puujee (プージェー)
今日、1本の映画を見た。体の芯が震えてるような・・・衝撃を受けた。淡々としたドキュメンタリーなのに。6歳の少女とその家族の話なのに。探検家の関野吉晴がモンゴルの遊牧民のある家庭に密着する。主人公はpuujee(プージェー)6歳。その少女と家族、探検家関野氏の5年間の交流の中で、関野は変わり行くモンゴルの現実を目の当たりにした。それはあまりにもいろいろな問題を突きつける内容だった。「生る」「死ぬ」「食べる」「環境問題」「変わりゆく社会」「夢」「家族」など・・・他にも沢山あった。見方により色々あるが、どれも内容があまりに重い。。。上映が終わった後、自然と拍手が沸いていた。それは再度言う。舞台ではない、映画だ。私も戸惑いながらも拍手したい衝動に駆られていたのを抑えていたため、そっと拍手した。puujee (プージェー)私は人生でこんなに感動した映画は過去に一つしかない。そして、その静かなドキュメンタリーの事実の映像と事実。私は・・・・その後、あまりの衝撃に外のベンチで少し休んでしまった。少し、人のいないところで考えたかったのだ。涙が止まらなかった。手が震えていた。本当は夜に外出予定だったが取りやめた。あまりにその内容は・・・考えてしまった。特に「家族」と「生きる事」とは一体なんなのか。いままで思い出した事もない記憶を呼び起こされてしまう。私は大きく混乱したのである。残念ながら、これは自主上映の類で、本日限りの上映だった。これがもし、1月とかの上映なら、私は間違いなくもう1回足を運んだだろう。そして、是非監督と関野吉晴氏の話を聞いてみたい…これは、チャンスがあれば是非見てほしいと思う。都内はこれ以外にもGWなども上映です。都内以外にも、これから益々興行個所が増えると思います。絶対に一見の価値はあると思います。★経王寺 寺子屋映画会6月9日(土)13:3017:30関野吉晴氏講演、関野吉晴氏と山田和也監督のトークの予定あり(未定)会場:経王寺本堂 TEL:03-3341-1314 東京都新宿区原町1-14 http://www.kyoouji.gr.jp/入場料:前売2,000円、当日2,500円問合せ:経王寺 TEL:03-3341-1314