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2011.07.16
カテゴリ：言霊の宿る国の言語学
 うちの母親からの電話は、いつも意味不明というか理解不能な会話が多くて困ってるんだ。 認知症が出はじめた父親のいうことはもっと解らないけどね。 何となく必死な感じは伝わってくるんだけど、とにかくいいたい事が解らなくて、二度聞き・三度聞きしないと理解できない事が多いんで運転中はメッチャ困る～。（汗） 今日も、クルマで外出中に母から電話が入って、「あのなぁ... 節電したいからサンキューレーダーが欲しいんよ！」と。 キタキタァ～！ 例によって、砂の"謎解き"がはじまった。 サンキューレーダー？？？ 産休レーダー？？？ レーダー有難う？？？ 解らない... て、手強い... 「え？ 何？」今回は、何度聞いても母は「サンキューレーダー！」と繰り返すだけ。 ヒントは節電というキーワードだけ。 「節電でサンキュ～♪」は東京電力。（笑） 面白いキャッチコピーだけど...違うよなぁ。 母のいいたい事が、まったく読めない... 仕方ないから「どうやって使うん？」と、ヒントを拡げるために色々と聞いてみた。 母がいうには、どうやらエアコンと一緒に使うらしい。 「サーキュレーターやんか！」 母：「そやから、さっきからいうてるやん！」 砂：「全然違うやん！」と、関西人気質のボケとツッコミ。 こうして、砂は今回も母の難解な言葉の謎を解いた。 夕方、操作ボタンが少なくて年寄りが使いやすそうなのを、ホームセンターで7,980円で見つけて購入した。 節電はこの夏のテーマだけど、高齢者は節電意識が強いだけに熱中症にもなりやすい。 それに、エアコンだけを点けていると、どうしても冷気は足元に滞留して部屋は均一の温度にならない。 サーキュレーターを使うと、空気が掻き回されて冷房効率が上がるから節電になるよね。 さてさて、うちの両親のトンチンカンな伝え方に遭遇する度に、あの両親の息子が、販促や企画の"コンサルティング"なんかしててよいのかと、砂は時々不安になる。（笑）       お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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