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カテゴリ:乗り物
台北城の跡をめぐっている時、たまたま見つけたのがこちらです。
日本でもおなじみの「EVER GREEN」、長栄海運の博物館です。 乗り物好きの私としてはとても興味深いので、台北城を見終わったら来ようと思い、まずは台北城を見て回ることにしました。 ようやく台北城の西門まで見終わった時、「はて、どこにあったか…」と、場所をすっかり忘れてしまいました。 確か東門のあたりだったような・・・。いや、南門だったか。 (途中で登山用品店を見つけたり、肉まんを食べたりと、寄り道をしていたこともあって、場所がわからなくなってしまいました) どうせあまり遠くもないので、タクシーで行ってみることにしました。 (台湾では初乗りが70NT$=190円ほどです) 最初につかまえたタクシーで「"EVERGREEN Museum",please」と言ったところ、「わからない」と言った感じで首を振られてしまいました。 (そんなに難しいことを言ったつもりはありませんが…) そこで次のタクシーをつかまえたのですが、やはり通じなかったので、紙に「長栄海運博物館」と書いて見せたところ、「わかった」という風な感じで、乗せてくれました。 随分と長い間乗って料金メーターも220元まで行った所で、「ここです」と言う風に指をさされました。 「はて、こんな所だっけ?」と思いながらよく見ると、EVERGREENの博物館ではなく、なんとEVERGREENのビルの前でした。 (実は私の書いたメモも間違えていたのですが、ビルのショーウィンドウにエヴァー航空の模型とかが展示してあって、それはそれで興味深いものがありました) タクシーを降りたはいいのですが、近くにMRTの駅もなく、どこにいるのか全くわかりませんでした。 今度は別のタクシーをつかまえて、とりあえず台北城の東門まで戻って、そこから探してみることにしました。 どうせ英語が通じないならと、中国語で「我要去東門(東門に行きたいのですが)」と言ってみると、なんと通じたようでさっき来た道を戻り始めました。 見覚えのある場所まで来たところで、「附近有長栄海事博物館?(近くにEVERGREENの博物館はありますか?)」と紙に書いて渡したところ、すぐに一言「メイヨー。。。(「没有」=ありません)」と返ってきました。 「またダメか。。。」と思っていると、次の瞬間に運転手さんが指を差し、笑いながら何かを言っています。 見ると東門のすぐ横に「長栄海事博物館」の文字がありました。 やっぱり東門、しかもすぐそばにあったようで、最初から東門に行けばよかったと後悔するばかりです。 それでもようやく見つけて一安心、「太謝謝?了(どうもありがとうございます)」と言ってタクシーを降りたのでした。 あの有名なEVERGREENが運営する博物館を、台北のタクシーの運転手さんが知らないというのは驚きでした。 タクシーの運転手さんも「謝謝、謝謝」と繰り返していましたが、「とんだ物好きがいたもんだ」って感じでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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