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カテゴリ:恋歌
月前恋を
恋ひうれへ ひとりながむる 夜はの月 かはれやおなじ 影もうらめし 玉葉集・1485 恋心に憂いながら 一人で眺めている 夜半の月 光よ 変わって・・・・ あの逢瀬の夜 空に輝いていた 月の光と同じだなんて・・・ 逢うことも叶わぬ今となっては 凍りつく蒼い月影が一層美しいのも それさえも、ただ恨めしく、切ないばかり・・・ ・・・・・・・・・・・ しばらく更新を休んでいたのは、大阪に出かけていたから、 新居には来月は入居できるので、 ホテルに泊まる必要もなくなる ということで、 人気の大阪のホテル回りを楽しんできたのでその御報告。 今回は、ザ・リッツ・カールトンとリーガロイヤルの二つ。 ザ・リッツ・カールトンのほうは、若い女性に人気があるのは無理もない。重厚なインテリアで、ロビーにも暖炉があったりして雰囲気が最高。日本ではまだ大阪にしかないとのこと。 ティーラウンジでは、バイオリンとピアノのミニライブがあってたりして、とても楽しめた。 お部屋は、角部屋だったので、窓が大きく、淀川が見えたりして居心地も最高。 アメニティもかなりの充実度。 但し、裁縫セットのはさみが、使わないうちにばらばらになったのには、あきれてしまった。100円ショップにも売っていないほどの粗末なものだった。 リーガロイヤルのほうは、関西の玄関口とのことで、伝統と格式の歴史あるホテル。以前に、リーチバーには行ったことがあって、今度は泊まってみたいと思っていた場所。 バスルームは、阪急インターナショナルなどの新しいホテルとは比べ物にならない程狭い。 しかし、いいお部屋が取れていたので、居心地はよかった。 夕食は東京竹葉亭での鰻づくし、 かの斉藤茂吉がご贔屓にしていたお店らしく、ダイエット中だということも忘れ、もりもり食べてしまった。 その後楽しみにしていた、リーチバーへ行く。 バーナードリーチ設計の竹の壁や、椅子などどれをとってもこだわりの物ばかり、竹好きのすみれ想はそっと飴色の竹を 触ったりもしてみた。 BGMを一切流さないのがまた新鮮で これぞ大人のバーという雰囲気、 前回は、十代とおぼしき子供たちが多数入っていたので、 残念だったが、 今回は、一見大人ばかりの客層だったので、落ち着くことができた。 民藝派の著名な作家たちの作品がづらり並んでいる。 パンフレットを2冊もらってきて、 今度、大阪ですみれ会を開くことがあったら、このホテルを 候補にしょうと決めた。 老舗の魅力か、底力か?すごく気に入ったホテルだった。 朝出発前にお茶を飲んだ広々とした和風のティーラウンジも 好きな場所になりそう 大体、田舎者のすみれ想は狭い所は息が詰まってしまう。 天井が高く、広々した場所を好むのだ。 今、広々とした、田舎の我が家で日記を書いている。 空気もきれい、空には満天の星。水も名水ときている。 お米もおいしい。人情は濃いい(濃いすぎるところも?) しばらくは大阪とこの山里の二重生活。それぞれのよさを満喫できればうれしい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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