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テーマ:城跡めぐり(1254)
カテゴリ:城跡と史跡(滋賀・京都編)
京都に住んでいる頃、何度も前を通りながら、訪れたことがなかったのが二条城です。
二条城は二の丸と本丸だけの輪郭式の縄張となっており、二の丸は外堀で囲まれています。 二条城外廻絵図 東側の外堀 二の丸に建てられた隅櫓のうち、東南隅櫓と西南隅櫓が現存しています。 東南隅櫓(国指定重要文化財) 東南隅櫓(城内から見たところ) 二条城に限ったことではありませんが、隅櫓は城外と城内で外観が全く違ってきます。 やはり隅櫓は城外から見るのが一番でしょうか。 二の丸へ入る門としては、東大手門・北大手門・西門・南門があり、大正時代になって造られた南門以外は、いずれも現存しています。 北大手門(国指定重要文化財、城内から見たところ) 1603年の築城時からここにある門ですが、現在の姿は築城時のものか、1626年の行幸時に改築されたものかについてはわかっていません。 門の先には京都所司代があり、その連絡門として使われていたようです。 東大手門(国指定重要文化財) 築城時からこの場所にありますが、1626年の行幸時に建てられた後、1662年に改修されて現在の姿になりました。 現在は東大手門のみ通行可能となっており、東大手門を入ったすぐ右側には番所がありました。 東大手門と番所(城内から見たところ) 番所(現存) 二条城には9棟の番所がありましたが、現存しているのはこの東大手門の番所だけです。 また、番所が現存する城郭は久保田城・江戸城・掛川城・丸亀城しか記憶になく、いずれも日本100名城に選ばれた名城ばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/01/15 06:14:09 PM
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