おぼえがき

[建築・住宅] カテゴリの記事

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• 緊急地震速報

  緊急地震速報が、一部否定的な報道されていますが、皆さんはどう感じているのでしょうか？私は、現状のレベルでは十分発揮されたのではと感じています。確かに、震源地付近では、地震後に速報？がされたので意味が無かったと思いますが、３０キロ離れた先では、間に合った。都市部で３０キロ範囲は人口の集中率が高いので、被害が大きくなると思いますが、それよりも離れた地域では、発揮される。どれだけの人が対処、対応できるか。ガスを消すことが出来れば、火災発生・拡大も防げる。十分機能したと思いますが、今後は更に技術がすすみ、範囲が狭まると思います。しかし、これだけ大きな地震であまり被害が拡大しなかったことは、不幸中の幸い。でも、やはり死傷者が出てしまいました。大変残念です。ご冥福を祈ります。私たち建築士が出来ること。住宅の耐震化促進、火災のおきない住宅（オール電化など）の提案。家が倒壊してしまうと、何もならない。阪神淡路の際、地震直後5分で死亡者の9割が建物の倒壊でなくなっています。四川大地震も同じでした。生活を守る家が、命を奪う。あってはならない事だと思います。また、火災を起さない。IHクッキングヒーターは大変便利で火災も起こりにくい。（全くゼロではないです。）エコキュートには、災害時に生活用水に利用することができる。（飲用は不可です）また、電気の復旧は災害後早いです。（中越沖地震の際、ガス復旧はだいぶ遅れました）反面、ガス会社も頑張ってます。高機能なガスコンロ、家庭用燃料電池の開発がすすんでいます。プロパンは、安全が確認できれば、使用可能になります。リフォームや建替えや、新居を探している方は、是非そんな事も検討してください。ちなみにうちはオール電化にして、光熱費がさがりました。

  2008.06.14

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• 構造計算ソフトを仮認定

  こんばんは。今日は仕事の一部をおぼえがきとして書きます。日経新聞夕刊より「構造計算用ソフト仮認定」耐震偽装を防止する為に、昨年6月20日に建築基準法が改正されましたが、確認申請業務が大混乱になり、最近さまざまな緩和措置が出てきています。中でも偽装になってしまった部分の計算ソフトの見直しが、やっと仮認定。今頃かと思いますが、やっとこのような状況になったようです。ソフト会社の遅延となっているようですが、元々国が対策をしていなかったことが原因。悪いことをする方が当然処罰されるべきですが、それを監視、管理しているお役所さんは何も処罰を受けていないのが現状です。このソフト認定の遅れも開発会社のせいになっていますが、実際にはどうなのか？不信感が消えません。余談ですが、現在自宅を建築中なのですが、法改正の巻き込まれ実際に確認申請許可が遅れました。構造計算も要らない、二階建てなのに・・・・

  2008.01.08

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• 中越沖地震に学ぶ　第二回

  今日も昨日の続きです。ちょっと昨日のに補足。家の建てた年数で判断と書きましたが、細かく説明しておきます。木造建物の場合、55年以前は以下の仕様の物が多いです。無筋コンクリート基礎：鉄筋が入っていない基礎です。なので割れたり崩れたりします。対処方法は、鉄筋の代わりとなる材料を後から埋め込む方法などが一般的です。柱と横架材がほぞ組み：いわゆる金物補強をしていない形です。単純に凹凸にて差し込んでいる状態。現在では基礎から金物による緊結が義務付けられています。対処方法は、後入れアンカーや金物による補強が一般的です。耐力壁が無い、金物緊結がされていない：筋かいと呼ばれる、斜めの材料です。水平に力のかかる地震力に対し、斜めの材で抵抗します。が、接合部が金物などでしっかりと固定されていないケースが多く、外れてしまう。現在では合板によって、柱と横架材を一体化してしまいます。２×４工法の良いところが在来にも組み入れられたのです。対処方法は、単純に金物補強か合板で補強します。屋根裏や床下に潜れれば、見てみてください。できれば旦那さんにね。懐中電灯も忘れずに。土台や柱が腐っていないかも要注意！湿気が多いと腐りやすくなります。いくら新築でも、水浸しの床下では木は腐ってしまい、金物補強も意味がなくなります。専門的な話はここまで。ちょっと余談。昨年の耐震偽装問題で、取り壊しになったマンション。買われた方々には大変辛く悲しい出来事だったと思います。ところが、国が現在の耐震基準に適合していないからと取り壊しになったマンションは、昭和55年から62年の構造とほぼ一緒なのです。げ！と思う方も多いでしょう。でも、法律は法律ですから。なので、もっと耐震化するべき建物が多いという現状。もし今日関東に大震災がきたら・・・とんでもないことになるでしょう。明日は震災後の話を書ければと思います。

  2007.08.02

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• 中越沖地震に学ぶ

  こんにちはさて、皆さんの住んでいる住居はどの様な形態で、何年に建てられたのでしょう？今回の中越沖地震においても、倒壊、危険度判定により住めなくなった住居が多数出ました。私は今回の中越沖地震に視察には出向いてませんが、２年前のの中越地震、今年３月の能登半島沖地震ともに視察に行きました。サラリーマン建築士として、ひとつこのブログを見ている方々に提案です。冒頭に上げたように、現在住んでいる建物の築年数によって、対応が全て変わります。今後関東、東北、東海、東南海、南海と大規模な地震が発生すると予測されていますが、皆さんはお気付きでしょうか？いつか来る、もしかしたら来ないかも、自分は大丈夫、と思っている方が大多数だと思います。昭和55年に建築基準法が改正されました。これ以前の建物（マンション、戸建て）は、地震に対して緩やかな規制の下で建築されています。なので、昭和55年以前の建物が倒壊の危機にさらされています。また、昭和62年にも建築基準法は改正されています。55年～62年の間に建てられた建物は倒壊する危険は少なくなっていますが、間取りによっては傾き、住めない状態になる可能性があります。このような建物に住まわれているのであれば、まず自治体が行っている耐震診断を受けてください。これは、現在の耐震基準に基づき、現状の建物を診断します。自治体によっては無料。建築士会や都道府県の行政でも行っている場合があります。調べてみて下さい。これにより、耐震補強をするのか、建替えるのか判断して欲しいです。2年前の中越地震の際、外壁や屋根をリフォームしたと思われる建物が、倒壊している現場を見ました。ここ２年以内に、数百万円かけて行ったと思われました。が、地震によって倒壊。リフォームの意味が全くなくなってしまいました。まず住んでいる建物の状況を確認する。倒壊してしまえば、圧死です。阪神淡路大震災の際に、20代前半の方が多数圧死でなくなられています。これは安いアパートに住んでいた方々のようです。学生ですから、家賃にあまりお金をかけられない。仕方が無かったと思います。中越、能登、中越沖においては、高齢の方々が倒壊でなくなっています。話を聞くと、こうれなので、残り少ない人生のために建替えられない。というのが現状。でも、亡くなってしまっては・・・。また、建物が倒壊することで道路を塞ぎ、災害支援の妨げになるケースもあります。是非、この機会に今一度自分の住んでいる建物を見直して下さい。いつ地震は来るかわかりません。また、一度来たからともう当分来ないというのも、違うようです。今回の中越、中越沖地震が物語っています。

  2007.08.01

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  20070716

  こんにちは。最近仕事に追われ、なかなか日記をかけませんでした。プライベートでも夏休みの予定が毎週あり、バタバタ！久しぶりに会社からの更新です。ところで、今さらながらにこんな写真を撮ってしましました。7/16 9:46場所は、多摩川沿いを多摩市方面に向かっている最中の調布上空です。低い途切れとぎれの雲がわかりますでしょうか？多分中越沖地震に関連する地震雲と思われます。以前から、職業柄地震に対して触れる機会が多く、地震雲についても関心がありました。なので、見つければ撮るようにしていたのですが、今回ここまでひどくなるとは思いもしませんでした。以前の日記を読んで頂ければよいのですが、再度今週は地震の備えについて書いてゆきたいと思います。新聞やニュースも原発と選挙の話題に移行しています。再度、皆さんに準備をして頂くきっかけになればと思います。どうぞお付き合い下さい。

  2007.07.31

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  床下点検ロボット

  日経新聞夕刊よりゲーム感覚で床下点検ができるロボットが開発された。日経NET床下や配管などを調べられるロボット。すごい技術ですね。トピー工業のHPはトピー工業災害用時に倒壊した建物の中を調査するロボットとして、誕生したように記憶しています。以前戸建の現場を担当していたころ、定期点検で床下にもぐる事もしていました。結構狭くて、ほふく前進であっちこっちと行かなければなりません。点検するのに、狭い空間で上も下も見なくては。結構辛かったですね。階段の下が唯一の休憩場所。物入れになっていると、休む場所も無く辛かった思い出が。でも、このロボット、一台150万円。高いのか？安いのか？ん～、難しいですね。

  2007.06.04

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• 地震速報

  こんにちは。今日は緊急地震速報の話です。緊急地震速報　って聞いたことありますか？最近マンションの販売でも、これを目玉にしている会社もありますね。大きな地震が来る際、初期微動P波と揺れのS波があります。対外感じるのはS波。ゆれます。P波が先に伝わり、S波が来ます。震源地からの距離により、P波とS波の間隔が長くなる。それを利用して、S波が来る前に知らせて、ガスを止める、物の影に隠れるなどの非難行動をする為のものです。5/8の日経新聞朝刊には「トータル　個人向け地震速報」9月に発売。本日5/9の日経新聞朝刊に「気象庁　認知度を初調査へ」とあります。本当は、気象庁として今春運用を開始予定だったようですが、認知度の低さからパニックによる２次災害を防ぐ為、先延ばしにしたようです。このシステムは運用されれば、TV放送にて案内されます。個別に利用するのか、一般的な放送を待つのか？難しい選択ですが、地震に対して備える面ではとてもよい仕組みだと思います。ちょっと、気にかけてみてください。

  2007.05.09

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• 南海地震の前兆？

  2007/4/30日経新聞より「西日本、地震活動活発に」日経ネット関西版という記事が掲載されました。地震が来るぞ！って煽るつもりはないのですが、もし読んで一人でも多くの方が、備えをして頂ければと思います。以前にも書き込んでいますが、地震が起きる前に備えるのと、そうでない場合、全く違います。もし被災しても、備えがあればほんの少し楽になる。本当は昭和５５年以前に建てられた家は、補強や建て替えなども検討して欲しい。死んでからでは何もできなくなるからです。また、家が倒壊せずに生き延びた場合も、被災者として苦労が絶えません。なので最低限の備えをしておいて欲しいです。非常持ち出し袋、水、靴、チョコレートなどなど。うちでは車にＢＢＱ用品を載せっぱなしにしています。万が一助かった場合、借りてる駐車場が一番安全だからです。載せているのは、ＢＢＱ用品が中心で、水（２リットル入り６本/箱）カップラーメン１箱乾パン大１缶カセットガスコンロ炭、マッチ調理道具、紙食器毛布、ひざ掛けチョコレートは溶けてしまうので避けましょう。ＢＢＱ行く時は、上記プラスにコンロ、食材、椅子、テーブルを積めばよい状態に。燃費が悪くなりますが、万が一の場合に備えてです。できることから、始めてみませんか？

  2007.04.30

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• 窓の図鑑

  おはようございます。今日も日経4/24の記事から。文化の欄に窓を撮り続けて1000軒の方の記事。早速ブログを検索すると、ありました！窓の図鑑http://madozukan.exblog.jp/見ていて楽しいです。窓って日本ではあまり気にしていない方が多いと思います。日当り重視が普通ですが、海外では「ピクチャーウィンドウ」といって、外の景色を「絵」なぞらえて楽しむ習慣があるようです。機能も日本とちょっと違うようです。そんな窓の写真が沢山掲載されています。しかも建物全景はほとんどなし。窓だけにこだわっています。

  2007.04.24

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• 4/21の記事

  4/21(土)日経新聞よりトーセイは2007年度のオフィスビル、マンション物件販売・賃貸の屋上緑化を施す。日経住宅リサーチ社会的貢献（CSR）への配慮とのこと。大都市におけるビル群が全て屋上緑化されたら、すごいでしょうネ。施工・管理的には費用のかかる問題ですが、地球温暖化防止としては良いと考えます。普及して欲しいですね。藤森照信「メゾン四畳半」考え方に共感が持てる先生です。「四畳半」って結構居心地が良いと私は思っています。何もない状態で、畳の感触と壁、天井を感じる空間。時々一人になりたい時にはお勧めかも知れませんね。完全個室だと家族との交流がなくなるので、できれば主寝室に三畳程度の畳スペースをつけたいですね。以前、私が設計した建売で同じようなことをしたところ、一番最初に売れたのはすごくうれしかった思い出です。メゾン四畳半

  2007.04.23

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• 地震予想地図

  こんばんは。昨日の新聞から「07年版の地震予想地図」です。地震調査研究推進本部昨日はアクセス集中で見れませんでした。皆さんの関心が強いようですね。予想地図を見るとやはり南海、東南海、東海、北海道が真っ赤です。興味のある方は、見てみて下さい。

  2007.04.20

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• 能登半島地震

  こんばんは。今富山県高岡市から更新しています。まだ余震は続いていて、100kmくらい離れた高岡でも有感地震が数回ありました。まず能登空港から、輪島市外へ向かいました。M6.9にも関わらず、通り沿いはほとんど障害なし。中越地震の時とはちょっと違うとまず感じました。しかし、輪島市内に入ると所々ブルーシートが掛けられていて、輪島で有名な朝市の通りでは解体作業を行う建物も見受けられました。すでに応急危険度判定は済まされ、各家の玄関に張り紙がされていました。次に海岸沿いを南西に向かい、輪島市門前町へ。途中がけ崩れ数箇所、通行止めで回り道をしながらお昼過ぎに到着。門前に近づくにつれ、様相が変わってくる。道も補修跡が目立ち、家々もブルーシートが目立ち始める。バイパス沿いは車の往来も多く、普及が進んでいる事が伺えました。もうほとんど復旧しているのかな？と思い始めたところ、旧道の方でトラックの出入が多いことに気付く。門前町深田付近で廻ってみると、ひどい状況。傾いたままの家々が続き、完全に倒れている家もありました。しかし、最近建てられた近くの老人介護センターは、外見上問題なし。特に避難も無い様子。次に門前町走出の総持寺付近。旧道付近はひどい状態。総持寺もひどい状況。断水もしている様子で、総持寺のトイレは使えず。しかし、近くの新築の家に関しては問題なく住んでいる様子。また、バイパス沿いのコンビニは営業をしている。（輪島市内からここまで約30kmくらいありましたが、一切コンビニは無の状態。）そのままバイパス沿いに海岸線まで行く。海岸線に接する家々は、傾いている家もありましたが、門前町走出付近よりは少なく感じる。自衛隊などの集結基地がある。結局走出に戻り、コンビニによって遅めの昼食。あまり商品が無い様だったら、遠慮しておこうと思ったのですが、3時過ぎにも関わらず商品は充実していました。その後穴水→七尾→氷見→高岡でしたが、穴水から先は全く被害状況は見られませんでした。高岡市内も普段の生活が営まれている。なんか不思議な気分でしたが、余震によって思い出される。能登空港への飛行機内もそうでしたが、調査に来ている方がとても多い。観光バスできているところも。また、支援に来ている近隣の市町村の車とダンプが目立つ。早い復旧がされているようでした。中越地震の教訓が活かされていると思います。専門家ではないのではっきりとした事は言えませんが、状況から判断すると、火災が発生していないので、被害がおさえられた。昭和初期から50年くらいまでの建物が被害を受けている。板張りの外壁が多い為か、比較的完全に倒壊している建物は少なく感じる。老人世帯が多い。→建替えることができない。できなかった家が被害を受けている。道路は比較的崩壊が少なく、補修が早急に行われた。瓦葺きの家がほとんどだが、倒壊は少ない。→板張りが粘りを持ったのか？間取りがよかったのか？中越の際にも感じたのですが、平成になってから建てられた家はM6.9でも持ちこたえることができる。（新耐震基準）新耐震基準に満たない家に対し、建替えもしくは改修する為にはどうすれば良いのか？子供たちが出てしまった家は、建替えを検討しづらい。私に何ができるのか？うちの会社に何ができるのか？でも、何かしなければ・・・。大きな問題です。（写真はあえて掲載しません。ごめんなさい。地震が無ければ、旅行にはよい場所だったと思います。。板張りの家々が建ち並び、風情が感じられる場所です。総持寺は由緒あるお寺で、横浜市鶴見にある総持寺はこちらから移転したお寺です。曹洞宗の大本山。鶴見には石原裕次郎さんが眠っていて有名なお寺になっています。）

  2007.04.05

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• 試験終わりました

  こんにちは。ちょっと更新サボってました。実は今日「損害保険募集人試験」がありまして、受験してきました。3月初めくらいから勉強し始め、やっと今日開放！多分合格していると思うのですが、結果は2週間後。受かってると良いナー。建築士でありながら、損害保険？ちょっと不思議な組合せかも知れませんが、実は密接に関係があります。火災保険や地震保険などがありますが、住宅物件に関してはローンの返済などの為に必ずこのような保険をかけます。もし火災などで焼失しても、保険金にて再建築できるようにする為です。住宅を購入している方は、御存知かと思います。また、工務店様が建築される際にも損害保険をかけます。それは現場の危惧防止です。万一の事故の際に備える保険。ほとんどの工務店様が入られていると思います。保険内容を説明するには試験に合格し、登録を行わなければいけない。なので受験となりました。掛捨てになる保険ですので、少しでも安い保険料の方が工務店様の経費削減にもなります。しかし、保険用語って訳わからないですね？ぜんぜん頭の中に入ってこない。特に一級建築士試験から数年経過しているので、頭もガチガチ。落ち着き無くて、ストレスも溜まってました。その時ふと頭の中を壊れたレコードのようにぐるぐる廻る歌がありました。「水戸黄門」の主題歌？♪じーんせい　楽ありゃ　苦も・・・♪の歌詞に「どんぐりコロコロ」の曲。高校生の時に、化学の先生か歴史の先生に教えてもらった「春歌（しゅんか）？」と言うそうです。（記憶が定かではないので、間違ってたらごめんなさい）暗い歌詞に、明るい曲。結構はまります。辛い時に声を出して歌うと、結構スッキリかも知れません。って話が変な方向に行ったので、この辺で。ちなみに明日朝から能登半島に調査に行ってきます。夜もしかしたら富山県高岡から更新＆チェックかも・・・

  2007.04.04

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  猫の建築家

  こんばんは。先日3riversさんに教えて頂いた本を購入＆読みました。「猫の建築家」【楽天ブックス】税込 649円送料別絵と3riversさんのコメントから、どんなストーリーなのだろうと興味津々で読みました。一度目、？？？？？二度目、？？？？？んー、解釈が色々あるぞ！奥が深い。でも、絵とストーリーの組合せがとても素敵で、何度読んでも飽きない本です。絵本でも出版されているようですが、子供はどんなことを創造するのだろう？なんて色々と膨らんでいきそうです。今感じている事と、３ヵ月後に読んだ場合、多分違う思いがでてくると思います。今のところ、美とは？時と人によって変化し続ける。その変化を具現化することは、創り続けて行くこと。ブログを通して本を紹介して頂いたり、詩をよまさせて頂いたり、励まされたり、完全にはまっています。（嫁とのコミュニケーションの一つにもなっています。）この場を借りて、皆様いつも色々な話題や詩、コメント、どうもありがとうございます。

  2007.04.02

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• 能登半島地震について

  こんばんは。ちょっとやりきれないので書いておきます。本日能登半島地震の調査に行った社員が帰ってきました。しかし、なんなんだ？なんでそんなに楽しそうなのだ？倒壊した家がいっぱいあるところを撮影してきて、有頂天になっている。なんかおかしい。自分が勤める会社ながら、どういう教育をしているのだ？家が倒壊して、被災した方はこれからどうやって暮らしてゆくんだ。多分地震保険にも入っていないだろう。どうやって建替えるのか？そんな事が頭の中にあれば、笑顔でしゃべれないはず。何かおかしい。地震慣れしているのかも知れない。来週私も調査に行かされると思います。でも、今日思った事を忘れない為に、今書いています。頭に血が昇っているので、文章になっていないと思います。ごめんなさい。被災された方々が、一刻も早く普通の生活に戻れますように。

  2007.03.28

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  Ｍ８

  皆さんこんにちは。能登半島地震で思い出した本です。Ｍ８【楽天ブックス】税込 1,995円 送料別小説なのですが、大地震に対する知識が得られます。また、どう対処したらよいのか？もストーリーの中に描かれていますので、是非一度読んで頂ければと思います。若い地震研究者が関東大地震をシュミレーションで予測し、被害拡大を少しでも食い止めようと色々と働きかける。結局シュミレーション通りに大地震はきてしまうが・・・結構分厚い本でしたが、一気に読み終わってしまいました。ちなみに、続編があります。「Tsunami」【楽天ブックス】税込 1,995円 送料別「Ｍ８」に登場したメンバーが再登場。別の若者が主役になります。関東大地震後に東海、東南海地震がきて、津波が押し寄せる設定。こちらも分厚いですが、やはり一気に読めます。あまりにも規模が大きいので、住宅の耐震性や構造を考えることはできません。でも、これをきっかけに住まいを見直して頂ければと思います。

  2007.03.28

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• 能登地震

  こんにちは。先日の能登地震、被災された方々、早く家に戻れるよう心からお祈り致します。ご覧の方々やその御親戚の方々で被害にあわれた方々も居ると思います。早く復旧できると良いですね。行政の対応は早かったようですが、給水などの連絡が上手く伝わっていないようです。被害状況がだいぶわかって来たようですが、やはり古い建物が倒壊している様ですね。多分昭和55年以前の建物だと思います。余震で更に被害が増えるかも知れませんので、注意して下さい。建物は一度大きく揺らされると少し弱くなります。専門的には耐力壁である筋違い、面材を固定している釘、ビスが緩むからです。余震により更に緩みますので、傾いているなどの目視ができるようであれば、できれば自主的に非難して頂いた方が良いです。そのうち建築士の方々が、応急危険度を判定すると思いますので、それまで待って頂ければと思います。実は中越地震の際、発生から２週間後に会社の命令で現地に調査に入りました。竜光地区、川口町、十日町まで調査。竜光地区は被害が多く、当日やっと一般への開放がされた時でした。阪神淡路際には、TV・雑誌でしか見てませんでしたので、ひどい状況としか思っていませんでした。しかし、実際に現地入りした私は、何も言葉が出ない状況に。被災された方々が、傾いた家から家財道具を運び出している。泣きそうになりながら、「申し訳ありません。調査の者ですが、写真を取らさせて下さい」とお願いしました。その方々は、何も話さず、ただうなづくだけ。いくら会社の命令でも、この時ばかりは？？？？で頭の中がいっぱいになりました。調査だけでなく、なぜボランティアとして派遣してくれないのか？今回の能登地震に関しても、調査に誰かしら行くと思います。ボランティアとして立候補できれば・・・。

  2007.03.26

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  マイアミ　アール・デコ

  昨日の日記を書いていて思い出したネタです。2005年1月に会社からの命令でオーランド、マイアミ視察に行きました。そのマイアミにアール・デコ建築が！すっかり忘れてた・・・あまり良い思い出ではなかったので、記憶の片隅に追いやられていたようです。うちの社員はスーツ姿。お客様は私服。非常に違和感があった視察。特にマイアミビーチに行った際には、水着のおネーチャン横目に、スーツ姿！同行したお客様に「○○さん、目が怒ってるよ！」などとからかわれていましたが・・・その場で素っ裸になって、海に飛び込もうか？と実は考えていました。外観のデコレーション（装飾模様）や色合いなどがアール・デコだそうで。現在の日本の住宅建築に採り入れようと思うと、ちょっと・・・皆さんはどうなのでしょうか？こんな住宅に住みたいですかね。マイアミの近くにコーラル・ゲーブルスという町があり、そこは建築条例が施行され、ある程度整った街並みが形成されていました。それは後日のネタとして。

  2007.03.20

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• アール・ヌーヴォーとアール・デコ

  こんにちは。らくくわさんのコメントから今日の日記。勘違いに気づきました！ありがとうございます。アール・ヌーヴォーとアール・デコ私は同じものだと思っていました。が、違うのですね。建築士として恥ずかしい限り。アール・ヌーヴォー【Art Nouveau】は、1890年代から1910年代。アール・デコ【Art Deco】は、1920年代以降。という、まず年代が違うのですね。アール・デコの方が建築に採り入れられた部分が多いようです。曲線と直線の模様が連続したもの。が、確かアール・デコでしたか。身の回りに結構その様な模様は多いですよね。日本の紋様がアール・ヌーヴォーに影響したとのことです。参考に、美術のサイトでこんなページを見つけました。artscape[アートスケープ]建築士試験は、単純に憶えるだけ。実際の実務とは異なり、関連付けされていない試験の為の勉強。それが良く解りました。

  2007.03.19

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  仕事の一部

  こんばんは。今日はちょっと趣向を変えて、仕事の一部を紹介します。住宅の設計を経験してますが、現在は違う業務です。業務の一つにDTPがあり、よくイラレやフォトショップなどを使用しています。今日はそのイラレでの作成物。アンチエイリアスをさせない為にPNGにてアップしています。このマーク　何だと思いますか？建築に興味がある方は、一度は聞いたことのある方が考案したシンボルマークです。その方は「フランク・ロイド・ライト」そして、このシンボルマークは、神戸にある【ヨドコウ迎賓館】のシンボルマークです。それをイラレにてトレースしてみました。一昨年前に見学し、とても印象に残ったマークです。館内は撮影禁止のため、外でマークを見つけて撮影しました。確か、葉をイメージしたようです。建築の中にデザインしてゆく。建築家はデザイナーともいわれます。細かな模様などもデザインすることも、当時は求められたのでは。今は既製品の組合せで家が建ちます。どこかにオリジナルのワンポイントをつくり、入れ込むことができたら楽しいでしょうね。もし神戸に行かれた際には、見学してみるのも楽しいですよ。傾斜を利用したこじんまりとした迎賓館です。

  2007.03.16

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• 瑕疵担保責任保険　閣議決定

  こんにちは。今日も朝からバタバタしています。以前から書き込みしている「瑕疵担保責任保険」（欠陥住宅補償）の義務付けが閣議決定されたとのこと。詳細は日経BP　KEN-Platz結局はいずれかの団体、または供託を利用する。また、エンドユーザーも意識しなければならない点になると思います。なんか、一般の購入者にとって判りにくい法案ですね。完成後の引渡しから、この保険適用になると思います。建築中に売主等が倒産した場合に備えては、完成保証制度という任意の保証があります。現在建築中の方、これから建築を考えている方は、ちょっと気にとめておいた方が良いと思います。

  2007.03.08

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• 上昇傾向

  おはようございます。やはり、景気は上向きのようですね。最近、煽るような記事が多い。All About Lifeでこんな特集やってます。皆さんはどうなのでしょうか？今年こそ家がほしい実は、今家を探しています。現在社宅で9月にはでなくてはならない状況。サラリーマン建築士ながら、やはり自分で設計したい！でもそんな土地がない。結構もがき苦しんでいます。みんなどうやって家を決めているのかな？

  2007.03.06

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• 欠陥住宅補償続報

  今日の日経に欠陥住宅補償の続報が掲載されています。NIKKEI NETマンションに関しては、ほぼ供託制度で行われると思われます。ただ、地場ビルダー様、工務店様はどこかの保険に加入せざるを得なくなる。しかも８万円前後の保険料。安いのか、高いのか？様々な損害保険会社、保証会社がこれに関連してサービスを開始するでしょう。現状加入している団体の動向に注意が必要ですね。家を建てようと考えられている一般の方々も、確認が必要になってくると思います。完成保証、性能保証、瑕疵保証の確認を忘れずに。（必ず付いてなくてはならない物ではありません。単純に構造偽装問題のようにならない為の自己防衛の範囲です。）

  2007.02.28

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• 欠陥住宅保険

  2/23日経一面に「欠陥住宅保険」の記事掲載。NIKKEI NET耐震偽装問題からようやく政府が動きましたね。これから購入者の方々も意識していただけると思います。今までちょっと疑問に思っていたのが、この部分。一生に一度の買い物などと言われていますが、なかなかお施主様は勉強したがらない。車の保険はほぼ皆さん入られていると思います。ただ車両保険は少ないかな？住宅についても同じような制度がありましたが、あまり利用する方はいなかったようです。逆に、建てる側から提案されないケースも多々あったのでは？住宅完成保証、住宅瑕疵保証、地盤保証など、色々とあります。是非、購入の際には注意して確認してください。全国の工務店様にとっても、一つのきっかけになると思います。住宅保証機構JIO住宅あんしん保障など、様々な団体がありますので、色々と見比べて、第三者機関の保証が付いてます。→PRになります。お施主様への安心を与えることが、信頼関係の第一歩と私は思います。

  2007.02.26

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