癒しの音楽、春の息吹
ここんとこゲオルギューのマノンばかりCDで聞きまくって・・情感はあるけど暗めの声に少しおなか一杯になってしまいました。癒される音楽ってたしかにありますね。私はフジコ・ヘミングのコンサートに行ったときは、その音色に愕然としました。リストやショパンって激しく正確に弾くもんだと思っていたので、こんな風に撫でるように弾けるという事にまずおどろき、そしてそれが心のひだに染み渡っていくような感じで、本当に癒されました。歌手では、かなり前のガラコンサートで、アンナ・トゥモア=シントゥの歌声が温かみがあってとても心がなごみました。もうかなりお年で、歌も何かの歌曲でしたが、とても気持ちが暖かくなったのを覚えています。今癒される声は?グルベローヴァやデセイの声は好きな部類ですが、美しいけど緊張感と狂気を感じてしまいます。エヴァ・メイのイタリア歌曲がほんわかしたかんじで好きですネェ。ということで今日出勤途中で道の端に見つけた癒し。寒い日が続きますが春は確実に来ています。