[野球話]の記事一覧 | superlineの囲碁・その他突撃主義ブログ

大丈夫か、県代表？

今日は取り立ててすることがなく、テレビで高校野球の秋田県大会決勝を見ていた。今年は、決勝が本荘高校対大館鳳鳴高校という組み合わせで、秋田市の高校が決勝に残っていないという、非常に珍しい事態になった。少なくとも私が物心ついてから、こういうことになった記憶がないだけに（あったらごめんなさい）、どうなることかと思いながら見ていた。結果はというと、本荘が１０対５で大館鳳鳴を下し、２年ぶりの甲子園出場を決めた。ただ、正直、ピッチャーが不安定すぎて乱打戦になってしまったのが、甲子園での本番に際して、非常に大きな不安を残したといえそうだ。なにしろ秋田県勢、１０年連続で初戦敗退というていたらくなだけに…。やはり野球は、投手がしっかりしてこそだと思うので。まあ、一応、生暖かい目で見守るとしよう。

昨日の幻をルールで読んでみた

昨日はタイゼムをやっていて、映像を見たわけではない（普段テレビを見ないせいだ）が、巨人阪神戦での、ラミレスの「幻のホームラン」が話題になっていたようだ。職場にいる、地元の野球審判の取り仕切り役となっている上司とも、休憩時間にその話で盛り上がった。その時に、上司がルールブックを持ち出し、どの文章に当たるかという試験を受けた。一応公式記録員である自分。とりあえず答えらしきものを出しておいた。今日はちょっとマニアックな話になるが、手元にある『公認野球規則２００８』での文章と合わせて、その話題に触れてみたいと思う。みんみん猫さんの記事にコメントをつけてから、こんな記事を書く気になったのをご容赦いただきたい。ネットのニュースから手に入れた情報によると（断片かもしれませんが）、ラミレスのライナー性の打球が、レフトスタンドへ飛び、それが「観客に当たって」、「グラウンドに戻った」ということである。そこで三塁塁審がタイムをかけ、審判全員を集めて協議し、協議の結果、エンタイトルツーベースになったということである。このケースについて適用された規則（一部ネットニュースの記事でも紹介されていました）を下に抜書きする。・打球または送球に対して観衆の妨害があったときは、妨害と同時にボールデッドとなり、審判員は、もし妨害がなかったら競技はどのようになったかを判断して、ボールデッド後の処置をとる。（野球規則３・１６）つまり流れをまとめると次のようになる。・スタンドから前にはみ出ていた観客の手に打球が当たる（と審判が判断する）→審判はタイムをかけてプレーを止める（この状態をボールデッドという）→審判は妨害がなかったらどうなっていたかを判断する（そのために審判全員を集めたのだろう）→判定を下すこの判定の段階で、「妨害がなくてもフェンスを越えていなかった」と判断されたため、エンタイトルツーベースの条項を適用した結果、ホームランと見えたものが幻になった、ということなのだろう。審判４人での判定は恐らく厳しいものがあるだろう。審判員や公式記録員の立場から見ると、ルールには従わざるを得ないわけだから、判定自体は審判員の力量によるところが大きいと見てしまう。でも先に出した文章も、見方によっては「現場への丸投げ文章」とも読めてしまうので、どう評したらいいのか困ってしまうのだ。実際に適用されるケースは、アマチュア野球だと、ほとんどないので。私が記録を付けに行く試合で、外野スタンドまで観客がいるというケースがないからだ。この北国にも、球場に駆り出されるシーズンが間も無くやって来る。ルールブックを横目に見ながら、というシーズンになりそうだ。

つばめ野球教室

今日は朝から地元の球場に行き、中学生対象の野球教室の手伝いに行った。それが今日の「つばめ野球教室」である。一応ＮＰＯ法人ということでの教室であるのだが、要はヤクルトスワローズＯＢによる野球教室である。今日は５人の元プロ選手が先生として来た。しかも、そのメンバーというのが、５人中３人が「国鉄スワローズ」入団というから、年齢については推して知るべしとしたものだろう。主だったメンバーとしては、下に書いた方々である。・新浦投手（ヤクルトに所属期間あり、日韓５球団を渡り歩いた左腕）・根来捕手（長嶋茂雄のデビュー戦４三振の時、金田投手とバッテリーを組んだ）本日は曇り時々雨が基本の変わりやすい天気であった（日差しが入った時間もあった）。昨日からの雨もあって、球場が使えず、隣の室内練習場で教えることになった。私はというと、朝一番の受付がメイン。それが終わり、教室が始まると、することが格段なくなってしまった（それは他の係の方も同じことだったようだ）。そんなわけで、時折練習風景を見に行くと、子供たちに負けじと、元プロの大きな声が。ハプニング続きで少々ブルーになっていた自分だが、この光景に、少々元気を分けてもらえた気分になった。教室終了後は、抽選会ということで、ヤクルトの選手直筆のサインボール、サイン入りバット、サイン入りグローブ（ミット）が、教室に来た子供たちにプレゼントされた。こういう物は、絶対想い出になるに違いない。こうやって触れ合っていく姿勢は、今の囲碁界にこそ、絶対に必要だな、なんてことを思ったりした。全てのプログラムが１２時頃に終了し、１３時から、元プロの皆さんとスタッフとの昼食会ということになり、そこにも少々ながら参加してきた。そこでは、選手は来ていたのだが、監督・コーチが来ていなかったのにがっかりしたという発言が、元プロの１人から出た。本当はこの教え方を監督に見て欲しかったとのことであったが、ここに秋田県の部活での取り決めが邪魔をしたという話も入ったのであった（毎月第３日曜日は監督・コーチが部活に顔を出さない日ということで決まっているとのことだ）。体育会系には一部に暴力まがいの部分があるとの話が、誇張された形で盛んにマスコミを賑わす時代になっているが、今日は本来の体育系のサッパリとした部分を見れただけでよかったのかなと、中学時代に卓球部に所属していたsuperlineは感じたのであった。昨日、おとといはハプニングが相次ぎ、きちんとこのブログを更新できなかったので、これについては時間を見て更新する予定である。また、今日は関棋ネットリーグの対局が入っているのだが、このことについては、また今日中に、別のエントリーで書くつもりである。

こんなの読めない…

今日もまた、秋田国体軟式野球（一般Ａ）の公式記録員として球場へ。昨日、楽しみにしていると言った第１試合、静岡県対千葉県の試合は、静岡県が勝ち、決勝へ。私が今日記録を担当したのは、第２試合の島根県対沖縄県であった。その沖縄県、ある意味定石どおりというべきか、もう本当に凄い苗字のオンパレードであった。今日の選手では、こんな具合。 ★知らなきゃ読めません　友寄（ともよせ）、新垣（あらかき）、宜野座（ぎのざ）、翁長（おなが）★まだそのまま読めるかな？　仲大盛（なかおおもり）、兼元（かねもと）、新里（しんざと）特に、うちの姪にウケたのが、仲与志（なかよし）であった。こんなの、アリ？（いるからアリなんだろうけど）私が記録していて、特に印象に残ったのが、監督の苗字である、真玉橋これ、すんなりと読めます？（読めた方はコメント欄にお願いします）