職業訓練体験談1
タイトル通り、まずは職業訓練校に通った体験談を書きたいと思います。何回かにわける予定です。そして、この経験も踏まえて、ニート、フリーターについて思う事を書いていきたいと思います。興味ない人は数日読み飛ばして下さいね^^;ってか、誰が読んでもつまらないと思うけどね。長いしさ・・・、支離滅裂だしさ・・・><今回は職業訓練校について。何度か書いてきましたが、先月末で職業訓練校を終了しました。人生で3度目の職業訓練校でした。何故3回も・・・とも思われるかもしれません。そう、受かるにはコツがいりますが、不正をして入ったわけでもないです。正当に入学しました。後は「運とタイミング」がよかったです。そう、3回とも定員割れを起こしていましたから、誰でも入れる状況でした。そのコースを希望したら誰でも入れるコースでした。「とにかく勉強したいのですが、どのコースが合格率高いでしょうか」と遠回しに聞くのも手段ですね。1度目に通った理由:会社が清算した時でした。あの当時、パソコンを触った事無かった私、でも「これからの時代はどの業種でもパソコンが必要」という事を強く感じていました。でも、いつもギリギリの生活をしていたのと、バイト先のシフトは朝5時~夜中の1時までのランダム交代制の仕事で4年勤めていました。習い事なんて出来ませんでした。1日15,6時間の仕事でした。会社が清算になり、失業保険もすぐに出ました。職業訓練校の事は何かと話には聞いていました。ハローワークの人に相談して、決めたのが1件目です。ですが、この1件目、「パソコン未経験者OK」とうたっていたのに、実際に集まった人達は「SEやらパソコン歴○年やらaccess、excelやらが大得意です、シスアドもってますw」やら・・・要はね、皆、パソコン初心者なんかじゃないんですよ。現場でバリバリパソコン使っていた人達なんですよ!!パソコンを触った事の無い人は私ともう一人だけでした。当然ですが、授業の進行スピードはとんでもなく速かったです・・・先生も言っていましたが、今回はとくに集まってる人レベルが高く、多くの要望にあわせた授業となると・・・到底、パソコンの電源の入れ方、落とし方がわからなかった私、ついていけなくてあっという間に落ちこぼれw座学位は何とかついていこう!!と思いましたが、座学初日から「IPアドレスが・・・」「PINGが~」と今なら多少はわかっても、当時は全くその語句の説明すらしてもらえず、語句がわかってる前提でした。座学もわかりませんでした。「パソコン初心者OK」と書いてありました。元々、初心者コースだったといいます。でも、実際に書いてあるカリキュラムだと、受講者のほぼ全員が「わかっている」という理由もあり、その辺りは形だけやってあとはカリキュラムにない事ばかりになりました。ハローワークの人に「パソコン初心者OKと書いてるから、パソコン触った事の無い人でも大丈夫だよ」と言われたのですが・・・この時、わからないなりに勉強しようと思い、ソーテックのwin98SEを購入しました。(この、ソーテックは相当酷い代物だった。今考えると)2回目:1回目の職業訓練校が終わった後に就職したのがコールセンターです。「パソコン初心者でも雇ってくれる職場」を考えたらコールセンターでした。ですが、1年半するかしないかで退職。表向きは自己都合ですが、色々ありました。一部上場企業ですが、実態はボロボロでした。この時は自己都合だったので失業保険は3ヶ月の給付期間を置かれます。色々考えて再度職業訓練校へ通う事に決めました。だってね・・・1回目の時に身に付けたのはWordの教科書で独学でちょっと勉強したくらい。これでは・・・目指す事務系へ再就職など出来ません。でも、日々の時給700円程度の生活では生活が一杯で資格取得~♪なんて優雅な事を言いながら、通えません。そもそも販売畑なんて、時間が不規則が当たり前です。販売歴は長いけれど、会社行きながら習い事すらしてる人ってあまり見かけませんでしたね。販売の職種にもよるのでしょうが。そんな訳で、せめてEXCELをきちんと教えてくれるところがいいなと思いました。2回目の訓練校はストレートには入れませんでした。一回、訓練校の試験に落ちました。倍率2倍。まして過去に1度通っています。年齢も20代です。職安の人に「今回はね、難しいと思うよ」とハローワークの人に言われました。当時は職業訓練校には入れる優先順位というのがいくつかありまして、私は明らかに20代と過去1度通っているという理由でかなり不利。(若い人は就職決まりやすいだろうという理由で、訓練校に入りにくいのです)でも、定員割れのコースがあり、そこがEXCELと簿記があったのでそこに決めました。でも、ここでも1回目と同様の喜劇!?は起こりました。簿記3級の資格取得をめざしながら講座を学びながら「税務会計2級」の勉強並行です。ちなみに税務会計2級というのは、税務の先生曰く「簿記1,2級の知識が必要な講座です」と言われました。募集要項には「簿記3級取得を目指す」と書いてあったのに、簿記1,2級の知識が必要な税務会計の勉強を平行でさせる意味がわかりません。この時点で・・・税務の勉強は諦めました。さらに・・・今回のクラスも何故か簿記3、2級をもっている人がクラスの2/3以上でした。簿記3級の授業というのは2週間もしないでさ~っと素通りされ、簿記2級の勉強をやりました。同じ簿記初めての人達5人と一緒に学校側へ抗議しに行きました。「3級取得を目指すのに、今の進行では早すぎてわからない。また、税務は簿記1,2級の知識が必要だと当初の説明に無かった。これは募集をする時点できちんと明確にするべきだ」と。学校側の説明は「タダだから文句いうな、また、今回はスキルの高い人が偶然集まった運の悪いクラス」みたいな事を遠まわしにいわれました。要は「仕方ない」って事ですかね!?学校では話にならないと、ハローワークへ皆で押しかけ、現状を訴えました。ハローワークの担当者がよい人で電話を入れてくれました。でも、何も変わりませんでした。ここではパソコン初心者はとても多かったので、パソコンは基礎からやりました。電源の入れ方から始まり、Windowsの説明、タイピング、excel,word、PowerPointと。独学で全てやった事ばかりでしたが、パソコンの授業は確かに初心者向けだったと思います。長くなったので3回目の職業訓練については次の回へ回しますが、3回目は・・・もうちょっとまともだったけど、やっぱり疑問な実態でした。確かに私の頭の悪さもあってついていけなかったのでしょう。私の心構えも「勉強」という気持ちに切り替わってなかったのもあります。ですが、1回目も2回目もカリキュラムの内容全てが初心者向けでした。多少のスキルの差はありますが、あまりにも・・・と思ったのは事実です。この、カリキュラムのパンフレットと実態の違いというのは、学校側の思惑が大きく絡んでくる事が後からわかったのですが・・・次はその辺りの話と、3回目の訓練校の話を書きたいと思います。