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カテゴリ:恋歌
梅の花を折りて人に贈りける
君ならで たれにか見せむ 梅の花 色をも香をも しる人ぞしる 古今集・38 貴方以外の誰に 見て欲しいと想うでしょう 匂い咲くこの梅の枝を この花の色をも 香りをも 趣のわかる貴方だからこそ・・ わかってもらえるだろうと お贈りするのですよ 紀貫之の従兄弟で三十六歌仙の一人。 小倉百人一首の歌は名歌として有名。 さくらの花のちるをよめる 久方の/光のどけき/春の日に しづ心なく/花の散るらむ 桜の季節も待ち遠しくなるすばらしい歌・・ 梅もいいけど、やはり桜が好き、 特に夜桜がいい さらに、山桜もいい・・・ ・・・・・・・・・・・ 我が家の梅の木は、昨年、剪定されすぎて、 とうとう花芽がつかなかった。 素人同然のシルバー人材センターのおじさまが、 切り刻んだせいかと、不安な気持ち・・・ 来年は大丈夫かなぁ 相変わらず、荷物の整理が続いている。 もう悠長なことは言っていられない。 パソコンに向かう時間も、惜しい 毎日だ。 いよいよ、古い手紙や日記、手帳などが 続々、古いダンボールの底から現れてくる。 日記に関しては、若かりしころの私が、なんやかやと 書き綴っている。 当時はそれなりに、悩んでいたのだろうが、読むに 耐えない、粗末な中身なので、思い切りよく、 ぽんぽんと、ゴミ箱行きとなる。 きれいさっぱり、過去への執着はなくなっているのだ。 それに引き換え、昔の手帳は面白い、 まったく、記憶にない人の名前がところどころに 出てくる。 一体、どういう関わりがあった人なのだろう? 日記のように、ぐだぐだとではなく、簡単に日々の 行動をメモしているのが、わかりやすい。 これは、捨てずに残しておくべきだ。 冷蔵庫の中身も整理しているが、 数年まえに、お隣の奥さんに教えてもらった 桜の花の塩漬けが、その名のとおり 塩漬け状態で発見された。 八幡様の境内に咲いていた濃い色の牡丹桜を 葉っぱと共に漬けたもの そのまま、処分も考えたが 大阪に、小分けしてもって行くことに決めた。 手作りのさくら湯なんていいかも 淡いピンクの色でほのかな香りも残っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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