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ないものねだり

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2011.01.17
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カテゴリ:物申す


仕事の打ち上げで




遅くまで 一緒に笑い合ってた仲間たち...




ほろ酔いで部屋に辿り着き




眠りに就くまでは すべてが身近にあった




そんな




自分の周囲に さっきまで存在した ごく当たり前の日常が




1分足らずで 目の前から砕け散った




光のない 暗い闇の中に放り出され




色彩のない 夜明けに絶望した




あのとき 現実とは思えず




誰もが 自分に起きた出来事を直ぐにはのみ込めなかった...




受け入れ難かった...




だけど




受け入れなければ 何もはじまらなかった




今も耳に残る




闇の中に聞こえる うめき声 泣き声




助けを求める最期の声




血の匂いと炎 埃まみれの髪 汚れた服 




そして




空っぽの心...




灰色の瓦礫から16年




町並みは 外観を取り戻した




ある人は 奇跡の復興だという




だけど




一変した暮らしの中で




神戸の誰もが "失う"という言葉の




本当の意味を知った





震災犠牲者の80%が、建物の倒壊や家具の転倒による圧死だった。あの日、6,434人が命を失い、4万3,792人が負傷。未だに後遺症に苦しむ人も数多くいるという。


被災した病院も少なくなく、救急スタッフの不足、負傷者の殺到、通信網や道路の寸断、行政の判断の遅れで、助かるべき多くの命が失われた。


神戸の教訓は十分には生かされてはいない。民主党は、子育て支援や高校の授業料無償化を優先し、公立学校の耐震化予算を6割削減。全国の学校で震度6強の揺れで倒壊の危険がある施設が未だに20,000棟もあるそうだ。友愛という政治理念は、いったい誰を友とした、誰のための愛なのか...


今...未来を語り、真の日本再生を目指すというなら、人気獲得の"ばら撒き"は根絶して、必要な人に、必要なところに、必要な支援ができる政治をするべきではないのか。それが政治家の政治家たる本分ではないのか。






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Last updated  2011.01.17 21:55:11
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