ベトナムの結婚式
22日にも書きましたが友達の結婚式のためにベトナム旅行に行ってきました。友人(男)が日本人、奥さんがベトナム人です。私ともう一人が友人代表と言うことでベトナムに行って参りました。まぁ、どの国でも一緒ですが結婚式の朝というのはバタバタしております。新郎は我々と屋台にブンチャーを食いに行く余裕があるのですが、新婦は2時間かけておめかしです。もともと、かわいらしい奥さんだったのに化粧しすぎて誰だか分かりません。ベトナムには「ナチュラルメイク」と言う概念はないのか?まぁ、我々は前祝いと称して3日前から酒盛りをしておりちょっとばかり熟柿の香りをさせつつ結婚式に参加です。でも、これまたたいそうなことに新郎が新婦を迎えに行くところからビデオ&カメラ撮影です。我々新郎側の人間はホテルの一室に集まって豚の丸焼きやら花やらケーキやらを前に記念撮影。そこから、新郎は一人タクシーに乗せられその前をビデオカメラマンがバイクの後ろに後ろ向きになって新郎を撮影してダナンの町を一周します。新郎の車は飾り付けされているので一発で結婚式と分かります。名古屋もビックリ(きっと勘違いしている私)?の結婚式大パレードです。本人には確認しませんでしたが、相当こっ恥ずかしいと思われます。で、しばらく走ったあと新婦の自宅へちなみに隣は棺桶屋さん結婚式するときくらいは店閉めてくれよ~と言いたくなります。が、その辺が東南アジアのおおらかさ?です。新婦の親族(メチャメチャ多いので新婦本人も知らない人がいる)の代表がなんちゃら挨拶です。当然、我々はベトナム語が分からないので、ボヤ~~~としてます。次に新郎の父親の挨拶。こちらはよく分かります。で、しばらくしたら二階の仏間?で式が執り行われます。ここら辺は仏教国であることが分かります。で、また、元の部屋に戻って親族から、二人へプレゼント合戦。指にいっぱい指輪をつけられていました。サイズが少々小さくてもぐりぐりはめるのがおおらか?で微笑ましいです。で、式が終わったら披露宴会場へ披露宴はダナンでの中でも立派なレストランその入り口には等身大の写真が飾られています。友人ながら、恥ずかしい…。ちなみに、写真はリタッチしまくってました。これも少々恥ずかしい。披露宴は生バンド付きです。たまたま座った席の隣のおっさんがメチャメチャ陽気でタイガービールを飲みまくりました。もう、開催の挨拶も何もなくいきなり"yo"だの「乾杯!」だのやってましたま、我々の席だけですが…。その勢いに釣られて、周りも乾杯の嵐。トイレに行ったら、詰まってましたf(^_^;。その夜に日本に帰ると言ったら、かなりブーイングが出ました。ベトナム人いい人ばっかりです。ちなみに、式の途中から記憶が無くどうやって、レストラン→ホテル→ダナン空港→タンソンニャット空港の移動を完遂したのか全然分かっておりません。ちなみに、ホテルでは床で発見されたそうです、私。タンソンニャット空港で飛行機を待たされている内に記憶が戻ってきましたが、完全に島状記憶喪失です。でも、なんだか楽しい記憶だけが残ったベトナムの結婚式でした。おそらく、二度とベトナムの一般家庭に結婚式で上がり込むことはないと思いますが、相当貴重な体験が出来ました。結婚した二人には幸せになって欲しいものです。