民主党ではないけれど
こちらの新聞にオーストラリア人が最も信頼する国リストが出ていた。順位ではなく%だった。アメリカ 83%日本 81%インド 61%中国 59%とあった。アメリカは、オバマ効果で数値が上がっているという。本当にアメリカは、この大変な時期にいい人を得たものだ。イメージだけはアップしたようだ。アメリカの現実を上手い具合にオブラートで包んでしまっている。アメリカの実態が分かればこの統計の結果は大きく変わるだろう。この調査は信頼度だから、好きとか嫌い、という観点ではない。中国、韓国、日本でそれぞれ「好きな国、嫌いな国」調査をしている。中国と韓国が嫌いな国に挙げるのは間違いなく日本。しかし、これらの国は好きな国にも日本を挙げるらしい。正に、Love and hate, 愛憎相半ばする関係といえるだろう。問題は、日本人が好きな国に挙げるのは全て西洋の国らしいということだ。考えてみれば、明治維新後、日本は見た目には中国のように西洋列国の植民地になることは避けられた。しかし、実質はそんなに変わらないといえる。見えないようにやられていたのだろう。その歪みが今一気に噴出し始めている。日本はいつまでも西洋を見ていては足元をすくわれる。アジアの国々は、お互いがあまり仲良くならないように分割統治されてきている。イギリス帝国がインドなどを分断分割統治してきた歴史を見れば一目瞭然だ。アメリカ、イギリス、フランス、これらの国は裏が深すぎて地球の反対側まで抜き出てしまいそうだ。これらを牛耳っている資本家たちは度し難い人種だ。オーストラリア、ニュージーランドを含めアジアの国々が、もう一歩進んだ関係になる時期にきているように思える。少なくとも、日豪の関係が良好に推移している今はいい機会だと思う。下の箱をポチッとクリックお願いいたします