音楽関係の本ーのだめ英語版とか
ここのところ、本を買いまくっていて、来月のカードの請求がこわい!息子の受験に関連するものやら、私の息抜きのためのユーモアミステリとか、ノンフィクションやら・・やっぱり、秋は本を読み始めると止まらなくて、つい夜更かししています。で、そういうのとは、関係ないけど、ちょっとまとめて音楽関連の本を買って読みました。一風変わった物ばっかりですが・・ピアノとか音楽好きじゃなくても、楽しめるかな?というのも。まずは、買い物リストににも入れてる本。★「アーモンド入りチョコレートのワルツ」森絵都さんの本です。新潮文庫で出てます。アーモンド入りチョコレートのワルツ息子もジュニア向けの本も読めるようになってきたから、ジュニア向けで何か面白いのがないか・・と探していて発見した本です。短編集で、3つとも中学生が主人公ですが、大人のほうが楽しめるかな?という本です。あと、ピアノ弾く人も。「アーモンド入りチョコレートのワルツ」はエリック・サティのピアノ曲をそのまま題名にしたお話で、一風変わったフランス帰りのピアノの先生と、そのお友達のフランス人のおじさんと、中学生の女の子の生徒さんのお話です。そのフランス人の友人ってのが、エリック・サティそっくりの風貌で先生よりずっと変わったおじさまで、女の子と先生とのピアノのレッスン風景や日常を変えてしまう。他にも、中学生の男の子達の夏休みの出来事(毎年同年代の従兄弟で別荘に集まって、子供だけで生活する)の話ですが、これに出てくるのはシューマンの「子供の情景」。トロイメライなんかが、中心ですが。もう一曲はバッハの「ゴルトベルク変奏曲」が話の大事な部分に出てくる、不眠症になった中学生の恋のお話。要するに、ピアノ曲が出てくる中学生が主人公の短編集です。直木賞も取られたので、森さんの筆は中学生が主人公で、若い人が読めるような作品ですが、大人が読んでも充分に楽しめるというか中学生とかより、「昔中学生だった人」が読んだほうが、わかるのかも?息子も読みましたが、一番気に入ったのはサティのお話。中学生の淡い恋のお話は、一番好きな「ゴルトベルク変奏曲」が出てくるのに「つまらんかった」とか言ってましたお子ちゃまで、恋愛感情がわからんようで薄いですし、紅茶とお菓子でもいただきながら、ほっこりと昼下がりに読むのにちょうどいい本じゃないかな?と思います。私も一番好きなのは「アーモンド入りのチョコレートのワルツ」です。実はこの曲は聞いたことないから、CD探そうと思ってます。★「のだめカンタービレ英語版」前から欲しかったけど、とうとう買ってしまいました。一冊のお値段が通常のコミックの3倍するけど、子供がこれほどはまってるなら、テレビでやってる間なら・・と思い。【ドラマ化♪のだめカンタービレ】NODAME CANTABILE 1(Ninomiya Tomoko)日本語の台詞を殆ど覚えてる状態に近い子供達なので、今頭に入ってるなら、発音とか難しいこと考えなくても、ちょっと読み方教えれば絵を見れば意味がわかっちゃう・・と思い。英語とか、もう始めてる小学生で、のだめ好きなら、コレで楽しんで英語に対する苦手意識とか、難しそう・・って気持ちも払拭できそうだと思い。ダンナも、英語を再度勉強するのに、いいかな?って言うので。やっぱり、英語は使わないと、読まないと錆びていくので、私も村上春樹さんの英語版とか、ハリー・ポッターとか買ってチャレンジしたんですがなかなか読み進めず、中途に。いっそ漫画なら・・・と思いキライになっても・・と思うので、子供には押し付けたりはしないで一緒にちょこっと「日本語のここが、こういう表現になってるけどこれ、言えてる!」とか「違う!」とか、話の種に出来たらと思い・・。まだ、一巻が着いた所なので、ちょこっと見た程度ですが、これならいけるかも?って感じ。日本語のコミックと交互に読もうと思ってます。娘は英語習ってる癖に「私は英語は読めないの!」って半泣きになってた癖に、ちょこちょこパラパラめくってるようです息子は今は忙しいけど、受験が終わったら、受かっても受からなくてもすぐに英語が始まるから、興味津々です。(今は封印中)次の2巻まで、たどり着くといいんですが。楽天では、今品切れになってるみたいですが、amazonにはありました。ついでに、こんなのも売ってました・・買いたいけどね・・・◆ペータース版 2台4手 モーツァルト ソナタとフーガ最近出た本で★「夢見るクラッシック 交響曲入門」作曲家 吉松隆さんの本で、ちくまの新書(プリマーブックス)から夢みるクラシック交響曲入門ちょっと前にテレビでモーツァルトの本の紹介をされていたり、「プレイアデス舞曲」をちょこっと聞いたりしたり、調べ物をしていて吉松さんのサイト(充実していて、結構楽しいです)を読んだりしてなんか気になってきたので、買ってみました。いわゆる有名な作曲家の交響曲の紹介本で、一応入門書・初心者向けの本と言うことで、吉松さんが、大家さんの所の中学生くらいの子に話すつもりで書かれた本なので、わかりやすいです。小学校高学年でも、音楽知ってる子なら充分わかるし、内容も理解出来ます。息子はアッと言う間に読んでました。何も知らなくても、高校生なら絶対スラスラ読める内容です。イラストも付いてて、とっつきやすい感じですし、紹介された曲のオススメCDも掲載されているので(最新版なので、絶版になってないし)私なんかの、よく知らない大人が、誰の演奏を聞いたらいいのか?って思った時にも役に立つと思います。表紙の感じも好きだし、交響曲の歴史みたいな物や、成り立ちの説明もあるので、スンナリ入れると思います。「のだめ」のドラマで、クラッシック聞きたくなった・・なんて人にはピッタリかも?と思います最近、結局音楽関係の本は子供用になること前提で買ってるのが多い気がします・・そういう意味では(昔はこういうのあんまり買わなかったし、読まなかったから)子供が私の世界を拡げてくれてるのかも?と思います。