさんの古布や、 古い着物や帯を見せてもらったけれど、 色んな種類があって、 わからないことばかり 勉強不足をつくづく思い知らされた。 明日から平地でも雪が10センチ近く積もるとの予報。 雪が大すきな子供のためにも、 どうぞ予報があたりますように・・・ 朝目覚めた彼の目に、一面の銀世界が飛び込みますように・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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