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カテゴリ:乗り物
ようやくたどり着いた思いで建物に入って見ると、2階~5階までが博物館になっていて、5階から順番に下に降りて見て行く順路になっていました。
なお、入館料は200NT$(約540円)と、やや高めな印象です。 まずはエレベーターで5階に向かうと「世界船舶エリア」となっており、古代から19世紀までの船の歴史が紹介されていました。 帆船の模型がフロアー一面に展示されていました。 聖瑪麗亞號 コロンブスのサンタマリア号の模型で、制作者を見ると内山康夫さんという日本人の名前が書かれていました。 日本丸もありました。 4階は「現代船舶エリア」となっており、フェリー・貨物船・軍艦の模型が並んでいました。 フェリーの模型コーナー 鐡達尼號 タイタニック号です。 貨物船の展示では、全ての船が「EVERGREEN」でした。 EVERGREENのコンテナ船 さらには軍艦の展示もあったのですが、ほとんどがアメリカ・イギリス海軍の艦船でした。 それでも旧帝国海軍では、この戦艦が展示されていました。 大和號 そして旧帝国海軍で台湾に関係する船と言えば 巡洋艦「高雄」 旧日本の植民地ではアレルギーが強く、シンガポールの戦勝記念館などのようにネガティブに捉えられがちですが、まだここでは「船」として捉えているので中立的な感じがしました。 3階は「海洋台湾エリア」、台湾の海洋の歴史が展示されていました。 日本と同じように、海洋国家としての歴史が展示されていました。 さらに2階では、船舶の仕組みや航行についての展示がありました。 パナマ運河の模型 コンテナヤードの模型 コンテナ船のブリッジ 機関室 興味深かったのは、地球型をした天気図があり、今の世界各地の天気図がリアルタイムにわかることです。 この時は台風が接近中で、北へそれると台湾直撃、南へそれるとフィリピン直撃という状況でした。 (どうやらフィリピンの方にそれたようです) 船舶に関する博物館としては、日本ではお台場の「船の科学館」がありますが、日本以外から見た船舶というのも、また興味深いものがありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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