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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:城跡と史跡(滋賀・京都編)
アメリカ合衆国からお客さん達が来ることになり、京都を案内することとなりました。
京都までの道中、日本が誇る東海道新幹線の車窓からは、三島付近で富士山が見えたかと思うと、関ケ原付近では一面の雪景色だったりして、なかなか興味深かったようです。 (何よりもあの速度にびっくりしていました) 実は銀行員時代の初任地が京都で、当時はつらい思い出が多かったこともあり、以来京都を訪れたことはありませんでした。 本当に久しぶりの京都で泊まる場所は、麩屋町三条の「炭屋旅館」です。 「テラ・ゴコ・フヤ・トミ・ヤナギ・サカイ…、アネ・サン・ロッカク・タコ・ニシキ…」と、久々ながらも通りの名前は憶えていました。 (京都で仕事をするには、通りの名前を知らないと話になりません) 旅館に着くと、早速京都を散策することにしました。 錦小路の市場を東へと歩いた後は木屋町通りを上がり、川端三条からはタクシーに乗って、まずは清水寺に向かいました。 春節とあって、中国語ばかりが聞こえてきます。 京都赴任時代は東山七条に住んでいたこともあり、清水寺のある東山五条はおなじみの場所だったのですが、清水寺そのものを訪れたのは1回だけだったと思います。 それでも毎日のように眺めていた東山の景色には、何となくノスタルジーを感じます。 随求堂 いちいち英語で説明するのは大変なので、英語で書かれた説明文を渡すと、「胎内めぐり」には興味津々でした。 拝観料が必要だと説明すると、「他の人と同じように、すでに払った」とのことです。 実は払ったというのはお賽銭で、"That was for Buddha, this is for the temple" などと、訳のわからない事態になりました。 ところで「借景」については、どのように説明すればよかったのでしょうか。 借景を上手く説明できたら、マクドナルド他の看板の色が違うのも説明できたと思います。 初来日の人から日本を見ると、意外なところに興味が向いていたりして、なかなか刺激的な旅行となりました。 ユネスコ世界遺産(文化遺産)「古都京都の文化財」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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