ラスト・イニング あさのあつこ
映画かもされた“バッテリー”のその後です。ちょっと前に買ったんだけど、忙しかった…わけでもないんだけど、昨日、やっと読みました。主人公は原田巧ではなく、脇役…しかも相手チームの選手であった瑞垣。冷めていて、幼馴染である天才打者 門脇の「負けるところがみたかった」。そのために、天才投手原田巧との対決をセッティングしてしまうという、ちょっとキレる凡人です。感想は…むしろ本編より面白かったかな。児童文学かというと、本編よりさらに“児童文学じゃない!”感が強いですが。バッテリーを読んで、あるいは映画のバッテリーを観て(私は観ていませんが)、その後が気になる方にはぜひ読んで欲しいです。バッテリーと違って“全6巻”とかじゃないのでサクッと読めます。