動へ静へ~タロ太猫イチが行く~
京都で暮らして30数年・・・ 故郷よりもずーっと長くなりました~ そんなユニット家の2匹は・・・タロ太「ぼくはずっーと京都やで~京都生まれの京都育ち18歳・・」猫イチ「ぼく、東京生まれ、京都育ちの7歳でございます。 物心が付いたころにバサッとリュックに入れられ、 200円の小荷物料金で新幹線に揺られドンブラコと~ 流れついた先がユニット家・・・」タロ太「いつのまにか・・・同居人」猫イチ「犬猫人揃って我儘揃いのユニット家・・・」タロ太「見事なもんやな~」猫イチ 「今年もそれぞれ我が道突き進んで・・」タロ太 「イノシシさん年だったっけ・・?」猫イチ 「タロ太さんも長寿犬目指して頑張ってや~」タロ太 「話がコロコロ変わるな~ 猫イチも冷蔵庫の上にジャンプするとき 何度も目標気にかけるようになったし・・・ しっかり足腰鍛えときや~」猫イチ 「そういえば、怠け者の人間どもが、三が日歩き回って 珍しいと思ったら・・・」タロ太 「今日は、また怠け者に戻ってるわ~」猫イチ 「やはりなあ~先が思いやられるわ・・・」タロ太 「で・・動の世界はどんなやった~」猫イチ 「京都に住んでてもお正月を京都で過ごすことは少なかったらしくて 30数年経ってやっと京都らしいお正月を過ごしたらしい・・」タロ太 「というより・・観光客コースに挑戦かな~」猫イチ 「この家族で無謀な・・・・ことを」タロ太 「遠くは混むだろうと近場で過ごした2日は・・ 映画村に広隆寺、蚕ノ社・・・・」猫イチ 「めっちゃ近場の散歩コースやんか・・・ しかも目の前素通りで数十年入ったことのないとこや・・・」タロ太 「それが、けっこう面白かったらしいで・・・」猫イチ 「まるで、京都暮らしの息子に連れられて京都見物する親気分のようだった とさ・・・」タロ太 「今年もポジティブに生きられそうやな~」猫イチ 「映画村は、昭和62年ごろの京都身障国体終了後に 福島県チームについて見学コースの手話ボランティアして以来らしいよ・・」タロ太 「ななんと・・・ けど、あの時は車イスバスケット会場の通訳で試合の凄さに感動したらしいな~ そやそや、最終聖火ランナーがろう者の女の子でその通訳やったらしいし 懐かしさがいっぱいやな・・・」猫イチ「そんだけ歳重ねてきたんや・・・」タロ太 「ほんまに大きくなって・・・・横にも・・・」猫イチ 「知らんよ~」 というわけで、まずは映画村へ~いざ出発です~ お正月でもいっぱいです。でもずいぶん昔と変わりました。 休み中のせいかスタジオも特別公開中で・・ 「おいらん御一行様、時間ですよ~ひた走り」 「スタジオ特別公開中」 「恐竜が出没します~ 周りは時代劇セットですが・・・」 「ときには猫イチも出没しますよ・・・・??」 そして次は傍にある広隆寺へ ここはユニットのお気に入り 「まだ柿が~」 「チャップリン」シリーズは、日本の京都に「みろくぼさつ」という美人(?)がいると聞いたチャップリンが京都を目指しやってきた、そこで柿主にあい柿泥棒をする。そしてやっと辿り着いた広隆寺で弥勒菩薩に逢うが・・・ という芝居が手話劇ユニットの始まりでした。 それから「チャップリン触手話を覚える!」という京都盲ろう者「ほほえみの会」設立公演 への台本へと変わっていきました。 ここの「弥勒菩薩」や「千手観音」はいつまで見ていても飽きません。大好きな空間です。 今度の芝居は千手観音を題材に考え中・・ それから近くの蚕ノ社神社へ。。。近くなのに入ったことがなくて・・・ お稲荷さんのお堂の雰囲気は格別でまた驚きました。 3日は清水寺目指したら凄い人人人で・・やはり京都!! 知りませんでした。さっと清水寺はあきらめました~ 北へ上って法然院から銀閣寺、赤山禅院へ・・・・・ 「法然院山門 よくドラマで出てきます」 法然院はひっそり佇んでいましたが銀閣寺はまたまた凄い行列状態で これまた驚きました・・・こんな多い人のときに来たのは初めてです。 「銀閣寺から町並みを・・」 赤山禅院はましかな~ ここは七福神めぐりでけっこう人が・・・誤算でした。 やはり、世界の京都だと久々ぶりに巡って再認識!!外国からの観光客も多い~ もうこんな三が日を過ごすこともないだろう~という反動で 4日の仕事始めの後は・・・・静 静 静・・・ また、明日から動へと この1年 まためまぐるしく変わりそう・・・ 昨年は手話通訳に忙しくて新たな企画を準備する間もなくて・・ 今年は新年早々に盲ろう者からの依頼で 盲ろうさん・サン広場「お食事の仕方」をやります。 最近、お出かけの増えた盲ろう者、やはり外に出るといろんなことが 気にかかり勉強したいと・・・ 食器の取り扱い方、箸の使い方(食材の見分け方) フォーク ナイフに コーヒー 紅茶 お茶の入れ方 ケーキの食べ方(これはお楽しみも含めて) 考えてみると 何でもないことが見えなくなると・・・・ いつも盲ろう者宅訪問すると上手にお茶を入れてくださる。 でも自己流だから、それぞれのポイントを盲ろう者も通訳者も 知ってお付き合いすれば なお良し~ あいにく企画だけで講師にお願いして手話通訳に出るユニットは ケーキが食べられない・・・ ともかくも~ みんなで楽しく 学習を~ で、今年も お気楽街道 ひた走り・・・・