拾いもの
子どもの頃、いろんなものを拾ってきては、宝物にしていました。子どもってそういうものだと思っていたら、「物を拾ってはいけない」と親から言われて育てられた人がいると、大人になってから知りました。治安のよくない諸外国の子どもたちも「外で物を拾ってはいけない」といわれているそうです。子どもが拾ってきたものが、悲惨な事故を招くということが、幾度となくあるそうです。海辺育ちの子どもたちは、台風一過の晴れた海岸に繰り出します。台風の後は、すごい掘り出し物があるからです。特に流木は、軽トラでやってくる専門家のおじさんたちとの争奪戦です。でも結局は数人で力を合わせても運べなくて、おじさんたちが持っていってしまうのですが、、。大人になったら軽トラを買おうと思ったものです。数年前、北海道で拾った流木です。毎年夏は北海道にバイク(タンデム)〔←私は後ろ〕でいきますが、たしか、オホーツク海沿岸の原生花園を歩いて、海岸に出たときにみつけたものです。真っ白い朽木だったので、柿渋を塗って飾っています。こんな感じに、木でできた猫が仲良くちょこんと座っています。山歩きをして、拾ってきたのは、ブナの小枝、松ぼっくり、くるみ(買ったのもあります)たちです。ブナの小枝は新緑の松之山(新潟県)だったと思います。麻紐をつけてキッチンの布きんをぶら下げたり、重宝しています。栗拾い、栃の実拾いは時間を忘れて集中します。栃の実は拾った後、食べられるまでが大変ですが、せっかく山からいただいたおいしいものなので、せっせと作ります。大人になっても拾いものの楽しさはやめられません。ハーブ園や野草園に行ったときは、花の種をいただいて帰ることもあります。昨年のたまった種、そろそろ土に埋めてあげようかな。拾って悲しかった(?)ものもひとつあります。10年以上前、ベトナムのホテルの売店で、買うつもりなんて全然なく見ていたのですが、うっかり手が滑って落として、ふたの角を欠けさせてしまったんです。で、結局買い取ることに。金額は記憶から消し去りましたが、石造りの手彫りの箱は、そこそこの値段がしたと思います。貧乏旅行には手痛い出費でした。カードが使えてよかった、、、と思いながら引き取りました。まあ、「家に来たかったんだな、きっと」と、今は大事に思っています。これは、拾いものというか、落として、拾って、買ったものでした。それ以来、お店に入るときは、鞄はひっかからないか、持つときは慎重に、、、と、失敗は人間を成長させるものです。ターナー 国内産純天然100% 無臭柿渋 1L価格:1,980円(税込、送料別)アウトドア雑誌や『サライ』でも紹介された逸品!ご要望にお応えして大きなサイズ登場♪白竹お...価格:4,725円(税込、送料別)【送料無料】千円札は拾うな。価格:570円(税込、送料別)【送料無料】ごみを拾う犬もも子のねがい価格:1,260円(税込、送料別)