契約更新
大変私事の話です。とても長い。自分でも何を書いたのかわからない日記になります。私のアルバイト先は半年契約の契約書を交わしている。契約更新の時期は9月と3月の年2回。今年の4月中旬から働き始めたので初めての契約更新だ。今日、店長に呼ばれた。内容は「契約更新」の話になった。「今後の契約について契約内容が変わります。以前は週40時間という契約だったが次の契約は週30時間の契約にしたい。今の人員、売上ではそれ異常は厳しい」との話し。店長自ら「以前みたく契約書と内容が違うという事は内容にしたい。ただ、仕事柄保険をかけているので、実際には130~140時間位の労働時間にはなると思うが、最低120時間という契約で結びたい。今はその時間しか保証できない」と言ってきた。保険加入者は皆一律120時間契約にしたいそうだ。120時間って・・・一般的な会社の扶養に入ってる人の労働時間じゃないか。保険惹かれれば手取りは85000円位。ハ・ハ・ハ・・・(乾)保険に入ってる常勤の人とこの話になったのだが、「店長がよく考えないで人を採用した結果だよね」と言う意見は一致。今までどうだったかというと…店長は販売責任者が「昼の12時前後に3,4時間働ける人か早朝2,3時間の短時間の人を欲しい」と伝える。だが、店長は来た人がよさそうな人間なら、その人の希望をハイハイ聞いて採用。だが、その人の希望は保険付のつき160時間以上を希望する。それが私であり、私の後に入った二人もそうだった。そのツケが今、確実に労働者である私たちに回ってきている。常勤のKさんと二人で(私も常勤だけど)そんな結論に達した。お互いこれからは…どうするか未定である。保険をかけてくれるどころか、週2,30時間しか働けない求人が圧倒的な街だからね。アルバイトといえども、都会と違って簡単に転職というわけにもいかない。だが、一つだけ改善っつうかな・・・された点がある。それは「以前に比べれば事前に話をしてくれた」という点だ。今までは何も言われないから来月も同じ時間働けるのだなと思ったら、月末、シフト発表の時にビックリ!!皆、労働時間が半分近くに減らされていたとかいう事もあった。また、いきなり説明も無く、会社から10万円近く給料を引かれていた人もいた。(これは会社が一部の労働者に対して社会保険未加入だったのだが、未加入分、遡って請求されたらしい)普通は…そういうのって一言あると思う。私の過去日記の「「納得いかない」 もそうだった。でも・・・正直言えば「納得いかない」でやった事を考えると私の契約は打ち切られるかな…とも思っていた。会社からすれば「うるさい奴だ」といわれるのがオチの話なのだから。(だが、私は間違った事はしていないと思っている。でも自分は「不器用」だと改めて思った出来事でもあった…)今日の帰り道、製造の40代の主婦Aの人と話をしたのだが、その人と私の意見というのは天と地ほど違った。その主婦の人は「あんまり主張すると自分の首しめるよ」と私の事をいう。確かにそうだろうね。だが、その人は「雇ってもらっているのだからサービス残業だってやるし、会社が時間減らせといったら契約書と違っても黙って従うしかないじゃ無いか。また、仕事が出来るようにならないと(店長クラス並みの仕事が出来ない限り)会社が理不尽な事を言って気にいらなければ辞めるしかない。」という。更に続く。「でも、この街は本当に仕事が無い。ぢゃるさんは30代だからまだ良いけど、私なんか転職も探したけど、本当に無いよ。そういう怖さもある。だから、会社に怖くて今後自分のシフト希望なんていえない」全く…私と違うタイプだ。私からすればその人の意見を一言で言えば「泣き寝入りすれ」と聞こえた。いや、仕事を失いたくないという気持ちはわかる。だからといって、なんでもかんでも従うというのか。アンタみたいなのがいるからいつまでたっても日本のパートアルバイトの環境は何にも変わらないので無いか!?と皮肉の一つも言いたくなった。だが、40代という年齢からくる「いつリストラされるだろうか」という不安を考えるとそれはいえなかった…。だって、30代の私ですらそれは思う事なのだから。。。だが、面白い。もう一人製造に40代の人がいる。この人も主婦だ。(Bさん)今一番危険なのがこの人。店長はこの人をクビにしたいのだ。その人をクビにした後継ぎを私にさせる予定だったら・・・・らしい。(製造)だが、いま、製造に新しい経験者がやってきた。その人は「私も来月いっぱい残れればいいだろうね。」というので、販売で募集してるから是非来て下さいと私はいったのだが「こんなおばさんだけど、やる気になればなんとか仕事見つけれるよ。店長にも本当腹を立ててるし、もういいわ」といっている。AさんとBさんは二人とも40代前半。1歳違い。二人とも子供は同世代の男の子が3人。全くよく似ている環境だが、これほど転職に関しての考えが違うとは…ちなみにBさんは私の考えと非常に近い。自分が40代になっても…きっと不器用のままなのだと思う。去年の暮れに私はブログにこう綴っている。>そして、もう、闘う人生はイヤだなと思う。ゲームですら闘いたくない。臆病と言われても闘いたくない。(「今年1年」 ↑戦いたくないと綴っていました。そう、去年よりは随分静かに我慢しています。でも、そういえば8年前にも会社が清算になり、そのときにずいぶん揉めました。労働基準法違反だらけでした。でも、みな陰口ばかりで誰も口を開かなかった。ほかにも・・・色々ありすぎて皆ビックリする人が多い。労働問題一つ採っても「そんな会社あるんだ!?」という。そういう人達は大抵社員やってる連中とか、大卒ばっかりなんだけどね(苦笑)だが、多分私も静かな人生を送れたのだろうと思う。私にとって「静かな人生」というのは「泣き寝入りの人生」とも言い換えれるかもしれない内容でもあったが。ずっと引っかかっていた。前回、契約書相違の件で店長に怒鳴った事がずっと引っかかっていた。「間違ってはいない・・・」と思っても引っかかっていた。「黙っていればいいのに」そういう批判も製造の人からはあった。何故、自分は間違った事をいってないのに非難されるのだろう?そう思った。怒鳴った事を非難されてるの出なく、契約書と労働条件が違うという話を切り出した事を非難する人がいた。(以前に私は契約書と話が違うと店長に言った事がある。「納得いかない」 )だが、一つだけ改善した風に見える。契約書の事できちんと事前に同意を求めてきた事だ。どうせすぐにこんな約束は無くなるだろう。でも、一瞬だけでも…同意を求めてきた。泣き寝入りはしてはいけない。アルバイト・パートだからといって泣き寝入りはしてはいけない。20代の時にあまりに恐ろしい出来事が起き、それ以来フリーター人生を歩む事になった。会社と、そして社会と戦ってきた20代だった。(大きい事やら小さい事やら)戦ってきた結果は必ずしも伴わない・・・そうして私の20代は終わった。そして、30代、また新たな出来事がいくつか起きた。大半が行動に伴う結果は出ないが、今回のように小さな小さな事でも結果が出たことに喜びを感じる。たとえ一瞬だけかもしれないがとても嬉しかった。不器用を超えて馬鹿な人間だと自分の事を思った。