私の誕生日はどこ?
昨日はら~さんの誕生日でした。昨日よりずっと前から、ら~さんはこの日を楽しみにしていました。ばあばと電話で話すときも「誕生日には何が欲しい?」と聞かれているのを、横でしっかり聞いていたは~ちゃん。先週、体調を崩したこともあり、その後もずっと原因不明のぐずぐずっ子。基本、おなかがいっぱいなら機嫌がいいし、眠くなければいいだろうと思うけど、今回のぐずぐずは、一筋縄ではいかず、担任の先生との連絡ノートにも「今日もぐずぐずです」というコメントともに、思い当たるぐずぐずの原因を書いたりしていました。そして、昨日は朝からぐずぐず。保育園に着く頃にはぐずぐずMAX。そして一言「は~ちゃんの誕生日は、どこなの?」という言葉。この一言で、ぐずぐずウィークの原因がはっきりしました。2歳児に「11月だよ」と言っても、わかるはずもなく、とにかくら~さんにとっての特別の日というものが、忌々しくて仕方がなかったようでした。保育園に迎えに行くと先生も「は~ちゃんの前では、ら~さんのお誕生日の話をしないようにしました」と言われ、連絡ノートには「珍しく午前中ずっとぐずぐずしていました」と書かれ、帰るときも「イチゴのケーキが食べたい」とのたまい、なぜ自分の誕生日ではないのか?疑問だらけの一日だったようです。そして、機転を利かせた主役ら~さんが「今日はら~さんだけじゃなくて、は~ちゃんも誕生日と言うことにしよう」と言ってくれたおかげで、は~ちゃんは誕生日が二回ある子という設定になりました。その流れに合わせて、ハッピーバースデイの歌も「ら~さん、は~ちゃん」と名前は二つ言い、パパにはメールで急遽は~ちゃん用のプレゼントを頼み、そうすることでは~ちゃんのぐずぐずは幕を閉じました。今日は本当の誕生日会をしましたが、「自分も!」と言わんばかりにろうそくの火を消そうとしたり、ハッピーバースデイの歌で「は~ちゃん」を言わないように間を開けたら要求してくるし、は~ちゃんにとっては、本当の誕生日を迎えたかのような祝いぶりでした。ら~さんに「は~ちゃんの誕生日の時も、ら~さんも一緒にお祝いする?」と聞いてみたところ、「ら~さんはちゃんと自分の誕生日がわかるから、別にいい」と言われました。ら~さんは昨日で5歳になりましたが、もちろんは~ちゃんは昨日誕生日だったとしても2歳のままです(そのことにはまだ疑問がないようで)。