ヨコハマ物語~大和和紀
なつかしい~大和和紀氏に作品です。またまた、お友達に借りて読んだのですが、とっても面白かったです。明治初期にヨコハマの貿易商に引き取られた卯野(うの)とお嬢さんの万理子との物語です。二人ともとっても仲がよく、勝気で凛とした女の子です。今では当たり前の教育も女の子には程遠い時代だったのですね~!そんな中勉強したいと学校に行かせてもらい、一生懸命生きる彼女たちには胸を打たれました。出合った時は11歳だった二人ですが、やがて大人になり、それぞれの道を歩き始めるのです。恋もあり仕事もあり、ドキドキはらはら、後半はほとんど涙涙で、8巻読む間私の心は明治時代のヨコハマにワープしておりました!絵も綺麗ですし、着物やドレスが多かったので、とても楽しめました!!昨日仕事場で、シルバー人材センターから派遣されてるおじさまがお話されてるのを偶然聞いてしまいました。「昨日読んだ本で、ちょう家康の伊賀越えのところでなぁ~」「えっ?何」ともう一人のおじさま。「だから~家康のうんぬん…。」と言いながらお二人は行ってしまわれたのですが、私、お話に加わりたかったです(^_^;)マジで!歴史の話が出来る方は身近にほとんどいません!!特に日本史は全然いません~~~。是非、おじさまとお友達になりたい私なのでした。しかし、お話する時間がないですよね~~~! 祝『蒼穹の昴』~浅田次郎~文庫化~10/16up