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カテゴリ:建築・住宅
こんにちは。
先日の能登地震、被災された方々、早く家に戻れるよう心からお祈り致します。 ご覧の方々やその御親戚の方々で被害にあわれた方々も居ると思います。 早く復旧できると良いですね。 行政の対応は早かったようですが、給水などの連絡が上手く伝わっていないようです。 被害状況がだいぶわかって来たようですが、やはり古い建物が倒壊している様ですね。 多分昭和55年以前の建物だと思います。 余震で更に被害が増えるかも知れませんので、注意して下さい。 建物は一度大きく揺らされると少し弱くなります。 専門的には耐力壁である筋違い、面材を固定している釘、ビスが緩むからです。 余震により更に緩みますので、傾いているなどの目視ができるようであれば、 できれば自主的に非難して頂いた方が良いです。 そのうち建築士の方々が、応急危険度を判定すると思いますので、それまで待って頂ければと思います。 実は中越地震の際、発生から2週間後に会社の命令で現地に調査に入りました。 竜光地区、川口町、十日町まで調査。 竜光地区は被害が多く、当日やっと一般への開放がされた時でした。 阪神淡路際には、TV・雑誌でしか見てませんでしたので、ひどい状況としか思っていませんでした。しかし、実際に現地入りした私は、何も言葉が出ない状況に。 被災された方々が、傾いた家から家財道具を運び出している。泣きそうになりながら、「申し訳ありません。調査の者ですが、写真を取らさせて下さい」とお願いしました。 その方々は、何も話さず、ただうなづくだけ。 いくら会社の命令でも、この時ばかりは????で頭の中がいっぱいになりました。 調査だけでなく、なぜボランティアとして派遣してくれないのか? 今回の能登地震に関しても、調査に誰かしら行くと思います。ボランティアとして立候補できれば・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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