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アコーディオンという楽器
ローマ数字による和音記号が提案された直後 1822年ベルリンのブッシュマンという人によって発明され 初めは シンプルな構造だったものが だんだんと 進化して今の形となったそうです。 アコーディオンには 鍵盤の無い『ボタン式アコーディオン』と 鍵盤の付いた『ピアノ・アコーディオン』があります。 そういえば、小学生時代さわったアコーディオンは 鍵盤付きタイプでしたが 左手側にボタンがいっぱい並んでいました。 ボタンの方は全くノータッチでしたので 奏法については未知のまま。 調べてみますと、 あのボタンは【ベース・ボタン】と呼ばれるもので 低音と和音で伴奏するのが主な役割。 ボタンの数は120個(を6列に並べる)が基本 最大装備で140個(7列)あるそうです。 で、このたくさんあるボタンの内 ふいごに近い1列~2(3)列までが本来のベース バス音または低音でのソロ演奏に使うもので 残る、3(4)列目以上は 低音ボタンの最後列の音を基音として 長三・短三・属7・減7 の4種類の和音を 1個のボタンで演奏できるのだそうです。 つまり、 「ド」 (C音)の列の長三和音ボタンを押せば「ドミソ」の音がびゃ~っと 「レ♭」(D♭)の列の長三和音ボタンを押せば「レ♭ファラ♭」の和音がびゃ~っと 自動的に鳴ってくれるという事ですか? そりゃあ、コード・ネームの表記法 あれでいいわけです。 E♭の減七和音を鳴らしたければ 『E♭の減七和音ボタン』を押せば良いのですから。 ちなみに アコーディオンのベース・ボタンの音の配置は、 ピアノの鍵盤のように ドレミファソラシの順には並んでおらず 『調によって運指法を変える必要がない』というのが この楽器の大きな特色だそうです。 この辺りも、弦楽器みたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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