触手話で広がる輪・・・
あっという間にまた一年が過ぎる・・・ 新しい年になる度に「今年は・・・今年こそは・・」 なんとなく目標を立ててはみるが過ぎ行く頃には~ 「うん? 新年の目標??なんだっただろう」 記憶力の衰えには自信がある そんな私より年上の盲ろう者たちが身近にいる 彼らにはきっとこんなことはない! 驚くべき記憶力 メモをするわけでもないのに・・・・・・ 生活の殆どのことが頭の中にある そんな盲ろう者の一人が「第2回京都手話フェスティバル」に申し込むことになった ちょっと前までは「手話スピーチコンテスト」と呼ばれていた大会である 今は、こどもスピーチと大人スピーチの部として開催されている そして、テーマは自由で手話による5分以内のスピーチとある・・・ 趣旨は、「聴覚障害者問題に対する関心を高め、手話の普及と発展をはかり コミュニケーションの平等を推進すると共に、手話で生き生きと語る機会を作る。」 応募方法は、原稿用紙3枚程度かビデオで・・・それで、ビデオ撮影をして応募することとなり 撮影係りを担当した・・・・ 特に打ち合わせもなく話したいことを自由に 5分ぐらいで・・・・と始めたが 「出場が決まれば時間調整しましょう」と・・・・ ここでもお気楽主義で通してしまいました ろう学校卒業後、就職、そして結婚、子育て・・・・ そんななかで,だんだん視野狭窄が進み いまでは 聞えない 見えない・・・・・ その中での子育て・・・家族との関わり 誘われて「京都盲ろう者ほほえみの会」設立に関るようになったこと・・・ これからも明るく元気に生きていきたい 「今が楽しい」と語るその姿を・・・ 『5分』の枠に収めるには・・・・・ 2007年2月3日(土)午後1時~4時 京都新聞文化ホールにて もしかしたら・・・・一人の盲ろう者が出ているかも さてさて 手話劇ユニットの新作は 中京の手話劇で取り組んできたテーマを違った角度から もう一度 取り組んでみる 「ほかほかごはん」「灯」「魚が泳ぐ!?」などで書ききれなかったことを・・・ 「灯」では盲ろう者の触手話をテーマにしたが・・・ 了解が得られれば 身近な盲ろう者の語りもセリフに入れたいなと思っている・・・ 気持ちが描ききれるかどうか・・・ 自信は全くないが~ 触手話の輪の広がりは大切にしていきたい やっぱり人とお喋りすることは楽しいから・・・・