夜のお仕事の統計から
夜のお仕事の統計が、私が勝手にメルボルンの朝日新聞と読んでいるThe Age紙に載っていたので何の気なしに凝視した。オーストラリアで夜のお仕事に従事している方々の平均年齢は29歳。その内、子持ちが40%、結婚しているか事実婚の方々が50%。大学生か短大生などは10%。そして、平均年収が$66,000だという。日本人のある旅行者が、オーストラリアから日本に帰って何かのインタビューで言っていたそうだ。オーストラリアでは、昼間から夜のお仕事の立ちんぼうさんが、沢山大きなビルの周りでタバコを吸っていると。よくよく聞いてみると、どうやらこれは極普通のオーストラリアの女性達が、ビル内禁煙で単に外でタバコを吸っていたということだったらしい。考えてみると、こちらの女性の服装やお化粧は、そんな誤解を与えてもおかしくないようなのが結構多い。私は決して非難をしたり、止めて欲しいとかいっているのではない。あくまで一現象として捉えている。さて、この夜のお仕事の方々の年収についてだが、わずか半年前まではこの年収を新宿歌舞伎町などを想定して円換算すると660万円。ところが、この半年の急激な円高で今の換算では何と400万円を切る。どうだろう、「私の年収は~」と言っていた金額が、換算レートでこんなにも変わってしまう。これを、「あ~」と言わずに何と言おうか?「い~」とか「う~」とかは言ってられない状況がある。実は、怒っている。私たちは、日本ではラーメンもおちおち食べていられない。すごい話がある。40年前は1ドルが400円。無理を承知で$66,000を換算すると仰天2,640万円。まったく、「あの日帰りたい♪」状態だ。そんなとんでもない時代があったのだ。因みに、今は60円。今週の金曜日に日本に発つ。日本の皆さん、お願いです。おごってください!下の箱をポチッとクリックお願いいたします