650275 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ないものねだり

ないものねだり

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2010.03.14
XML
カテゴリ:物申す

最近の日本は、若者だけじゃなく中高年の間でも"活字離れ"が進んでいるといわれてるけど、実際、活字離れはここ数年で少し解消されつつあるし、むしろ今は中高年の活字離れの方が深刻だと思うのは砂天狗だけだろうか?

それに、マスコミを含めて社会が活字=本と勝手に思い込んではいないだろうか? こうして、砂天狗の不人気・不謹慎なブログだって活字で記されてる。(かなりの悪書だが...笑)

砂天狗自身は、一番読んだ10代の頃なら月に10冊ぐらいの本を読んでた。 今でも新聞は毎日2紙。 仕事に関係するから女性誌は月に10~20冊、文庫本はあまり読む時間はないけど3冊~4冊ぐらいかな。ノート

砂天狗は、立場上よく採用面接をするけど、面接の際に応募者に必ず聞くのが『最近、どんな本を読みましたか?』ということ。少し前までは『何も読まない』と答えた若者が多かったが最近は変わってきた。 エリカの面接のときは『携帯小説を100以上!』といってたよ。(笑)

問題は、活字や読書離れではなくて"質"だと思う。 若い時期は、実業家や政治家、企業でバリバリ働いている人なんかに直接会って話を聞く事なんか簡単にはできないから、貴重な経験は文字で学ぶ。 最初はこれが一番なんだ。 世の中の誰かの経験を、活字で学んだところで自分には決して当てはまらない。 逆に、真似をして挫折を感じたりもする。

そのギャップを埋めるのが、生きるうえでの自分の本当の学びなんだと思う。インパクトのある本との出会いや受けた感動、違和感や反発... そうこうしているうちに、人はヤリたい事や何かにブチ当たる。 それが人格形成だと砂天狗は思う。

アメリカの市場調査によると、本や新聞、雑誌など活字媒体を読む時間は、調査対象30か国の平均が週6.5時間だった。 また、活字媒体を読む時間の上位5カ国は、新興国インドが週10.7時間、タイ9.4時間、中国8時間、フィリピン7.6時間、エジプト7.5時間。 逆に下位の5か国はイギリス5.3時間、ブラジル5.2時間、台湾の5時間、日本4.1時間、韓国の3.1時間となっているそうだ。わからん

この統計で判る通り、読書の学力への影響はある程度は裏づけられるけど、まだ確信を持って『ある』とはいえない。 やっぱり『質』の部分が大きいような気がするよね。

けれども、同調査ではテレビ視聴やラジオ聴取時間、インターネット利用時間も同時に調べているけど、読書時間下位の台湾と上位のタイが、インターネット利用時間の1位、2位で、日本はすべてのジャンルで下位にいるんだ。(情報音痴確定?)わからん

これを総合すると日本の現状が見えてくる。 つまり、日本の場合、読書率はやや改善しているものの、本にせよ雑誌にせよ、メディアからもネットからも情報を得る機会が少ない。わからん

それは、そのまま世界の中での日本の有様を反映しているように思うんだ。 社会は言語文字による情報伝達で成り立っている。 つまり、物事の何を伝えるしても、何を学ぶにしても、すべて言葉活字からはじまる。

今、日本の教育のあり方が問われているけど、学力判断の物指しとなる試験も、問題は活字で記され、問題文章として理解しなければ解答なんかできない。 極端かも知れないけど、読解力が人生の分かれ目となるんだ。ひらめき

活字離れは、亡国の通過点だ。ひらめき 

読書に教育効果を見込む保護者が多いこともあって、小学生の読書量は2000年代に過去最高となったりもしたけど、総務省統計局の社会生活基本調査によると、趣味としての読書の行動率は86年以降40%前後で推移しているが、1年あたりの平均行動日数は86年の103日から2001年の85日へ次第に減少している。

つまり、自分の意思で、知識を身につけようとする意欲が減退しているとしか考えられない。活字離れを日本語の乱れ考える力の減退といった他の現象と関連づける言論は多いけど、近い将来の日本のGDPやモノづくりに影を落とす日は近いと思う。わからん

歴史の中で、日本は、外国から学んで独自のアレンジを繰り返して文化を成立させて来た。ひらめき すべてはマネから始まり、基本や原理を吸収して改良を施したのが日本のモノづくり。 日本人は手先が器用なんじゃなくて、理解力が優れていたんだ。 だからMADE IN JAPANがブランドとして世界に認められた。ひらめき

物事には、必ず基本とか原理がある。 それを学ばなければ、基本や理念の学習を度外視しては、新しいクリエイティブは成立しないんだ。わからん

ネットでも何でもイイから、自分の興味を満たす吸収と学習行動をしなければ、日本人の脳は錆ついてしまう。 ただし、砂天狗のブログは幾ら読んでも、何の勉強にも生きる指標にもならないけどさぁ。(笑)

先月読んだ中だと、東野圭吾の『白夜行』と越智啓子の『人生のしくみ』なんかがお薦めだよ。ひらめき

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.03.14 21:22:46
コメント(8) | コメントを書く
[物申す] カテゴリの最新記事


PR

Profile

砂浮琴

砂浮琴

Calendar

Headline News

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.
X