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カテゴリ:コード
以前、コード・ネームの仕組みについて
ここでいろいろ書いたことがあります。 それは 「こう表記されていたら、この音を弾くことになる」 という「基本ルール」を説明したものだったのですが 今年 久しぶりにそれを読み返してくださった “ものぐさ父さん”から 「なぜ 半音の数で表す方法ではないのか」 という質問をいただきまして 確かに専門的に音楽を勉強してきている人間には 長三度なら全音+全音高い音 短三度なら全音+半音高い音 と その鍵盤が浮かびますが そういう感覚に慣れていない人にとっては 鍵盤を半音ずつ きっちり数えて ベースの音から半音で何番目と何番目、 と書かれている方が 間違いない鍵盤を探せるわけです。 正確さを追究するなら 半音ずつ上がる数字で表記する方が確実。 いわれてみれば その通りなのですね。 しかし 日常的に【コード・ネーム】を使う時といいますと(私の場合は) 和音ならば 「五線に書かれた音符を読む」より 「コードネームを見た方が早い」ため 音符をコード・ネームに置き換えてメモしておく という使い方が多いのです。 五線の表記は「ドレミファソラシ」の7音 半音上下の黒鍵の音に関しては♯や♭で表記されますから むしろ『半音でいくつ分』と考える方が時間がかかってしまう。 音楽を専門にする人の便利ツールだから? と思ったのですが、 しかしそれだけでは こういう仕組みになったことを 説明できないですね。 ひょっとしたら、昔は半音ずつの表記法もあったのかなあ。 考えているうちに、だんだん気になってきましたので 調べてみることにしました。 一つ、予想している答えは このコード・ネームが 『鍵盤楽器だけのためのものではない』という事。 軽音楽、特にギターで使う事が多い記譜法ですよね。 ですから そもそもこのコード・ネームは 『鍵盤が無い楽器』向けのものではないかと。 それだと「半音でいくつ分」という考え方で無い方が 便利だった可能性があります。 間違いのない答えが見つかるとは限りませんが それなりの答えを見つけてみたい。 というわけで 少し遅い自由研究(?)スタートです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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