げんちゃんの耳
この前は発達センター受診の日だった。病院の内科的なことはあんまり言われないのだが、体や知能の発達面でとなるとそういうわけにはいかず、いつもちょっとへこんで帰ってくる。 発達センターの先生はゲンの食事の遅れと耳の聞こえをものすごく気にされていた。食事は、2歳11ヶ月にしてまだべちゃべちゃご飯で離乳食なので、噛む力をつけさせるような訓練をしていきましょうとのことだった。ゲンはのどが細いらしく、少しでも固まりが大きいとのどに引っかけたり、口からべーと出してしまう。唾液も少し少ないと思うので、なかなか食事に関しては進んでいない。 耳も体が大きくなって手術ができるようになると、すぐにでもチューブを入れて、水を出してやった方がいいでしょうとのこと。 耳をくっつけていろいろ聞いているのは、骨に響かせて音を楽しんでいるのではないかと言うことだった。 私たちはゲンが音の出るおもちゃでとても喜んで遊ぶので、なんだかんだ言ってもやっぱり聞こえているんじゃないかと思っていたので、軽くショックだった。 発達センターはいつも現実に引き戻されてしまう。でもゲンもこれから自分で生きていかなくてはいけないので、そのための前準備として私たちができることはしてあげたいと思う。 私の心が少し疲れてるのかも。いろいろ考えすぎてる。