Takayuki Nakamura Diary

[音楽ソフト] カテゴリの記事

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• 機能が付いてると、使えるとの大きな差

  ゲーム制作プロジェクトのまっただ中にいます。ゆとりある制作環境に憧れ、実情は、日々一杯一杯になりながら、なんとか仕事をこなしているという感じです。以前にも書いたかもしれませんが、私の仕事の場合、ほとんどの作業がPCの中で完結しています。日々変わるPC環境、サウンド系のソフト環境の中で、どのソフトウェアを選択するかは、日々の作業の効率に大きく影響します。どのソフトを選んでも、大抵同じような機能がついていたりするのですが、実は機能が付いているのと、使えるのとでは、大きな差があります。例えば、WAVEファイルを開いたり、保存したりする作業。同じことができるソフトはたくさんありますが、開くスピード、保存するスピード、波形を描画するスピード、この３つのスピードは大変重要だったりします。１０個のファイルを編集する場合には、あまり重要では無いかもしれません。しかし、１０００、２０００のファイルの編集作業では、１秒違うだけでも、２，３０分トータル作業時間がかわってきてしまうのです。実は、現状ではこうしたゲームのサウンド開発にフォーカスされたサウンド系のソフトウェアが存在していません。ニッチな分野ではありますが、ゲームサウンド制作の現場では、作業効率を重視させたソフトが望まれてます。（忙しい時ほど、切に思う。）Takayuki Nakamura blog!! NEW!!

  2005/08/02

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• WAVEファイルのフォーマットでお困りでは無いですか？（連載３００回記念）

  BWF(Broadcast Wave Format)ここに詳しく乗っています。ヨーロッパ放送連合が決めたwaveファイルの拡張版。Macの音楽ソフトで生成されるwaveファイルは、最近このフォーマットに準拠するようになっています。そのために実は一部のアプリケーションで、bwfのwaveファイルが読めないとか、コンバートできないといった症状が起きています。WindowsとMacの互換性の問題と誤解する人も多いようですが、、。見た目には通常のwaveファイルも、bwfのwaveファイルも違いはわからないので、原因がわからずコンバート等に困ったりしてないですか？Macだと、ProToolsと、Peakの最新版は完全にbwfになったようです。これは、Macが放送業界向けのソフトに力を入れている理由もあるかと思います。話は変わりますが、Mac とWindowsの互換性の問題というと拡張子にだまされるという問題が有ります。（たまに私は）Windowsは、.wav,.aifと有ると、それぞれ、waveファイル、aiffファイルと絶対的な決まりがありますが、マックの場合、.aif とあっても、中身はwaveファイルということもいまだにあります。Finder上ではちゃんと警告されますが、アプリケーションの作り出すファイル名では、許されている（一致しなくても気にしない）ようです。イヤー、これにはホントだまされます。

  2005/07/28

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• すべての元凶は鍵盤にある。

  音楽制作に限らず、コンピュータを使ったすべての作業は、入力ディバイス、つまりキーボードとマウスによって制限されている。ブログはその良い例、ここに書き込むことは、キーボードとマウスがあればできる。しかし、それだけに表現できることに限界がある。それは、誰もが知っている。コンピュータを使った音楽制作には鍵盤で入力することが便利である。でも、すべての楽器をこの鍵盤で表現するのは限界がある。しかし、作業に夢中になっているとしばしそんな単純なことも忘れてしまったりする。というより、他の楽器も使えるのに、あえて鍵盤を利用しようとしていたりするのである。そもそもその最大の理由はMIDI。鍵盤で演奏された情報はMIDIにするときわめてシンプルに表現されて、後から加工しやすい。修正が楽だ。人間ついつい楽な方に偏ってしまう。それがすべての元凶。今月号のサンレコの中で、ブライアン　イーノも同じようなことを言ってました。しかし、本来、楽をしたいからコンピュータを使うのであって、もし音楽作るのにすべての楽器の演奏を始めたら、それは本末転倒。

  2005/07/18

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• DAWのパフォーマンス改善の最大要因は、、、。

  ３日連続の音楽系ソフトの話題。マシンのスピードに不満を感じたとき。とかくCPUのクロック数に目がいきがちですが、最も注目するべき点は、実はバススピード、RAMサイズ、HDの読み書き速度なのです。バスのスピードはやはりマシン自体を買い換えないと改善するのは難しいですが、RAMサイズと、HDの性能は今のマシンでも改善可能です。DAW(Digital Audio Workstation)系のソフトウェアで一番頻繁に行う処理は、データをディスクから読んできて、それを足し算してDAC(Digital Analog Convertor)に送るという処理です。（あるいはその逆で、ADCで読み込んで、データをディスクに書き込む）その時に最も必要とされるのは、このデータの受け渡しを如何にスムーズに行うかということ。RAMサイズが大きければ、アプリケーション自体のCashを大きくとることができて、パフォーマスが上がります。HDの読み書きは、HDのシーク速度だけでなく、PCからの転送速度、特に転送方法などにも注目すると大きくパフォーマンスが上げることができます。実はトラックダウンに向けて準備中の私も、DAWのパフォーマンスの問題にはたびたび頭を悩ませます。私の場合もやはり最初に起こる問題は、HDの読み書きスピードの限界です。どんなにパフォーマンスがあるマシンを使っていても、やはりそれ以上の能力を望んでしまったり、あるいは、「フラグメンテーションがなんたらです、、、。」といわれたりしてます。（いわゆる、バッファーサイズをどの位とるか等、設定の問題もありますね。）Logicや、Protoolsは、作曲することもトラックダウンすることもできるソフトですが、作曲とトラックダウンを同じパラメータ設定では行えません。プラグインインストルメンツを使いたい作曲時は、レスポンス優先。トラックを沢山使いたいTDのときはパフォーマンス優先という設定になります。しかし、今の作り方は、作曲とアレンジと、トラックダウンに明確な線引きができないので、作業がかわる度にそれらの設定を見直すのもめんどくさかったりします。それは、作業がまさに佳境、最もパソコンに能力を発揮して欲しいときに起こります。なんだかんだいっても、一昔前にくらべてかなり使い勝手は向上していますが、それはそれで、人間どんどんわがままになっていくモノです。「ああ、神様どうか私のMacをもっと利口にしてください。」

  2005/07/15

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• Logic >> Protools

  かなり疲れが溜まっております。昨日は早めに帰宅し、寝たのですが、そんな翌日は体がぐっと重かったりします。さて、トラックダウンを前に、エンジニアにLogicで作った曲を、Protoolsのデータにして渡さなければなりません。そこで便利なのが、エキスポートのオーディオファイルにエキスポートというオプション。Pluginで作られているトラックを、各トラック毎にオーディオファイルにしてくれます。これが、あっという間の出来事です。（しかし、いつの間にかこんなオプションができていた。）すべてのトラックをオーディオデータにしたら、またエキスポートでOMFファイルにします。このファイルが、LogicとProToolsの橋渡しになってくれてます。かなり便利になりました。僕は便利なのが大好きなので、（基本的に無精なので）こんな感じでデータをやりとりしてしまいますが、こだわる時は、音をチェックしながら、トラック毎に録音していきます。確かにパソコンの中で、完結してしまうのは楽ですが、その中で行われていることはブラックボックスなので、音の質感などがかわってしまうのが不安です。特にオーディオインターフェイスによる音の変化は顕著です。今聞いている音を忠実に残すなら、一度音を出して、録音するというのは最も確実な方法です。例えば、マルチのサウンド入出力がついているインターフェイスがあるなら、入力と出力をケーブルで繋いでしまって、再生しながら録音するという方法も一つの手です。手軽にできる方法でおすすめしますが、その時ルーティングには気をつけて！

  2005/07/14

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• big fat sampler

  もはや、音楽ソフトウェアの世界では、PC上で楽器をモデリングするというのは当たり前になっていますが、、、。いくら優れたモデリングソフトがでても、いまだ巨大なサンプラーにはかてないという現実があります。そんな中でも、私がおすすめするサンプラーソフトは３つ。サンプラーといってもどちらかというと再生専用という感じですが、1.TASCAM GIGA STUDIOもはや、サンプラーの王様といった感じ。王様だけに使用環境に関してはかなりわがままです。すくなくとも、これから初めて使おうと考えている人には、PCを専用に１台用意しようというぐらいの心構えが必要です。このソフトを何より使いたいと思う最大の理由は、VIENNA SYMPHONIC LIBRARYにあります。このライブラリーを、GIGAで再生したときと、他のサンプラーで再生したときとでは、やはり音が違います。理由は分かりません？M-AUDIOのDELTAのインターフェイスが良いのでしょうか？2.toontrack dfh SUPERIORドラム専用のプレイバックサンプラーです。データ量は35Gあります。かなり巨大なライブラリーです。普通のドラムの１セットだけでも2Gbyte以上のデータを使ったりするので、PCのRAMもかなり確保しておく必要があります。当然ロードにもかなりの時間が掛かります。再生するとCashをしていくみたいなので、音がちゃんと鳴るまで何回か再生を繰り返す必要があります。その当たりもちょっとかわっています。所謂GM音源のドラムマップの並びを使わずに独自の配列を使っています。（ＧＭ並びもできるみたいですが、）叩き方によって、ノートにマッピングされているのです。それだけに緻密な打ち込みをするとかなりリアルなドラムサウンドになります。さらに、この音源のバウンスの仕方がかわっています。プラグインの中にBOUNCEボタンがあって、このボタンを押して、再生するとバウンスされたファイルを作ってくれます。それが、ドラムにセッティングされたマイク毎のファイルなのです。なので、スネアのトップとボトムなんてファイルができたりします。（マイクへのサウンドの回り込みも再現されています。）プラグインで再生した状態よりも、このバウンスファイルの方が音が良かったりします。（似たようなソフトで別のメーカーのBFDっていうのもあるのですが、それは使ったことがないので気になります。）3.NI Kontact2オールマイティーなプレイバックサンプラーです。何より使い勝手の良さがすばらしいです。いろんなフォーマットのデータを読むことができますが、上記の２つのサンプラーと一番違うのは、自分で録音したネタを、いろいろ加工して使いたいという目的に向いています。AIFFやWAVEといったフォーマットでファイルができていれば、それをアサインして使うのは非常に簡単にできます。さらにそれを色々加工するのも簡単です。AKAIのサンプラーから、ソフトサンプラーに乗り換えたいとか、昔SampleCELLは使ってたんだけどという人には向いていると思います。お店で売られている音ネタをいろいろ使いたいという目的にも向いています。と、とりあえず、私が最近気に入っているサンプラーソフトを取り上げてみました。物理モデリングの音源も進化していますが、それ以上にサンプリング音源は進化しています。むしろ色々な楽器の音を、すべて鍵盤でコントロールすることに限界があるみたいな気がします。各社、その楽器らしいサウンドを、鍵盤でコントロールに工夫をしていますが、そうすると今度はユーザー側がその作法を学ばなくてはならず大変です。VSLや、dfhのサンプルライブラリーを自分のモノにするのも一苦労です。そういった意味で、Kontact2は非常にお手軽にできています。

  2005/07/13

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• もはや、MIDIと呼べなくなりそうな、MIDIの現状

  音楽制作専門に使用している PowerMac G5を、Tigerにバージョンアップ(Java1.5のことではないです。）このバージョンアップが、ミュージシャンにとって、何が一番の変更点かというと、Ethernetケーブルを通じて、Mac同士のMIDIデータの送受信ができる様になったこと。MIDIといえば、楽器同士、あるいは楽器とコンピュータの間の情報のやりとり使われる企画で、歴史は古く1980年代にこの規格が決められ、普及しました。電子楽器にMIDIがインターフェイスとして装備されているのは当たり前となり、パソコンと電子楽器の接続には、MIDIインターフェイスなるものが必要でした。しかしここ数年、USBの普及により、国内メーカーの電子楽器には、MIDIだけでなくUSBも装備される様になりました。USBがあれば、パソコンとの接続にMIDIインターフェイスを必要とせず、しかもMIDIよりも高速にデータ通信を実現しています。私など、もはや低速なMIDIを使っての通信はやめたいと思っていたりします。電子楽器にUSBが普及してきているのに、実はMac同士のMIDIの送受信には、まだMIDIのインターフェイスが必要でした。新しいMacOSXのTigerは、この問題をEthernetを使って解決してくれるのです。もはや、Mac同士のMIDIデータのやりとりに、MIDIインターフェイスは不要になりました。たとえば、ProToolsに同期させて、Logic、Cubaseを動かしたい。とか、マシンパワーを使う、Reactorみたいなソフトを、別のもう一台のMacで制御したいなど。Etherケーブルを利用できる利点をもう少し考えると、少し離れた場所から、シーケンサーをコントロールするなどの目的にも使えそうです。この規格に欲をいうなら、オーディオデータも通信してほしいということと、Windowsにも同じ規格を早く取り入れて欲しいということ。この２つ問題、もはや技術的にはなんの障害もないのでしょうが、おそらくビジネス的にはあまり魅力がないのでしょう。ミュージシャンからしたら、ケーブルの数は減らせる、インターフェイスの数は減らせると、非常に画期的なんですが、、、。（パソコンの数は増えるかもしれません。）先週のこたえ、（"Tiger"の次のコードネームは、"Lion"ではなく"Lepard"でした。）

  2005/07/01

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• ProTools 6.9.2LEがTigerに対応！！

  いつも対応がのんびりとした、Digidesignが、今回はちゃっちゃとやってくれました。良かった。ちなみに、PowerBookをTigerにバージョンアップしてから、digi002が故障して、それは中１日で修理から帰ってきました。（べつにTigerが悪いわけではないですが、、）と、とりあえず、これでPowerBookの中のアプリで使えないモノはないはず、G5くんもTigerにアップデータしよっかな。なんか、Tigerだと、MIDIのネットワーク接続ができるらしいですよ。まだ使ったことないですが、、、。忙しすぎて、ちょっとテンションがおかしい私でした。

  2005/06/24

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• "LIVE 4"を使っています。

  LIVEとは、Mac版のACIDの様なソフト、マックユーザーにはGarageBandの様なソフトと言えば良いでしょうか。このソフト、Loopプレイヤーですが、Liveという名前の通り、ライブ演奏を前提に考えられ手いるところが、ちょっと違います。大きな特徴は、キーボードのキーに、任意のループを割り当てられること、またパラメータなども自由に、MIDIのフェーダーなどにアサインできます。でも、何よりも特徴的なのは、スクリプトの用に、次にどのLoopをプレイするか記述できるところです。例えば２つのループを交互に演奏するとか、１０個の音を順番に、ランダムで鳴らすとか、そういう指定ができます。この機能を使うと、人間では複雑すぎる演奏の順番を任意に自動で演奏させることができます。ただ、そのためには結構仕込みが大変です。このスクリプト機能は今後さらに充実させてほしいです。

  2005/04/01

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  Reason3.0が届きました。

  Reasonのバージョンが上がって、はてさて、何が変わってるんだ！たいして変わってないじゃないか！と思っていたら、使い勝手がずいぶん良くなりました。特に、Remoteの機能、microKontrolを繋いだだけで、ささっと自動でアサインしてくれます。これは非常に便利！Combinationも複数のシンセの音を重ねたりするのには、非常に重宝します。音作りのアイディアが広がった感じです。動作の今まで通り、軽いので非常にフットワークが良いです。2.5から、3.0、サウンドに大きな変更はないですが、より痒いところに手が届いた感じです。週末は写真のセットで自宅で曲作りしてました。

  2005/03/14

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• 制作スタイルの変化

  LogicPro7を立ち上げることがとんと減って、Reason,ProTools,Liveといったソフトを使う頻度が増えています。作っている音楽の変化もありますが、ProToolsをつかってMIDIのデータを打ち込んでると、Logicとは違った頭の働き方をしている気がします。現在は、新しい制作スタイルを模索中と行った感じです。明日は歌録りをやります。今回の曲はLogicは全く使わずにReason,ProToolsだけで制作しています。（録音してもここで聞かせる訳にはいかないのが残念）ProToolsのMIDI機能はかなり良くなりましたが、まだ使い勝手良いわけではありません。「使えるなー。」と思っていると、思わぬところに落とし穴があったり。なかなかシーケンスソフトを切り替えるのは難しいです。

  2005/02/22

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• ARP 2600Vのデモ版がダウンロードできるようになりました。

  別に、Idecs様とはなんの関係もありませんが、ちょっと宣伝ぽいです。ARP2600Vのデモ版がダウンロードできます。ソフトシンセとしては、どちらかというと上級者向きという感じでしょうか？パネルを見ても何がなんだか、さっぱりわからないと思います。早速私もダウンロードしました。やはり、ARTURIAのこのシリーズは音が良いです。あえて難点をあげれば、文字が小さく見づらい点でしょうか。まあ、実機をそっくりモデルにしてるから仕方がないかなと言う感じ。その点は、あのケーブルをつなぐと、さらに悪化します。できればケーブルが半透明とかだと良かったかもしれません。デモ版でも、製品版と全く同じように使えます。何秒間かに一度無音状態になるのが違いです。興味にある方は是非、さわってみることをおすすめします。

  2004/12/17

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• ARTURIAってしってますか？

  "MoogModularV"がいいという話は、前にも書きましたが、CS-80Vも使ってみて、やはりこのメーカーのソフトシンセは、他のアナログシンセエミュレーターソフトとは、違った音の良さを感じます。なぜでしょう？　非常に気に入っています。DTMに興味を持っていて、シンセについてもっと知りたいという人にも、このARTURIAの"MoogModularV"は、是非進めたいソフトです。画面を見ると、初心者は「えー。難しそう。」と思うかもしれませんが、結線をマウスの作業ですると、音の流れも理解しやすいかもしれません。また、"Modular"という名前の様に、このシンセはいくつかのモジュールを交換することもできます。もし、Logicなどを使っていて、最初の一本、ソフトシンセを買ってみたいという人には、是非進めたいソフトです。ただし、動作環境には、気をつけてください。非常に重いソフトです。話は変わりますが、Reason3.0がアナウンスされてましたね。こちらも私には楽しみなバージョンアップです。ちなみにReasonのラックの裏面と、MoogModularの画面は、似てるかもしれません。そして、もう一つ週末日曜日は、SONY PSPの発売日、ルミネスの発売日です。日曜日の朝は、PSP買いにビックカメラの店頭に並びに行くつもりです。開発した人の分ぐらい確保してくれれば良いのに、、、。ただとはいわないので、、、。他のスタッフの分まで４台買いたいのですが、果たしてそんなに買えるでしょうか？ちょっと今からわくわくしています。

  2004/12/10

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• 

  G5でぐっと変わった使用感。

  PowerMacG5を購入して、ソフトの使用感がぐっと変わった。LogicPro7の切り替えで、プラグインのリストラを行ったことは、前に書いたが、これまで重くて使用頻度の少なかったソフトが、G5ではさくさく動くので、使い勝手が一気に上がった感じだ。特にその代表格が、MoogModulaterV2。音もいいが、グラフィックも凝っていて、これまでのG4/933では、処理が重くてなかなか思うようにエディットする気になれなかった。それがG5では、さくさく動いてくれて、パッチコードもつなぎ放題という感じに変わってしまった。一気に使いたいランキングが上がった感じ。同じシリーズのCS-80Vや、MiniMoogも使ってみたいと思うようになってしまった。　逆にこれまで、処理が重いので、PCにインストールしていた、お気に入りのdfnというドラム音源を、Macに移したら、なぜか音がチープに聞こえる。なぜだろう？現在原因究明中です。

  2004/11/30

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• 

  使い勝手がすべてです。

  ミキサーの上に液晶モニターが浮いてます。前にも書きましたが、アームで固定しています。そしてその前にキーボード。両脇にはスピーカー。音楽制作で、全部正面に持ってきたい物をわがままに正面にしてみました。今年も、忘年会の幹事をやらなくてはならないようです。昨日気づきました。

  2004/11/26

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• LogicPro7ファーストインプレッション

  昨日の夜、ついに、LogicPro7がAppleStoreから届きました。事前に25日以降に届くなんて、メールが来ていたので、突然の到着にちょっとうれしい感じです。さっそく、インストールと思ったら、現在使用中のPowerMacG4/933には、1G程度の空き容量しかなく、インストーラーは3.6Gを要求してました。やむなく、一所懸命ファイルを捨てて、何とか4G近くの空き容量を作ってインストール。するとインストールはあっという間で、起動もあっさり、しかも、これまで６で使っていたAutoLoadの設定も勝手に読んでくれて、立ち上がりました。しかし、AudioUnitsのPluginは、まだ7対応のものでない物が沢山あったようで、これまで使えてたPluginがかなり使えない状態です。（あとで、各メーカーのページをチェックしたらNativeInstrumentsやIKmultimediaは早くも対応版をだしているようでした。）ちょっと仕事のメインマシンでいきなり使い出すのは、しんどそうだったので、PowerBookG4/1.25Ghzの方にインストールしました。すると、こちらのインストールで必要量は、1.9G、ずいぶん小さいです。この違いはひょっとしたら、TDM環境が入っているかいないかの違いなのかもしれません。とりあえず、何より先にチェックしたいのが、今回初搭載された分散処理。Logic Nodeは使えるかどうか？早速、PowerBookをメインに、PowerMacG4/933でLogicNodeを動かして、使ってみました。使用方法は至って簡単。PowerMacで、LogicNodeを起動し、PowerBook(LogicPro7を動かしてるマシン）で、オーディオ設定、Nodeをオンににするだけ、AudioInstrumentのトラックに、Nodeのスイッチがついていて、さらにこれをオンにすると、あっさり使えてしまいました。ただし、Live演奏には無理なようで、そのまま弾くと、かなりのタイムラグがあります。しかしトラックを再生した場合は、Nodeのトラックも、普通のトラックもちゃんと同期していました。（まあ当たり前なんですが、）使い勝手は、FreezeTrackに似ているでしょうか？あれだとFreezeさせてる時間がかかったり、パラメータがいじれなかったりしますが、NodeTrackはそういった問題がありません。しかも、Nodeを使うことによって、CPUのパフォーマンスはかなり稼げます。あくまで使えるのは、AudioInstrumentsのみで、普通のAudioトラックや、EXS24の様なソフトサンプラーもダメな様です。それでも、いやはやすばらしい。この機能を使えば、XserveG5のクラスターノードを山積みして、Logicをスーパーコンピューターで使う。なんてことができますね。今、めちゃめちゃ購買意欲が増してます。まだ、まだ他にも試してみたいことがあるのですが、とりあえずファーストインプレッションです。最後ですが、最初の起動時に、AudioUnitsの互換性をチェックする機能があって、非常に親切に作られているなという印象でした。使用感とかスピードとか、これまで6と大きく異なることもなく、Pluginの問題さえなければすぐにでも使いたいという感じでした。

  2004/11/12

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• 音楽系ソフトについて考える

  ソニーのPSPの発売が１２月１２日に決まり、それに合わせたスケジュールで、大忙しです。さて、今回は、音楽系ソフトについて書きます。音楽系ソフトというと、作曲するためのソフトが浮かびますが、BIAS社のPeakという波形編集ソフトについてです。MacでFinal Cut Proなどを持っている人は、付属でPeakExpressというのがついてくると思いますが、基本的には同じ物です。音楽をつくるのに、このソフトは、色々なシュチュエーションで、活躍します。まず、コンピュータで音楽を作る際には欠かせない、サンプリングデータの素材を加工するために使います。自分でサンプリングしたものであれば、サウンドの中の不要な部分を取り除いたり、ノイズをとったり、することにも使えます。もっとアクティブに、プラグインエフェクトなどをかけて、元素材を全然違ったデータにすることもできます。次に曲が完成し、録音し終わったあと、その完成した曲に対してもPeakが使えます。曲の頭やお尻のいらない部分を削除したり、微妙にボリュームを調整したりすることもできます。また、最終的に納める形がＣＤであれば、サンプリングレートを44.1khzに、DVDや、DVの様な映像に音を入れるのであれば、48khzに、といったようなサンプリングレートのコンバートなどもできます。このように、波形編集ソフトのPeakは、音楽制作の過程で使うことができますが、ゲームのサウンド制作ではさらに、効果音の編集や、音声の編集にもこのソフトが役立っています。実は、こういった波形編集ソフトがないと、今の様なゲームのサウンド制作はできないのが現状です。特にPeakは、現在マッキントッシュでは、唯一の波形編集ができるアプリケーションです。おそらく、マックでサウンド開発している人の９割は以上はこのソフトをしようしていると思います。これは、あまり良い状態とは思いません。できれば、対抗するソフトウェアがあって、競争してほしいものです。つづく、、、。

  2004/10/29

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