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たくＨＡＵＳＥＳ

[オペラ　CD・DVD・他] カテゴリの記事

全94件 (94件中 51-94件目)

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ばらの騎士　クライバー1979バイエルン国立歌劇場～DVD

こないだTDKから当初よりもう少しやすい再版でましたね。買ったままになっていたのを、チューリヒの予習兼ねてやっと紐解きました。私はとにかくグゥィネス・ジョーンズの名に曳かれて買いました。ジョーンズの全盛期は残念ながら知りませんが、たしか4年ほど前にガラコンサートで来日して聞いたトゥーランドット「この御殿の中で」に打ちのめされてしまい、以来あの時聞いた「この御殿の中で」が私のスタンダードになってしまいました。出演者で一番の年長だったのにパワーと王女の気高さの表現、サインをもらった時の気品と美しさやさしさが忘れられません。一幕ラストの元帥夫人のモノローグがやはり感動ですね！切々とした憂いと美しさ、気品が押し付けがましくなく画面を通して伝わってくるのです、最高です。オクタウ゛ィアンのブリギッテ・ファスベンダーとゾフィーのルチア・ポップの若々しさもたまりません。美しく知的な躍動感に満ちた舞台だと思います、私は個人的にはとても気に入りました。

2007年08月05日

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シチリア島の夕べの祈り( 仏語)～C D

Le Vepres Sicliennes、先日のパレルモマッシモでやったイタリア語版に先立って発表された、グランドオペラ形式のフランス語版。公演前に手に入れたのですが、イタリア語の公演に違和感感じてもなぁということで、公演後のお楽しみで取っておいてようやく聞きました。物語や曲の流れにほとんど違いはないと思います。ただ先日のパレルモマッシモの舞台の方が、（特に歌手の声が）実際に見たこと差し引いてもドラマティックに感じました。モンフォルトやプローチダには少し軽い感じに不満持ちつつ、アンリ（伊でアッリーゴ）は少し軽めのリリコながら、ストンと突き抜ける高音がかえって悲愴感感じさせ、エレナも同様の印象です。たぶんバレエやスペクタクル場面あるグランドオペラに声まで重くしてしまうと、舞台が重くなりすぎてしまうためのバランスなのかもしれません。でも軽めの声だけどドラマ性表現しなきゃならない、この辺がフランスオペラとイタリアオペラの違いなのかもしれないなぁと感じながら聞きました。マリオ・ロッシ指揮1969年ＢＢＣ録音

2007年08月04日

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仮面舞踏会～CD

ウ゛ェルディ後期三大傑作と言われてる、運命の力、仮面舞踏会、ドン・カルロ。ドンカルは何度も聞く機会あったのですが、他の二つは聞くチャンスが無かったうえ、暗いイメージがあって、どうも「聞かず嫌い」的なとこがありました。秋に二期会の仮面を聞くチャンスに遭遇したので、この機会にと買ったままのCDを聞いてみたのですが・・思い込みがいかに理由のないものだったのか実感、ドラマティックな流れに感動しました。テバルティはもっと前に録音していてくれたらとブックコメントにありましたが、ふくよかだけど少し暗目の声がアメーリアの苦悩にぴったり、十分聞きごたえありました。まだ若いパヴァロッテイ、重厚なミルンズと、なかなか聞きどころありました。気分高められそうです。1970ブルーノ・バルトレッテイ指揮、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団・合唱団

2007年07月28日

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オルランド: ヘンデル～CD

バロックづいてます。やっぱ手練のある指揮者だと退屈しませんね、いっきに聞いてしまいます。このクリスティ指揮の盤はほんと聞きごたえあります。私はオルランドが歌う一幕「私に戦わせてほしい」や二幕ラスト狂乱はウ゛ィウ゛ィカ・ジュノーのCDで聞いたことがあります。この曲だけで比べるとジュノーの方がいいかもしれませんが、流れとして聞くパトリシア・バードンはやっぱいいです！バロックオペラはダ・カーポアリアが多く、ぷつっぷつっと途切れがちなので、この盤みたいにテンポよくすることで現代ブームになったのがよくわかります。先週三連休でバロックづいてましたが、日本ではまだまだレア、聞く機会が増えればうれしいです。

2007年07月21日

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ブライアン・アサワ　 A ・スカルラッテイ　カンタータ集～ CD

ドミニコ・スカルラッティだと思って図書館で借りたら、その父親のアレッサンドロ・スカルラッティのカンタータ集でした。アサワは初めて聞きましたが、声の艶と男らしさ（力強さ）が絶妙のバランスのカウンターテノールと感じました。オペラは他の歌手の声とのバランスになりますから、必ずしもカウンターテナーでなくともいいケースがあると思いますが、ソロのカンタータはやはり違いますねぇ。やっぱりメゾとは違うんだということを再認識しました。

2007年07月12日

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モンテウ゛ェルティ「オルフェーオ」～CD

荘厳な音楽に非常に心落ち着けた気持ちになりました。しかし単に厳粛なだけでなく、子供の頃読んだ日本神話とかぶって、いろいろな場面の想像かきたてます。ましてや専門家の指揮者や演出家のインスピレーションを非常にかきたてるでしょう。昔の物語（音楽）なのではなく、現代に通じるものです。わくわく聞けます。直接的な心理描写はなくとも観客がいろいろ思い描けることってすばらしいです。

2007年06月18日

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メトロポリタン・ガラコンサート

家に帰ったら今ちょうどNHKでやっていて、夕食しながら見てます。去年のものですから、ネットサイトとかで見た場面もあるのですが・・・トロヴァトーレ一幕のレオノーラを歌ったルネ・フレミングの印象が去年の来日メトのヴィオレッタとまったく違うんで、ちょっとびっくりしてます。生で聞いた時は、なんかやたらヴィブラートがかかっているのが気になって、あまり個人的にすごくいいとは思えなかったのですが、画像はすごくすっきり好感持って聞けました。彼女はコンテンポラリーな歌い手で、様式美とかは似合わない人なのかな、舞台よりメディアの方が映えるのかな、とかいろいろ考えてます。でもフレミングにどうも食わず嫌い的なとこがあったんで、聞いてみるきっかけにはなりそうです。

2007年06月15日

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リゴレット～CD

買ったままでしばらく聞いていなかったCDです、日曜に藤原のリゴレット聞きに行くんで、気分盛り上げるためにざっとだけど聞いてみました。シャイー指揮、ヌッチ、パヴァロッティ、アンダーソン、ギャウロフ、ヴァーレットと出演者に目も眩みます、1989年録音だからと多少は期待してたパヴァロッティの声の艶の無さにがっくりしてしまいました。舞台ではたぶん映えたんでしょうけど・・・サザランドやミルンズとの録音での輝かしいマントヴァ公と比較してはいけないと思いながら、ギヤップがありすぎてつらいです。ヌッチとアンダーソンのリゴレット＆ジルダのデュエットがいいですね！ギャウロフとヴァーレットのスパラフチーレ＆マッダレーナ兄妹もぞくぞくします。何度もいろいろな盤聞いてますが、リゴレットはやっぱバリトンとバスが冴えないとだめなんだと再認識しました。

2007年05月26日

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エジプトのジュ- リオ・チェーザレ～CD

アンゲリカ・キルヒシュラガーのヘンデル・オペラアリアに入っていて作品に興味持って、同じ役（セスト）をミンコフスキ指揮でアンネ・ゾフィー・フォン・オッターが歌ってるので、そっちにも興味持って聞いてみました。フォン・オッターはこの盤でのセストはいまいちとか言われているらしいですが、キルヒシュラガーと比べるとずっと中性的で、キルヒシュラガーがかえって女らしく感じます。フォン・オッターはバロックのズボン役にホントぴったりな透明感のある声で気持ちがいいです。今、バロックものにも非常に興味もってきてます。日本でなかなかやらないのが残念です。

2007年05月22日

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売られた花嫁～ＣＤ

チェコ語盤を図書館で予約で待って借りました。言葉は本当になんだかわからないけど、音楽はとても楽しいです！２００３年にチェコのプルゼーニュ歌劇場初来日の際に、東京で一日だけやったのを見に行きました。超素朴な舞台装置ながら、歌手はみんなすばらしく、とても楽しく聞けたのを覚えています。この盤は１９８０年録音ですが、主人公の地主の息子：イェニークをペテル・ドヴォルスキーが歌ってるんですねぇ！声の若さだけでなく抜ける様な高音に、何年か前グレギーナの椿姫でメタメタのアルフレートを歌い、「燃ゆる心」歌ってオケが間をおいても拍手一つおきなかったのを思い出して、隔絶の感でした。イェニークの婚約者マジェンカ役のソプラノ、ガブリエラ・ベニャチコーヴァも、いかにもかわいらしい、でも凛とした雰囲気があり、とてもすばらしいです。この物語は、結婚仲介人ケツアル役のバスがきちんと締めて狂言回しも演じないと、ぜんぜん面白くないんですよね。リハルト・ノヴァークというバスがとても気持ちよく歌っています。舞台を見たとき、ドゥルカマーラとフィガロを合わせたみたいな役だなぁと感じました。合唱で歌われる「ビールは天からの授かり物！」いいフレーズです

2007年05月16日

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オペラと40 人のスターたち　堀内修

連休中、地元図書館で借りて読んでました。わりと最近の情報も折り込んでいただいているので、噂で聞いていものも含めてとても興味深く読めます。日本では、スカラ座とウィーン国立歌劇場の情報はよくくるのに、英米で人気高い人のこととかが専門家筋でないとわからないところがありますが、そういったことも素人むけにわかりやすく説明してくれていて、とても解りやすかったです。そしてそういった記述の根底は、公平にコメントや説明をして、長所も短所もあげていることなのだと思います。歌手や指揮者だけでなく、演出家もリストアップしているので、DVD戦略も重要な昨今は貴重な情報得られます。初めての人から歴長い人まで興味深く読めると思いますのでお薦めです。

2007年05月12日

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ビアンカとファリエッロ　ロッシーニ～CD

ロッシーニ・オペラ・フェスティバルで話題になった演目のライブ録音、ファリエッロ役（ズボン役）のコントラルト、ダニエラ・バルチェッローナがとにかくすばらしい!!二幕の大アリアTu non sai qual colpo atroce～Mai piu che onore e vitaなんか大迫力で、この難曲を歌いこなすすばらしさに満足です。おなじ二幕の四重唱もいいです。歌える歌手が出たからこそまた録音・販売されたわけですから、この巡り合わせを大事にしたい!と感じます。ラストフィナーレは湖上の婦人の転用ですが、ビアンカ役のソプラノ、マリア・バーヨが魅力的に歌ってます。

2007年05月08日

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カルメン　オランジュ音楽祭映像

永らくVHSだったのをDVDに落とし直したのを機に見なおしました。チョン・ミョンフン指揮の非常にきびきびした前奏曲に本当にわくわくします。やっぱアラーニャのホセがいいですねぇ。なんだかんだ言っても聞き入ってしまいます。ユリア=モンゾンのカルメン、私はどうしてもカルメンはアグネス・バルツァのイメージが強烈なのですが、自己主張する現代のカルメンとして十分魅力あります。そしてミカエラのノラ・アンセレムも可憐です。この企画、藤原でアラーニャのホセ以外まったく同じキャストと指揮・オケ・演出でやるっていうんで、もう大期待でチケット買ったのに、カルメン・ミカエラ・エスカミューロの三人が直前キャンセルという泣くに泣けない思い出があります。演出は東京文化会館の舞台ではなんか意味わかんないものだったし、ホセのラ・スコーラはいまいちだったし、ミョンフンとフランス国立放送管弦楽団がすば抜けてすばらしく、オペラなのにオーケストラ鑑賞みたいだった記憶の舞台でした。まぁ、聞いてみなきゃわかんないの典型的例です。ミョンフンは去年、バルトリのリサイタルのときもピアノ伴奏で来日、風邪で絶不調のバルトリを見事なフォローしてましたから、ほんとすごいですね。

2007年05月05日

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ロンジュモーの郵便馬車Le Postillon de Lonjumeau～CD

連休でふらっと寄った銀座山野楽器でフランス語全曲盤見つけました！ドイツ語盤(Der Postillon von Lonjumau 1992年　指揮Klaus Arp)は3年くらい前に見つけて聞いて、物語内容と本当にマッチする軽快で楽しい曲続きに、かなりお気に入りになりました。有名なハイDのある一幕ロンドはウィリアム・マッテウッツイのアリア集でフランス語バージョン聞いたりしていたのですが、全曲フランス語盤は初めてです。ストーリーは、郵便馬車の御者シャピローと宿屋の若い女主人マドレーヌが結婚するが、運命の悪戯でシャピローはオペラスター歌手に、マドレーヌは遺産相続で社交界の花形に、名前も変わって別人のつもりで再会し恋に落ち、やがてかつての夫婦だと気付いてまわりの祝福の中、元の鞘に納まるというものです。初めてこの曲はオペラ・コミックだったのだと知りました。やっぱり一幕シャピローが歌うロンドがいいですね！ただ全体の雰囲気はフランス語の感じもあって、ドイツ語盤のテノール、ロバート・スウェンソンよりこの盤のジョーン・アレルの方がはやわらかい感じになるのに、この歌だけは逆にフランス語盤の方が少し重い感じします、歌手の声質のせいでしょうね。作曲者のアドルフ・アダンはバレエのジゼルも作曲した人で多才です。トーマス・フルトンの指揮、モンテカルロオーケストラ交響楽団、ヒロインのマドレーヌをジューン・アンダーソンが歌っていて、楽しく気軽に聞けます。私が持っているドイツ語盤はこちらですが、今はリニューアルが出ていました。

2007年05月03日

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シチリアの晩鐘～CD

カバリエのエレナが聞きたくて買いました。1974年METでレバイン指揮、録音状態はまあまあですが、カバリエの気品ある歌声はもちろん、アリーゴ役ニコライ・ゲッダの溌剌感がすばらしいです。ゲッダますます好きになります。

2007年04月30日

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ドン・キショット　マスネ～CD

ラ・ウ゛ォーチェでのドン・キショットに備えていろいろ情報集めしていますが・・・たまたまタワレコで見つけて思わず買って一気に聞いてしまいました。OPERA D'OROの盤、1958年RAIの録音、指揮アルフレード・シモネット、タイトルロールをボリス・クリストフ、ドゥルシネア姫を若いテレサ・ベルガンサが歌ってます。この盤ではイタリア語歌詞に直して演奏してるんですね！実際のフランス語とは少し雰囲気違うのかもしれませんが、思ったより暗いイメージではありませんでした。ボリス・クリストフも話の筋書きほど悲惨な感じしないし。ベルガンサも可愛らしい姫ですね。録音結構状態よく、テンポよく聞けました。私は、新国でのライモンディでの舞台知らないので、少しづつ気分高めていきます。

2007年04月29日

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スミ・ジョー　フランスオペラのヒロインを歌う～ＣＤ

12月の来日コンサートの案内が来ました。今フランスオペラに気持ちが向いていることもあって、図書館で見つけて聞いてみました。実は初めて声聞いたので、まだなんとも言えませんが、けっこう見た目印象と同じような硬質コロラトゥーラの印象受けました。この中ではトーマ、ミニヨンのポロネーズJe suis Titania＜私はティターニア＞が軽快さと声がマッチして気に入ってます。マイヤベーアの北極星もテクニックの駆使が感情表現につながっているように感じます、オッフェンバックとかも合いますね～明るい声なので気軽に楽しく聞けます。少しいろいろ聞いてみようと思います。グノー　ロメオとジュリエット「ジュリエットのワルツ」グノー　ファウスト「宝石の歌」トーマ　ミニヨン「私はティターニアよ」マイヤベーア　北極星「確かにあの朝の曲だわ」トーマ　ハムレット「みなさんの仲間に入れてください」シャルパンティエ　ルイーズ「あの人にすべてを捧げた日から」グノー　ミレイユ「おお身軽なつばめよ」マイヤベーア　ユグノー教徒「おお美しきトゥレーヌの国」マスネ　マノン「マノンのガヴォット」ビゼー　真珠採り「いつかのような暗い夜に」オッフェンバック　ロビンソン・クルーソー「大好きなあの人のところに」指揮　ジュリアーノ・カレッライギリス室内管弦楽団1997年12月、98年5月録音

2007年04月26日

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アルフレード・クラウス Granada ～CD

クラウス続きで。かなりしぶいジャケットです。1996年なんで最晩年のラテン名曲集ですが、あいかわらず楽しく心地よく聞けます。やっぱスペイン人の血がこういった歌にマッチします。しかし最晩年まで意欲的で、すばらしいです！ノスタルヒアス（郷愁）エストレリータバレンシアアイ・アイ・アイ愛の夜、神秘の夜～〈最後のロマンティスト〉より可愛いお姫さまラ・ゴロンドリーナ想いのとどく日グラナダアマポーラスペインの婦人ラ・パロマさらば草原よ

2007年04月23日

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アルフレード・クラウス　連隊の娘～CD

1973年サザランドとのシカゴでのライブです、40代の若々しいクラウスが聞けます！Ah!mes amis～Pour mon ame quel destin!まるでハイCでないみたいに軽々歌うクラウス、終わった後の怒濤のような拍手に生の感動のすばらしさがさらにみなぎります。2幕のPour me rapprocher de Marieが私は結構好きです。ファン・ディエゴ・フローレスはハイC9回よりこちらの叙情性表現の方が難しいとインタビューで答えていました、確かに普通に歌ってしまうとすごく退屈になってしまうと思います。クラウスはもちろんしっとり・たっぷり聞かせてくれます。録音状態がかなりいいのがうれしいです、そして忘れてならないサザランドのおきゃンなマリー、まさにはまり役です。ボーナスで1971年東京でのファボリータが入ってるんですよね～これお買い得名盤ですね！

2007年04月20日

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アルフレード・クラウス My Favorite Arias～CD

ベルカントとフランスオペラ、私の好きなジャンルです！カルロ・リッツィ指揮ウェールス・ナショナル・オペラ　演奏・合唱１９９４年録音ですから、当時クラウスはもう６０代ですよね～～それで「連隊の娘」「ファウスト」「ラ・ファボリータ」などのハイＣビシバシ決めてるのですから、感嘆せずにはいられませんホフマン物語（オッフェンバック）アルルの女(チレア)ルクレツィア・ボルジア（ドニゼッティ）連隊の娘（ドニゼッティ）ファウスト（グノー）ドン・セバスティアーノ（ドニゼッティ）イスの王（ラロ）ラ・ファボリータ（ドニゼッティ）エジプトの十字軍騎士（マイヤベーア）ラクメ（ドリーブ）ばらの騎士（Ｒ・シュトラウス）私はこの中では、Eduardo Lalo作曲Ｌe roi 　d`Ysの中の軽快なＶainement ma bien-aimee（無駄なことです、私の愛する人よ）がお気に入りです。クラウスの透明なリリコの声にはこういったフランスものやべルカントにとても合います。クラウスはどちらかというとライブのほうがテンションあがっているタイプみたいなのですが、この録音は難曲ばかり歌いこなし、十分聞き応えあります。自分の声質を認識しながらずーっと挑戦して生涯現役であったアルフレード･クラウスはやっぱり偉大です・

2007年04月18日

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VirginClassicsキャンペーン当たった!

ここにも書いたNatalieDessayのDVD買って添付のシールで応募した記憶が・・・応募者全員かもしれないけど、やってみるもんですね。サンプルCDということで、よりどり、オペラ関連では私も持っているVivicaGenauxのHandel-HasseのオペラアリアCDからヘンデル・オルランドのアリアや、Villazon&CiofiのMonteverdi・CombttimentoとかVillazonのリサイタルでのCavlleriaRusticanaとか、PergolesiのStabatMaterとか、いわゆる一般のメジャーベスト盤ではない曲も多いので、けっこうおもしろく聞けそうです。

2007年04月11日

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グルベローウ゛ァのルチア～CD

グルベローウ゛ァのルチア全曲盤何枚かでていますが、一番最近にでた2003年バーデンバーデンでの録音がやっぱ内容的な充実感じます。エドガルドをホセ・ブロスというのも、私好みなので、アルフレード・クラウスがエドカルド歌っているレシーニョ盤と双璧なすお気に入りです。わたしチューダークイーンやベアトリーチエはコンサートとかで体験済ですが、実はグルベローウ゛ァのルチアを生で聞いたことありません。ということで明日ライブの予習を兼ねてしまいました。計算された強弱のコントロールが相変わらずすばらしいです、明日はコンスタンツェなんかも歌う予定らしいので、楽しみです。

2007年03月31日

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暖かい日には

昼休みの公園木漏れ日の中、グルベローウ゛ァの「ドニゼッテイ・ポートレート」を聞きながら、のんびりくつろぎ。心地よい高音が春の到来とマッチして、至福のときです。ドニゼッテイ・ポートレートEmilia di LiverpoolGemma di VergyCaterina CornaroLucrezia BorgiaRosmonda d'Inghilterraこの中では特にGemma di Vergyが好きです。フィナーレ、Gemmaの切なさと悲しさを相変わらずのテクニックで聞かせてくれます。本当に、グルベローヴァの声にドニゼッティって合ってるなぁと感じます。Caballeの全曲ライブCDもありましたね！

2007年03月26日

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ｹﾞｵﾙｷﾞｭｰ＆ｱﾗｰﾆｬ　～　ＣＤ

この二人のＣＤ続いてます。マノンに続いてフランスオペラで「ロメオとジュリエット」。「ジュリエットのワルツ」が有名だけど、この役はコラトゥーラじゃないんですよねぇ。ゲオルギューのフランス語ってやっぱちょっと甘いけど、暗めの声がジュリエットの感情引き立て、4幕のロメオと朝を迎えて「あれは雲雀？」「いいえあの声はナイチンゲール」という有名な会話やローラン神父からもらった薬を飲む場面は聞き応えあります！アラーニャってやっぱロメオ映えますよね、こういうリリコを極めて欲しいです。プラッソンの指揮、ローラン神父をホセ・ヴァン・ダム、そしてメルキューシオを当時若手のサイモン・キーンリーサイドが演じていて「マブの女王のバラード」聞かせてくれるのもいいです。フランスものが続いたんで、ヴェルディのデュエット集を聞いたらなんかホッとしました。ゲオルギューはイタリアオペラのほうがやっぱきちんと歌えて、すっごくテンションあがってます。オテロとかアイーダとか、全幕二人で歌うには不向きかなっ？てものでも、こういう感じで歌っていると、これこそ二人の真骨頂という印象です。ドン・カルロロンバルディアシモン・ボッカネグラオテロシチリアの晩鐘リゴレットアイーダ群盗イル・トロヴァトーレ椿姫

2007年03月24日

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マッダレー・コジュナーフランスオペラアリア集～CD

最近買いました。ラ・ヴォーチェのオペラで今年やる、マスネ「ドン・キショット（ドン・キホーテ）」が収録されているからでした。（Amazonの検索でもこれしか出てこなかった。）でよく見るとボワエルデュー「白衣の夫人」とかグノーやマスネのレアものフランスオペラのアリアが目白押し、マノン以来フランスオペラに少し傾いているんで、ノッてしまいました。コジュナーの声って温かみあるんだなあというのが私の新たな発見です。アジリタやドラマティックでは、少なくともこの盤で特筆はないと思いますが（独断です）、ホッとする、安心して聞けて癒されるという印象です。そういう意味でフランスオペラがしっくりきているのかもしれません。フランスオペラアリアといいながら、エキゾチックなスペインイメージの歌が多いのも以外でした。「ドン・キショット」前半のしっとりとした感じと後半のフラメンコ調のノリの対比がいいですね！オーベール「黒いドミノ」ああ！なんという一夜～消すに消せない炎グノー「サン=マール」光に満ちた静かな夜よグノー「ロメオとジュリエット」ステファノのシャンソンマスネ「クレオパトラ」毒を注いだウ゛ェルディ「ドン・カルロス」ウ゛ェールの歌ベルリオーズ「ファウストの劫罰」むかしトゥーレの王様はラウ゛ェル「スペインの時」おお！情けないったらありゃしないマスネ「ドン・キショット」恋の時が去ったら～恋の楽しみだけを思おうトマ「ミニヨン」君よ知るや南の国ボワエルデュー「白衣の夫人」ここから見えるあの美しい城グノー「サフォー」不滅のリラよオッフェンバック「ホフマン物語」おお喜びの夢よ～見るがいい、扇の陰でマスネ「サンドリヨン」コオロギよ炉端を守れビゼー「カルメン」ジプシーの歌

2007年03月13日

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グルベローウ゛ァ　セビリアの理髪師～CD

ロジーナ・グルベローウ゛ァ、アルマウ゛ィーウ゛ァ伯爵・フローレスという夢のセッション、所属レコード会社の関係でずーっと発売されなかったそうで、出た時は即買いましたが、最近は並んでませんね～。いまさらこの二人はどうこういう必要ありません。「いまの歌声は」も「これ以上抵抗するのはやめろ！」も、テクニックと美声に陶酔します。フィガロのウラディミール・チェルノフがけっこういいんですよね～ほとんど筋わかってる演目でも、輸入盤だとやっぱときどき、ちょこっと日本語みたいなぁというときに対応できないのが不満としてありますが、でもそんなこと考えずにひたすら聞き込んでしまいました。話し変わりますが、ラインの黄金仮面さんのミニオペラコンサート聞いてきました。日本語の歌詞はわかりやすい間近で見るとパファオーマンスしながら歌うってたいへんだなぁ、すっごいなぁが率直な感想です。楽しかったですよ！！！

2007年03月10日

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マスネ・マノン～ゲオルギュー& アラーニャ CD

昨年末いろいろと話題提供してくれたお二人ですが・・・バッパーノ指揮対訳付を図書館で見つけて聞いてみました。いいですねぇ！というのがまず正直な感想です。私はゲオルギューは、METで来日したときのミカエラも聞いたし、コンサートも都度きいてるけど、なんか顔が見えない、印象がないイメージだったのですが、このマノンの感情の移り変り表現すばらしいです。そして、マノンは計算高い享楽主義なのではなく、世間知らずで自身の美貌に自分も犠牲になったどちらかというと欲望を制御できないタイプという印象で、それを知的なイメージのゲオルギューが歌いこなしてるということにも感動しました。有名なガウ゛ォットで、自身の若さと美しさを謳歌する高慢な感じや、修道院に入ろうとするデ・グリューを「私のこの手ではなかったでしょうか」で引き止める妖艶さとか、CDでもイメージ膨らんでぞくぞくします。アラーニャは、いくら99年で若いときの声とはいえ、やっぱこういったリリコでこそ映えますね。「夢の歌」の哀愁や「消え去れ！やさしい面影」でマノンを忘れようと苦悩する表現は最高に盛り上げてくれます。こんなぴったりの役がいくつもあって、彼くらいのスターなら選べるだろうに、ラダメスやマンリーコをなぜ歌うんでしょう。マスネってまさに状況にぴったりの曲作りますね！一幕ラストでマノンとデ・グリューが一目で恋に落ちて駈け落ちするのが、ゲオルギュー&アラーニャの歌のうまさと指揮のパッパーノの表現の的確さもあって、聞いただけでわかります、私はまずここでガァーッと引き付けられてしまいました。マノンに対するイメージが、そして特にゲオルギューに持っていたイメージがいい意味で変わりました。もっと聞きこみます。

2007年03月04日

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バルツァ　アルジェのイタリア女～CD

ひさびさ聞いてみました。アグネス・バルツァは私がオペラにのめり込むきっかけになった歌手の一人なんで、やっぱ聞くたびウキウキします。声といい歌い方といい、イザベッラぴったりですね。このあいだカサロヴァもロッシーニプログラムで歌ったんですよね、平日で聞けなかったのが残念。いつもバルツァやムスタファ役のルッジェーロ・ライモンディばっかに神経行ってしまいますが、今回リンドーロ役のフランク・ロバートもかなりいいなぁ、と他に注意がいくようになりました。軽い声がいいですねぇ。藤原でバルツァ呼んでやったとき見ました、またぜひ生で見てみたいです。

2007年02月25日

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カサロウ゛ァ　フランスオペラアリア集～CD

こないだ、ライブで歌った、ミニヨン「君代知るや南の国」や、グノーのサフォー「不滅のリラよ」が入っているので、改めて聞いてみました。ライブと録音では違うのあたりまえですけど、コンサートのときは、ずいぶんハイになってリアクション大きく歌っていたんだなぁと感じます。CDの方が抑え目でわたくし的には好みですけど、CDは2001年録音ってこともあって、やっぱこのあいだのライブのときの方が声に艶があったなぁと思い起こしました。不滅のリラよはCDと比べるとグッと劇的でした。やっぱますます磨きかかっていくスターなんですね！マイヤベーア「ユグノー教徒」いえいえ、けっしてありませんマイヤベーア「ユグノー教徒」物乞い女の哀歌グノー「サフォー」私はどこにいるの～不滅のリラよベルリオーズ「トロイヤ人」私は死のう～さらば誇れる国トマ「ミニヨン」君よ知るや南の国グノー「ロメオとジュリエット」ステファノのシャンソングノー「サン＝マール」私をここへ導いた強い不安は何なの？～輝かしい夜サン＝サーンス「サムソンとデリラ」愛よわたしに力を与えてくださいフレデリック・シャスラン指揮ミュンヘン放送管弦楽団

2007年02月21日

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愛の妙薬 Netrebko&Villazon～DVD

ラインの黄金仮面さんからご推奨いただいたウィーン国立歌劇場ライブの話題のDVD見てみました。ご感想どおり、とても楽しかったです！Mr.ビーン、ではなくてロランド・ヴィリャゾンが濃い顔つきからは想像できないひょうきんな一面見せネモリーノ歌ってくれました、意外でした。ピアニシモが綺麗ですねぇ、ちよっとネモリーノには強めかなという声も、このくらい抑えて歌うととても気持ち良く聞けます。ネトレプコは暗めの声がかえってプライド高いお嬢様の感じがして、よかったです、声質や舞台イメージはアンジェラ・ゲオルギューと似てると感じました。都会的な洒落たイメージ強いですが、こういった田舎娘も合ってるなあと感じました。私は愛の妙薬の劇としてのおもしろさは、ベルコーレとドゥルカマーラで決まるんじゃないかと思っているもんですから、今回のキャストは大満足です。レオ・ヌッチのベルコーレは言うことないです、ホントうまいです！！そして、いかさま薬売りドゥルカマーラのイルデブランド・ダルカンジェロが、フェロモンあふれて、単に口八丁だけではなく、そういった見てくれ面からも詐欺に乗せていくという、今までのドゥルカマーラとは違うイメージで新鮮でした、ラインの黄金仮面さんのおっしゃるとおり、時代にあった新しいイメージだと感じました。でもこの演目、来日オペラハウスとかでもあんまりやらないですね、ベルカント好きな私はどこかに期待したいです。

2007年02月17日

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アンゲリカ・キルヒシュラーガーヘンデル・アリア～CD

2004年小沢征爾ウィーン国立歌劇場来日の際のケルビーノが忘れられません。あんな男らしいケルビーノは初めてでした、それでいて声は切ない女声、細い腕と白い肌で御婦人方を魅了する、まさにアンドロギュノスで、ぴったりでした。このCDでは、ヘンデルの「アリオダンテ」「ジュリアス・シーザー」「クレタのアリアンナ」のオペラから、それぞれ、アリオダンテ、セスト、テゼオとヒーローをかっこよく歌ってくれてます。いわゆる野太い、ドスの利いた低音という感じではないけど、勇ましく、そして色気あるのがイイですね！バロックをぜひ生で聞いてみたいです。

2007年02月15日

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ムーティのリゴレット～ＣＤ

どうも若い頃のムーティって、かっちり型にはめて奔放さがないというか。これはヴァリアンテ一切認めないってことが関係あるんでしょうね。でも来日スカラ座のマクベスなんかすばらしかったけど、結局彼の流儀は舞台で直接見てこそ映えるのかなとか、他の彼が録音した演目も聞いてなんとなく感じました。(まぁ録音の方がいいっていうのは逆に問題ですよね。)前説が長くなってしまいました。私このCD初めて聞いたとき、マントヴァ公のヴィンツェンツォ・ラ・スコーラに愕然としました。グルベローウ゛ァの演奏会形式ノルマのポリオーネで聞いたのが初ラ・スコーラでその後カラフとかカヴァラドッシ、ドン・ホセとかしか聞いたことなくて、若い頃のあまりにも輝かしい声にかえってビックリです。こんなに早く重い声の方に移行するものなんですかねぇ。でもラ・スコーラの「誰も寝てはならぬ」は、コンサートで歌うならいいだろうけど、わたし的にはカラフにしては声軽すぎで少し物足りません。マントヴァ公を極められなかったのかなぁ。今やすっかりプッチーニのディーヴァのダニエラ・デッシーがジルダ歌ってるのもビックリです。タイトルロールのジョルジョ・ザンカナッロはさすが。これを聞くと、主役はリゴレットで、ここがきちんてしてないと、いくらテノールやソプラノに若手のスター持ってきてもダメだというのがよくわかります。この辺の配役はさすがムーティです。ムーティが才能あふれる当時の若手集めて作ったんだろうなぁ、という一枚です。1988年録音、ラ・スコーラもデッシーも方向性かわるわけです。

2007年02月10日

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セミラーミデ～CD

ジョアン・サザランド＆マリリン・ホーンのセミラーミデ＆アルサーチェは最強ですね。特にマリリン・ホーンの力強さはすばらしいです！2幕のIn si barbara sciagura～Si,si,vendettaはロッシーニの醍醐味！ホーンの情感込めたカヴァティーナから一転電光石火のようなすさまじいアジリタのカヴァレッタは何度聞いてもどきどきします。デュエットはナイチンゲール盤のグルベローウ゛ァとベルナデッテ・マンカ・ディ・ニッサの方が、イドレーノは同じくナイチンゲール盤のファン・ディエゴ・フローレスの方が私は好きですが、マリリン・ホーン聞くためだけでも価値あると思います、スカッとして十分ストレス発散できる私のお気に入りです。

2007年02月06日

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グルベローウ゛ァ25 周年記念コンサート～ＣＤ

1993年の東京でのライブ録音、なかなか聞くチャンスなくて、図書館でやっと見つけました。10年以上前ですからグルベローウ゛ァの声の若いこと！このプログラムは超有名ではないけどコロラトゥーラのいい作品選んで歌ってます。そして、これを聞くと、グルベローウ゛ァは単に技でなく、一つ一つの作品の中のコロラトゥーラの意味を解釈してそれを感情表現として歌っているのがよくわかります。ライブで直接聞いたのと同じくらいの充実感味わいました。うぐいすとバラ（ヴォカリーゼ）／カミーユ・サン＝サーンスナイチンゲール／アレクサンダー・アラビエフオペラ「ミレイユ」より「ミレイユのワルツ」／シャルル・グノーオペラ「マノン・レスコー」より「マノンの大笑いの歌」／ダニエル・フランソワ・オベールオペラ「ラクメ」より「ラクメの鐘の歌」／レオ・ドリーブヴィラネッレ／エヴァ・デラッカジプシー娘と鳥／ジュリウス・ベネディクトオペラ「キャンディード」より「着飾ってきらびやかに」／レナード・バーンスタインフリードリッヒ・ハイダー指揮東京フィルハーモニー交響楽団

2007年01月28日

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ナタリー・デセイ　ＤＶＤ～Le miracle d'une voix

待ってたかいあって、日本語字幕・解説つき出ました。ツェルビネッタが2種類、オランピアが3種類も収納されていて、その設定の違いを非常に楽しめます。私はトマのアムレットのオフェーリア、狂乱のシーンが一番のお気に入りです。アクロバティックな高音より、役にすーっと入り込んで一体化してしまう彼女に非常にひかれます。狂乱美というか、ちょっとエキゾチックな世界で、なんとなく東洋(日本)の美意識に通じるところがあるような気がします。バーンスタインのキャンディード、Glitter and be gayは一転都会のイカレた女の子。雰囲気にとても合ってるけど、こういうのも歌えてしまうんですねぇ～すごいです。曲ごとに自身のコメントも入っていて、とにかく楽しんで見て聞けます！

2007年01月22日

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アンナボレーナ CD

テオドッシュウで聞きまくってます、余韻冷めやらぬという感じです。このCDでは、セイモアをソニア・ガナッシが歌ってます、テオドッシュウとの二重唱はかなりドラマティックです、ただそのぶん重たくなるかな・・パラチオスとの声の組み合わせも思い出して反芻しながら、比べたりしてます。どっちもいいですね。そういえば会場で輸入・字幕無しDVD売っていましたが、やっぱ字幕ない映像は二の足踏みます。CDは(このCDは売ってませんでしたね、最近見つけるの大変なカラスの対訳つきはどっさりあったのに・・)対訳なくとも平気で買っちゃうのは、毎回対訳つき見ながら聞くわけじゃないし、特にウォークマンに落とすと流して聞いてるからでしょうか。しばらく余韻に浸りそうです。

2007年01月19日

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アグネス・バルツァのロッシーニ

こないだ見たDVDのマオメット二世のメゾ・ズボン役のガルボが2幕で歌ったアリアNon termer:d'un basso affettoをどこかで聞いたことあるなぁと思っていたら、アグネス・バルツァのロッシーニ集に入ってました。改めて聞いて、やっば力強い歌いっぷりに魅了されました。バルツァは私が、遅れ馳せながら、オペラにのめり込むきっかけになった一人です。初めて直接聞いたのは、2002年にハンガリー国立歌劇場来日で歌ったカルメン、その後2005年まで毎年彼女の来日を聞いているんですよね～、2004年藤原歌劇団のアルジェのイタリア女の時、彼女のロッシーニを初めて生で聞きました。年令的にはかなりお年で、若い頃のCDでも少し気になる、ファルセットと地声のギャップがさらに気にはなりましたが、さすがはまり役、コミカルな演技も交えて非常に楽しかったのを覚えています。（控え見たら、そのときムスタファを演じたのが、このDVDマオメット二世のタイトルロールのロレンツォ・レガッツォでした！）このWienStaatrOper管弦楽団とのCDには、アルジェのイタリア女、セビリアの理髪師、マオメット二世、タンクレディ、チェネレントラ、セミラーミデ（アルザーチェ役でなく、タイトルロールのBel raggio lusinghierを歌っている！）湖上の美人（フィナーレロンド）と収録されていて、私のロッシーニへのきっかけとなりましたし、やはり私を誘（いざな）った歌手です。ただバルツァ自身の印象は、私はかつての華やかなりし頃を直接知らないので、DVDで見るホセ・カレーラスとのカルメンのイメージの方が強いです。

2007年01月06日

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マオメット2世（ヴェネチア版）～MaomettoSecondo(Versione per il Teatro La Fenice di Venezia 1822) DVD

ロッシーニのオペラ、2005年ヴェネチア・フェニーチェ歌劇場でのライブです。それでヴェネチア版という珍しいヴァージョンなんですね。指揮　クラウディオ・シモーネマオメット２世　　　ロレンツォ・レガッツォ（バス）パオロ・エリッソ　　マキシム・ミロノフ　（テノール）アンナ　　　　　　　カルメン・ジャンナッタシオ（ソプラノ）カルボ　　　　　　　アンナ・リタ・ゲンマベッラ（メッゾソプラノ）ＤＶＤ見た方の感想に、日本語字幕めちゃくちゃとありましたが、レチタティーボとかはストーリー展開追う限りには私はそれほど気になりませんでした。（ロッシーニって歌の部分は短フレーズの繰り返しで、歌詞追うことに気を取られると私は音楽ぜんぜん楽しめないんで割り切るようになったんで。）歌手すばらしいですねぇ、まさにロッシーニのお手本みたいな方ばかり。カルボってアンナの婚約者のズボン役で、このメッゾは体格といい顔といいすっごくいかついんですが、歌声やアジリタはすばらしい！まさに見かけで判断してはいけないと思いました。ロレンツォ・レガッツォがいいですねぇ～～悪役なのに低音にしびれてしまいます。マキシム・ミロノフもこの間藤原歌劇団のランスでは全く冴えなかったけど、ここでは本領発揮というとこでしょうか。そしてソプラノのカルメン・ジャンナッタシオが繊細で綺麗な声で本当にうっとりします。ストーリーはとりあえず概略だけ抑えて、まず声で楽しんでみてというお勧めです。

2007年01月03日

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アイーダ　DVD

レバイン指揮、METの８９年ライブアイーダ　　アプリーレ・ミッロラダメス　　プラシド・ドミンゴアムネリス　ドローラ・ツァーイックアモナズロ　シェリル・ミルンズ私は実はアイーダは何か食わず嫌い的なとこがあってほとんど聞いていないのです、このDVDも図書館で視聴したきり、廉価版なのに買うのをかなり躊躇していたものなのですが、年末いろいろ話題になった演目だし改めて買って見て聞いてみました。ミッロは、別な方のブログで今はかつてに比べて云々という感想を見ましたが、これを見る限りすばらしいです！ドラマティコの中に宿る繊細さにぞくぞくします。よくこんなきれいにピアニシモ伸ばせる人が迫力も出せるなぁと感心してしまいます。そしてツァーイックもみごと！王女のプライドゆえに素直に出せない気持ちと嫉妬のジレンマにもうわくわくしてしまいます。こういう若いときのすばらしい声で聞くと、やっぱいいなぁとものすごく満足感で満たされます。こういうふうに聞くと、ドミンゴももちろんはまってますが、アイーダは女声で決まるのかなぁということを思ってしまいます。私はドミンゴのカラフも大好きです。セットもエレベーター使って見せ場満点、正月に十分楽しみました。

2007年01月01日

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連帯の娘～La fille du regiment

やっぱ出ました日本語字幕付！フローレス様様です。いっきに見てしまいました。マリー　パトリツィア・チョーフィトニオ　ファン・ディエゴ・フローレスベルケンフィールド侯爵夫人　フランチェスカ・フランチシュルビス(軍曹)　ニコラ・ウルウ゛ィエリ指揮　リッカルド・フリッツァカルロ・フェリーチェ歌劇場合唱団・管弦楽団今年、来日したボローニャ歌劇場と同じ演出です。ボローニャの感動が思い出されます！最盛期フローレスのトニオだ、行くしかない！と思い、初日と3日目有休取って2回聞きました。フローレスがAh!Mes amis～Pour mon ameを歌いきった際のものすごい拍手、そしてまさかのハイCアンコールとまさに見たそのもの！私は2幕の叙情的なトニオのロマンツァPour me rapprocher de Marieがかなりお気に入りです。かつて、亡きアルフレード・クラウスの歌に引き込まれたのですが、今はやっぱフローレスですねぇ、思いの丈が切々と伝わってきます。そしてラストはマリーとユニゾンでハイDまで聞かせてくれます！（舞台のときは体調不良のボンファデッリに気遣ってか抑え目でしたが）画像ではチョーフィとラスト大盛り上がりです。今こんなすばらしいテノールと同じ時代を生きていることに、本当に感謝します。ボーナスDVDのフローレス紹介がかなりよくてお得です。p.s.舞台のときのマリーのボンファデッリ（拒食症からの復帰だったそうで・・・）体調悪かった時と比較しては申し訳ないけど、これ見るとチョーフィで来てくれたらなぁと思ってしまいました。

2006年11月27日

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カサロヴァの皇帝テイートの慈悲～La clemenza d i　Tito

2003年のアーノンクール指揮ザルツブルグ音楽祭のDVDも出ていますが、これは2006年2月ピンカス・スタインバーグ指揮、ミュンヘンでの演奏会形式ライブです。今年8月にバルセロナに行った時、夏期休業中のリセウの正面で、9月にカサロヴァのセスト（確かトリプルキャストでした）の案内を見ました。カサロヴァが3年前だかに来日リサイタルした時は、第一部でかなり軽くセストのアリアを歌いましたが、当時と比べてますますズボン役にはまってきたようです。ところで、この物語の皇帝の「慈悲」って、今だと優柔不断ってことじゃないかなぁ、平穏時はいいけど有事の際はトップがこんなでいいのかしらん？なんてつまんないことを対訳見ながら聞いて考えてしまいました。

2006年11月12日

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エウ゛ァ・メイの椿姫～LaTraviata DVD

ビニールパッキングがなんでこんな厳重なんだろうと思っていたら、ケース付紙装丁なんですね、すごくいいです。エヴァ・メイのヴィオレッタは去年1月に藤原歌劇団の公演で初めて聞きました。とにかく最初から最後まで疲れたり乱れたりがまったくない、非常に理性的に歌う、それでいて感情表現は非常に細やか。しかしなんといっても酔いしれたのは、まさに鈴の音のような美声です。あの時の感動を再び感じることができました。ヴィオレッタ　　エヴァ・メイアルフレート　　ピョートル・ベツァーラジョルジョ　　　トマス・ハンプソン指揮　　　　　　フランツ・ヴェルザー＝メスト演出　　　　　　ユルゲン・フリムチューリヒ歌劇場管弦楽団・合唱団チューリッヒ歌劇場のライブですが、場面設定を現代に移しているだけで、わりとオーソドックスな演出だと思います。ジョルジョのトマス・ハンプソンは、ノーブルさや厳格さは薄いかもしれませんが、息子への愛情あふれる姿は私は今の時代にとてもあっていると思います（ザルツブルグのときと演出が違うだけで印象こんなちがうんですね）し、アルフレートのベツァーラも実直さだけでなく若いのびやかさも感じて、とても好感もちました。そういったことで、全体的にとてもくつろいで落ち着いて見て聞くことができました。エヴァ・メイの存在もあって私のお気に入りになりそうです。

2006年11月04日

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マティルデ・ディ・シャブラン～Matilde di Shabran

輸入版が店頭に出たときすぐさま買って、噂に聞いたフローレスとマシスの超絶技巧に唖然（しかもライブ録音であの凄まじさはすごい！）としました。まさか対訳付きがでるとは！フローレスでなきゃ出ないですね、また買ってしまいました、対訳見ながら堪能。コルラディーノ　ファン・ディエゴ・フローレス（テノール）マティルデ・シャブラン　アニック・マシス（ソプラノ）指揮　リッカルド・フリッツァガリシア交響楽団プラハ室内合唱団2004年8月ペーサロ、ロッシーニ・オペラ・フェスティバルでのライブ録音とにかく聞いてみてくださいしか言えないです。しかし対訳見ながら聞くと、かなりのラブコメ内容にびっくりしました。あんな長丁場で、しかもアジリタ・ハイCだらけでシリアスとコメディの両面だして歌いきるフローレスはやっぱすごいです。そして3年前のトリエステ・オペラの来日時、タンクレディのアメナイーデで魅了されてからずっと個人的にお気に入りソプラノのアニック・マシスがけっこう力強く歌うのにもびっくりしました。塔主のジナルド役が、今年のベッリーニ歌劇場の夢遊病の女でレポレッロ伯爵でとてもいい声だしていたカルロ・レポーレなんですねぇ。来日時前面には紹介されないけどいいなぁと思った歌手にこういうとこで出会えるとやっぱうれしいです。

2006年10月30日

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カプレティ家とモンテッキ家　～　I Capuleti e I Montecchi

対訳歌詞がなくて買ったままずっと聞いていなかったベッリーニのオペラCDなのですが、ストーリーや聞き処をネットで調べて、やっと聞いてみました。話はロミオとジュリエットです。指揮：リッカルド・ムーティ　ロメオ：アグネス・バルツァ（Mｓ）ジュリエッタ：エディタ・グルベローヴァ（Ｓ）この3人に惹かれて買ったのですが、一番のお目当てはグルベローヴァでした。それに私はグノー作曲の「ロメオとジュリエット」のイメージでいたのですが、ベッリーニの方はメインはメゾソプラノのロメオなんですね。もちろんバルツァすばらしいのですが、メゾで選ばなきゃいけない演目なのだと納得しました。やっぱ買ったものはさっさと聞かないとだめですね。グルベローヴァは声がすごく若いです。本当に恋する乙女という感じです。バルツァは相変わらずの迫力ですね～～純愛ではなく、愛憎絡み合いの展開になっているようなので、それに合っているように感じます。少し聞き込んでいってみます

2006年10月15日

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