東海道(の途)中そば喰いねぇ
運動会の代休で、朝からダラダラとネットの海を漂っていると…「富士宮焼きそば、B級グルメ日本一」という記事を見つけました。“B級”に日本一も何もあるのか、と思っていましたが、そう言えば以前に大阪のなんばパークスで富士宮焼きそばを食べたのを思い出しました。 検索してみると、関東から出てしまいますが、十分日帰りできる距離です。そういうわけで、ネットで調べて、焼きそばを食べに行くことにしました。 まず、東京駅八重洲口とJR富士・富士宮駅をつなぐ高速バスがあるようですが、行きの分は受付終了していたので、近所のファミマで帰りのバスチケットを買っていきます。 池袋駅で、富士宮までのきっぷを購入。ワタシの滑舌が悪く、「うつのみや」と間違えられそうになりましたが。片道約¥2500です。 池袋から逗子行きに乗って、大船で乗り換え。なんか改札周りがキレイに改装されてました。そこで熱海行きに乗り換え→熱海で静岡行きに乗り換え。けっこうスムーズな連絡でしたが、目的地の富士宮に着いたのは午後2時前でした。 改札前に、いきなり焼きそばののぼりが。駅“焼き”そばです。それには目もくれず、ネットで一番人気だという店を目指してひたすら歩きます。 以前歩いた銚子の街もそうでしたが、道幅の割には人も車も少なく、建物もこじんまりとしていて、いい感じに“地方”のニオイを漂わせています。 このお店は、小学校近くの駄菓子屋さんでした。10畳ほどの店内に、お好み焼き屋さんのような鉄板のテーブルが2面。その横には商品の陳列棚が。 早速焼いてもらった焼きそばを食べてみましたが、確かになんばパークスで食べたような食感でした。やたら固い麺なので、噛む回数も増え、見た目以上に腹がふくれる気がしました。 店のおばちゃんが気さくな人で、最近の子どもの事やら、テレビの取材の話やら、いろいろと話を聞かせてもらいました。店内には取材で来たテレビ番組の色紙が飾ってありましたが、その中で分かったのは「大阪ほんわかテレビ」と、月亭八光が書いた「ごきげん!ブランニュ」だけでした。 デザートにカルメ焼き(¥10)を買って、地元のスーパーで買い物をして引き上げることにしました。戦利品は、焼きそば玉・肉カス(豚の背脂からラードを絞った残りを揚げたモノ)・カップの富士宮焼きそば・生桜エビです。 帰りはJR富士駅から高速バスですが… 乗客はワタシ一人。まあ、平日だし。東京から焼きそば食いに来て帰る、なんて人はあまりいないのでしょう。 東名のこの区間を通るのは、約10年ぶりぐらいでしょうか。途中足柄サービスエリアで休憩が入りましたが、渋滞もなくスムーズな道中でした。ほとんど貸し切り状態で、高速に入った後は途中のバス停を全部パスしてもらうことにしました。 首都高に入っても全く渋滞なく、予定より十数分早く八重洲口に到着しました。普段は鉄道での移動が基本になってますが、たまには昼間の中距離バスもいいものですな。次は仙台あたりでも行ってみようか。