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なほまる日記

[カテゴリ未分類] カテゴリの記事

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「姥捨ノ郷　-居眠り磐音江戸双紙-」　佐伯泰英

梅雨明けの声を聞くと、何だか影が一段と濃くなったような気がするのが不思議です。来週から、幼稚園は短縮になり、小学校も来週末でおしまい。夏休みがすぐそこまでやってきている・・・・・(>_

2011年07月11日

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ピアノ習うことにしました

ピアノ習うことにしました。　わたしが近所の先生の連絡先を上のチビ子の同級生ママから聞いて、「大人やってますか？」と聞いたところ、いいですよー　と言われたので、とりあえず今日行ってきました。合いそうな感じの先生だったので、ホッとしました。思えば中学１年になってすぐやめてしまっていたので、ン十年ぶりです。それまで、自宅の電子ピアノで暗譜してるのを好き勝手に弾いていたのですが、やっぱり、「弾いてみたいなあ」と思うような曲は、指がなかなかまわらない。それに、指がまわらないのを何とかしたいというだけでなくて、理論的なものもある程度わかった上で上のレベルの曲を弾きたいと思うので、段階的に習っていた、当時の「続き」で勉強したい・・・。というのもあって、それは一人じゃ無理だしなー、と習いたい熱が高まり、さらに、去年の秋にピアノを購入したので、とりあえずと一生懸命弾いてたんですけど、どうにもこうにも進め方がわかんない・・・・　となったところでした。で、今日先生のところで、どんな感じか弾いてみて、相談してきました。とりあえず、インベンションとツエルニー３０番に戻って符点で練習しながらおさらいして、一人でやっていて挫折した、モーツアルトのソナタの８番をみてもらうことに。そのソナタが終わったら、他の古典派以外の人の作品もやってみたらどうでしょうと言ってもらい、超モチベーションがあがっています弾きたい曲も沢山あれば、知らないけどいい曲ってのも多分沢山あるので、これからおばあちゃんになっても楽しめるなーピアノの元もとるべく（？）、時間があるとき練習したいな　と思ってます。

2011年05月16日

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インフル上陸

上のチビ子が昨日夕方から発熱し、先程Ａ型出ました(T-T) 月末から咳と洟だったので、風邪の延長かと思ったんだけどなぁ…。体重24キロなので、タミフルの錠剤ではちと多いし、粉は飲みにくいだろうとリレンザを処方してもらいました。先生は、巷でもいろいろ言われてますしと注意書きの紙をくれました。あの異常行動云々…と書かれたものです。が、既に昨夜、チビ子突然起きて、文句ぶつぶつ言ってたかと思ったら、「もう～、そんなの無理だし！」と立ち上がってしゃべってた…(--;) びっくりして、その後座ったところで、「大丈夫？」って聞いたら、普通に返事して、そのまま寝ました。めちゃくちゃ、ビビりました～ (/--)/ ママ友から、熱が高いと、こんなんなるよ。薬飲んでなくても。と聞いていたのだが、初めて見ました…。知識なくていきなり見たら、こりゃ不安になるよな～。朝、インフルだけど、普通に元気に（？）起きてきたので、安心しました。ぐったりするようなこともないので、布団にいれて、本でも読んとけとおとなしくさせてます。リレンザは吸入タイプなので、こんなんで、効果あるのかな～という見た目だったのですが、チビ子は、「おいしい味がする～」と喜んでました。

2011年02月07日

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図書館のピアノソナタ全集

図書館から、ベートーベンのピアノソナタ全集を借りてきました。いきなり何事？かもですが、最近「ピアノらぶ」……q(^-^q) です。時間あると本よりピアノの練習という感じ。中学一年の時にやめてしまったピアノですが、ン十年経って、本格的に再開したいなぁと思うこの頃。今まで、ぽろぽろと好きなように弾いてましたが、そうじゃなくて、習ってた頃の「続き」がやりたいんですよね。自己流も限界があるので、先生にきちんと習いたい気持ちで一杯です。が、まあすぐに…という訳にはいかないので、昔の楽譜を実家から持ってきて弾いてます。しかも、実力以上と思われる辺りを…… (-.-) 借りた全集はバックハウスという、ベートーベン弾きの大御所のもので、 10枚組３ケースは、使用「前・中・後」みたいな写真ですが、ご本人。実力以上の曲を弾く時は、ＣＤで聴いておくとイメージしやすいもんですから、今のところの自己流の私の先生的ＣＤです。（先生っていうだけで、かなり図々しいですが…）このバックハウスさんの演奏は、無駄が一切ないという感じで、「様の美」とか、茶道の「侘び」みたいなものを感じます。なのに、泣きそうになる程の包容力も感じるから、ホントすごいです。さすが、「鍵盤の獅子王」と言われるだけのことはあります＼(^o^)／ちなみに、彼はインタビューで、「練習以外の余暇は、どんなことを？(^-^)」と聞かれて、「ピアノ弾いたりしてます (^-^)v 」と答えたらしい。それぐらいじゃないと、獅子王にはなれないんだな、やっぱり。

2011年01月27日

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熱海梅園

梅園フェアでしたが、まだピークには少し早いタイミング。ちらほら咲きという感じですが、お花を楽しめました。種類が多くて、「甲州野梅」などと、お名前カードがつけられてましたが、たまに、「老梅？」みたいに、「？」のついた札もあり、はっきししないのもあるのかしらん？と思いました。駐車場の誘導の手順があまりに悪くて、家族で怒ってましたが、（子供達は口々に、「おじさん、嘘つき」と怒っていた）まあ、年間で、混みあうのはこの時期だけでしょうから、要領悪いのも仕方ないのかななんて思いました。桜も少し咲いてるのがあって、やっぱあったかいなぁという熱海でした。

2011年01月23日

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熱海です

お正月、どこにも行かなかったので、と熱海にやってきました。熱海と言えば、「東京の持ち物」という感じだったのですが、静岡の我が家からも一時間半と近かったので、静岡県民も共有してるのかも。観るところが沢山はないようですが、まあのんびりするには良いです。一瞬、バナナワニ園でも行くか？と思ったのですが違ってた(/--)/

2011年01月22日

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１００％無駄使いですが…

「チェブラーシカ」デザインのココア缶です。ココアなんて、慌てて買わなきゃなほど減ってはなかったし、なので、一缶でも充分な我が家でしたが、とても一人だけを選ぶということができませんでした〓

2010年11月27日

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アクセサリー作り

友達とわいわいおしゃべりしながら、作ってみました。今度、無謀にも手作り市に出店するのですが、そこで売る予定です。それぞれの好みが出るので、友達が自分が思いもよらない色合わせをしてたりして、新鮮でした。教えてくれたママ友は、ご主人がガラスアートの作家さんで、いろんな手作り市にでかけたり、出店したりしてるそうで、話を聞いてて楽しかったです。それにしても、私はそういうのが初めてなので、売れるのかなぁ？と実はまだ半信半疑なんですけど(笑

2010年10月08日

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そういえば…の梅干し

「梅干し作りますっ」と張り切ってブログに書いて結果報告は放置…(--;) 一応こんな風にできてます。食べても普通に梅干しだったので、良いようです。まあ義理の母の作ったのの方が柔らかかったような気もするのですが、まあ、こんなもんでしょとそこそこ満足してます。梅干しの作り方って細部はいろいろあるみたいで、最後にビンにしまう時、そのままだったり、一度梅酢にくぐらせたり…。こないだ読んだ小川さんの「食堂かたつむり」では、干してる時に、一つずつ指で揉んでやるなんて書いてありました。ためしに、一つやねビンの分だけ、梅酢にくぐらせて保存中。今はあんまり変わらない気がしますが、後で何か違いが出るかも。今は若干水分多いかな？という程度です。

2010年10月07日

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一番ビミョーな…

結論からいうと、近所の幼稚園は入れませんでした。並んだといえば並んだのですが、なんと我が家の前の人で定員に…(T-T) ということで、そこは補欠一番になってしまいました。その幼稚園は地元の方が多いので、転出者は少なそうだし、何より、園児の兄弟達が優先で手続きした後の残りなので、募集は15人弱。何せ分母も小さいですから、ますます転勤しそうな人はいないのかも…です。結局、もう一つの幼稚園に今朝早く行って入園手続きをしました。これで一応、幼稚園浪人はしなくていいのでホッとしてます。ただ、補欠くりあがりの連絡はいつくるかわからないし、連絡こないかもしれないしで、若干落ち着かない気持ちが残ってます。もっとダメダメの番号なら、すっぱり諦めもつきますが、補欠一番だと、その辺りがホントに悩ましいです。まあ、くよくよしても仕方ないので、頭切り替えました。昨日今日とバタバタしましたが、事情を知らぬは当の本人のみです(笑

2010年10月01日

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コメダ珈琲店

タイトルを見て、何ですか？と思わないのは中部地方の人かも。名古屋に本店があるチェーンの喫茶店です。私が学生当時は、名古屋市内にかなりの店舗がありました。でも、うちの実家近所は一応名古屋から40分程ですが岐阜県だからか店舗の気配なし。という感じで、コメダと言えば愛知県という感じでした。近年、方針変わったのか実家近所にばんばん出来はじめ、静岡に来てみたら、こちらもかなりの密度で店舗があり、なんか、「コメダだ～」とちょいテンション上がります。先日子供二人連れて行ってみて、名古屋ちっくな気持ちを満喫してきました。（私の中でのみ名古屋ちっくですが…）まあ、ぶっちゃけたところ、特別コーヒーが美味しい …という気はしないのですが、丸いデニッシュにソフトクリームを載っけた「シロノワール」という商品が、刷りこみ効果だと思いますが、店を見ると食べたくなります。ソフトが当然だんだん溶けてくるので、しみしみになったデニッシュがちょっとクセになるというか…(汗ちなみに、今回しみしみ感にテンション上がったのは下のチビ太だけで、上のチビ子はあんまり反応なし。なんだかちょいがっかりしてしまいました(笑アイスココアの中の氷が、「顔みたいだ～」と大ウケしてましたけどね…。

2010年09月26日

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40周年問題

前、2000年になったら、コンピュータが00年でわかんなくなるんじゃないかという2000年問題ってのがあったけど、今、我が家を悩ませてるのは40周年問題であります。 40年前というと1970年で、この頃創業して、40周年ってやってる会社が多いような。何かしらみかけて「そうなんだ」とよく思います。その中で、我が家にプレッシャーをかけてきてるのが、会社というか、「トミカ発売40周年」です。 40周年の記念トミカ、復刻トミカ、特別セット、記念ＤＶＤなどなど…。どんだけあるねん？って程、記念商品を発売してます。財布のヒモが緩むように、親世代の頃のトミカも大量に復刻され、果てには「二世代トミカセット」なるものも発売。昔と今のシビックがセットで…とかそんな感じです。買いたいなぁというつぶやきを毎回一蹴してますが、さらに困るのが、他の創業40周年企業とのコラボ商品。東海基盤のユニーっていうスーパーと40周年同士で、トミカ商品の特別おまけセットを作ったり、そしてミスタードーナツもコラボトミカ発売。（こっちはさらに映画の「ハッチ」もコラボ。）写真のトミカがそれです。今回は第二弾で、この二つですが、第一弾当初から、ず～っといい続けてたので、旦那ちゃんが根負けして今回買ってきました。それも、発売当日午後に一軒目は売り切れでハシゴしたらしい…。たかがミニカー１台３００円くらいと言われそうですが、塵も積もればなんとやらです。チビ太は引き出し型で収納ができる「トミカ立体駐車場」が今ラブで、「これがあったらしまえるよね!」と殊勝なことを言いますが、所有台数が既に立体駐車場のキャパ超えてるし…。母は買う気ありませんが、週に何度かはお店に見物にでかけてます。おかげで、やたら詳しくなってきました(笑

2010年09月03日

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伊豆に来てます

家族で伊豆にやってきました。伊豆は一応日帰り圏内だそうですが、泊まりなので東伊豆方面へ。伊豆半島の関東側なので、熱海とか伊東とか東京からはギリ日帰り圏内の辺りです。伊豆半島の反対側に突っ切って行くにはどうしても山越えな道になるので、久しぶりに車もアップダウンな感じでした。今住んでる辺りは、どこまでも割と平地なので、なんだか忘れてた運転の感覚。（平地なんで、自転車でどこまでも移動可能なのです）どこを越えたら天城越えになるのかと思いつつ、東伊豆側へ出て、景勝地の城ヶ崎海岸で遊覧船に乗りましたが、根性なしの娘は疲れたを連発し、すぐホテルに入ることに。明日はもうちょっと観てまわりたいと、大人はガイドブックを熟読中です。なんとか美術館的なものが沢山あるので、（オルゴールだとかガラスだとか…）どれかには行くことになりそうです。写真は伊豆高原ビールという地ビールです。端のがピンクなのですが、シャンペン風ビアだそうで、「兆寿やまもも」です。伊豆はやまももの最北群生地らしく、ご当地果物の限定ビールです。やまももは中国で長寿の食べ物だと言われてるらしく、（全然知らんかった）それにひっかけたネーミングみたいです。種別は一応発泡酒。シャンディガフ（だっけ？）みたいなビールベースのお酒的なものを想像してたのですが、ちょっとパンチの弱い味(--;)で、私的には残念賞でした。黒ビールはまあまあ美味しかったですけどね～。お土産ものをみてると、半分くらいは近所のスーパーで売ってるものなので、別の意味での充分な吟味が必要です。やっぱ近いからなぁ(汗

2010年08月03日

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これを頼むってか？？

うちのチビ子小学３年は、まだお小遣いというシステムに気付いてないのか、欲しいものがあるから、お金がほしいな～ではなく、欲しいものは誕生日かサンタさんに頼まなければいけない模様(汗なので、ころころと希望商品が変わります。今年に入って、スーパーマリオWiiから、インラインスケート、ファミレスにあったリラックマの子供銀行セット、フラフープときて、先日たまたま見たゲーセンのコレに選手交代です。クレーンゲームというんでしょうか？下からすくって上の台に物を落として、はみ出て落ちたらもらえるってやつです。ミッキーの顔の形でかわいいんだけど、かなり重そうで、よく、あと少しで取れそうってとこに置いてあるのに、とれない奴らの一つ。結構、軍資金がいりそうですが…。チビ子はサンタさんに頼むのにわからないと困るから、写真を撮って手紙に一緒につけるだってさ(汗我が家を担当してるサンタさんは、こういうゲームが苦手なので、正直困ったというかねぇ…(/--)/ まあ、また変わるのではないかとは思ってますが、こういうのって、どっかで買えるところはあるのかな～なんて、思考はそっち方面です(笑

2010年07月17日

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やどかりくん

昨日の潮干狩りの時に、小さな生き物が沢山いて、子供は大喜びでしたが、連れて帰っても死なせてしまうだけなので、全部海に返してきました。が、大量のあさりに紛れてやどかりくんがついてきてしまってました。近所の子供が見て、小さいながらに喜んでいたのですが、このままでは死んでしまうと、チビ子が、「海に帰してきて～(ToT)」「………」そんなこと、言われても… と思ったのですが、死なせてしまうのも寝覚めが悪いと近所の海に放してきました。勿論、元の浜名湖ではないので、大丈夫なのか？と少し思いますが、まあ、あまり深く考えないようにします。予想外に二日続けて、磯くさい感じでした。

2010年07月12日

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潮干狩り

浜名湖に潮干狩りに行ってきました。天気があまりよくないという予報だったのですが、暑いよりは楽だし、潮干狩りの間は持ちそうかなと。ぱらぱらした時もありましたが、やってる間は降られずに済みました。子供達は初めての潮干狩りで、上のチビ子は自分で採ろうと必死になってました。下のチビ太は空の貝殻を集めたり、みんなが採ったあさりを洗ってました。が、後半は二人とも大きめの潮だまりでばちゃばちゃ遊んでました。まあ、そういうのを満喫してもらうために、買わずに来ているのですから・・・（笑大人の方が、「取っただけ食べれる」と思うのか必死になる感じで(笑、大粒のあさりがいるポイントをみつけては、大騒ぎしながらとってました。写真は戦利品で、他にバケツに一杯あります。潮干狩りの様子をとればよかったけど、必死すぎて忘れてました。帰りの渡船で戻った途端に通り雨みたいなのがざーっと降りだして、全身びしょぬれ。大人は、服がぬれないように気をつけてやってたのに・・・・夜、家族でたらふく食べました。今回はあさりをまいてる弁天島という、浜名湖ではメジャーなスポットへいったので、渡船料ということで、四人で三千円かかりました。高いなぁと思わなくもないのですが、親も久しぶりだったので勝手がわからずで、最初だし、ちゃんととれた方がいいかな～と思って。帰りに気軽にあさりをとる地元民のスポットをいくつかみかけたので、次は遊びついでにそういうところに行くのもいいかも。

2010年07月11日

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感染症まつり

チビ子が学校からもらってきたりんご病。チビ子は完治の模様。うつされた私も足に軽く出てるだけで、軽くなってきました。大人の方がひどくなり、人に寄っては三週間程度と言われるので、私は軽かった方みたいです。その代わり、私が発症して数日後に下のチビ太も発症。やっぱりうつっていました(ToT)今、足の辺りがまっさかりです。チビ太は並行してあせももひどかったので、エアコンを寝る時つけ始めました。あせもがひいてきたと思ったら、みずぼうそうのような点々が…びっくりして病院に行ったら、違いますとあっさり言われなんだかな～です。と思ったら、とうとうとびひになりました(ToT)怪しいところがあったんで気を付けてたのにダメでした。脇の下なので、腕と脇腹に広がる気配。明日また病院へ行かねば。そしてさらに、チビ子がいつも一緒にいる友達が今日からおたふくで休んでます。これも、いただいたかもしれない…。う～む(ToT)

2010年07月09日

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サッカーの岡崎選手

今日、静岡は清水に行ってきました。清水はエスパルスの地元なのですが、商業施設の中に、Ｗ杯応援ボードが作られてました。応援メッセージを書けるボードもあり、子供達が書き込みしてました。エスパルスから選出されてる岡崎選手の紹介ボードもあり、その中に、ご自身で書いた色紙の写真がありました。出ること、勝つことが本当に大変な世界だと思いますが、その中で、得点するってことは、いろんな運もさらに必要なのかも。書かれた通り得点することができて、よかったよな～と思います。私はルールも微妙な「にわか応援組」のクチですが、次もがんばって欲しいです＼(^o^)／

2010年06月27日

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もう引き返せない？

今年は梅干し作ってみようかと、生協で梅注文。用意してしまったからには、もう引き返せないてな感じです。義母が減塩の梅干しをとても上手に漬けていて、もらっていたのですが、作業が大変と数年前から作らなくなりました。で、試しに１キロ漬けてみようかと電話で聞いてみたら、「そんなちょっとしかやらないの？ 10キロ漬けてたけど」と言われた。10キロって、そりゃあ疲れるわ〓でも最初に大量にやって失敗したら、かなり凹むので、１キロで全然問題ないわと思ってました。が、生協の梅に添付された紙には、「初心者は梅酢が上がりやすい３キロがおすすめ」って書いてあった。梅に重しをして、水位（？）が増えて上がるようにしなきゃなのだが、上がらなきゃ話になんないし、カビも生えるらしい。う～む。ので、梅酒のつもりだったもう１キロと合わせて２キロやってみるつもりです。大量廃棄の可能性もあるから恐ろしいですけど…。

2010年06月17日

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遅れてきた花見

遠目から、満開だけど遅咲きの桜？と思ったら、ヒトツバタゴでした。名前とモノが初めて一致しました。それが20本くらい集まって満開になってるので圧巻です。とっても綺麗。平日の昼間というのもありますが、花見してる老人会らしき面々、どこかのホームから見物に来たらしき車椅子の皆さん、子供は学校よみたいな主婦二人。などなど、何だかおっとりした雰囲気の花見です。桜に負けてないなぁと思ったのですが、「ヒトツバタゴ」は、どこで切るんでしょう？ヒトなのか、ヒトツなのか？どちらでもないのか…？などと考えながら、チビ太とパンをぱくついてました。ヒトツバタゴは別名なんじゃもんじゃの木。よくよく見ると高貴な感じ。なんじゃもんじゃとは合ってない感じでした。

2010年05月13日

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「獣の奏者　-探究編-」　上橋菜穂子

配偶者と二人だけの11年だったら、それなりに「経ったなあ」と思うかもしれないけど、子供が生まれてから10年弱　ということだと、やっぱり短いなあと思います。　　　　あの“降臨の野”での奇跡から十一年後―。ある闘蛇村で突然“牙”の大量死が起こる。大公にその原因を探るよう命じられたエリンは、“牙”の死の真相を探るうちに、歴史の闇に埋もれていた、驚くべき事実に行きあたる。最古の闘蛇村に連綿と伝えられてきた、遠き民の血筋。王祖ジエと闘蛇との思いがけぬつながり。そして、母ソヨンの死に秘められていた思い。自らも母となったエリンは、すべてを知ったとき、母とは別の道を歩みはじめる…。息子がいるって書いてあって、「誰の子じゃ？」と驚いたのですが・・・・（笑落ち着いて考えてみれば、相手になりそうな人物はそう沢山はいませんでした。かい自分一人が責任を取ればいい　と元々潔いところのがあったし、所詮、「普通の平凡な幸せ」のようなことも、無理じゃないか　と思ってたような感じですが、こうやって、家族ができると、「自分一人が」　とも言ってられないですよね。自分の心に正直でいたいが、家族のことも・・・とぎりぎりで決断してるのが切なくなります。子供がいなかったら、間違いなくあのまま振り切って行ってしまったのでは　と思います。泣きながらぎりぎりの決断をした時、私は、自分は死んだつもりで家族と絶縁する・・・・という決心をしたのかな　と思ったんですよね。あれ？　と思ったのですが、よくよく考えると、そうしても夫と子供へのしがらみは消えないですし、押していくほど、やっぱり非情にはなれなかったのかも。それにしても、いろんな謎や疑問が解決の方向へ終結してきた感じです。　楽しみですね。あと、「真王」が心の強さを取り戻せるような結末になればいいなー　と思います。「神の子孫」だと思われて、みんなの精神的な支えや象徴であるはずなのに、その本人が、自分の存在に対して気持ちがぐらぐらしちゃう　ってのは本当に大変そう。もう少し若くなかったら、とりあえずの（気持ちの支え的な）ものを作れるかもしれないけど、あまりにも酷な状態だなー　と、勝手な感じがしつつも何だか応援したいような（笑嫌いで結婚したんじゃないし、子供も生まれているし、生まれるし　だから、よくよく落ち着いて考えてみれば、とても幸せなことなんだ　と気づくようなことがあればいいなと思っています。エリン達を見ていれば、もしやいずれ気がつくのかもしれませんが・・・・。

2010年04月14日

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少し寒いけど花見

近所の公園におにぎり持ってお花見です。天気が今一つで、タイミングがなかったのですが、明日からチビ子も給食がはじまり、授業もフルに。もう今日しかないと出てきたのですが、贅沢言えばもう少し暖かいと助かります(笑少し離れたところに、お弁当を食べてる学童の子供達。先生と一緒ですが、うちの学校は三年までで、一年生らしき子もちらほらと。入学式から間もないのに、ホントに立派だと感心しちゃいました。笑顔でがんばっている様子です！

2010年04月08日

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２月の読書メーター

２月は後半読書が失速してしまったのですが、ずっと気になってた本はいくつか読みました。そして、とうとう「獣の奏者」も読みだしてしまいました。まだ前半の２冊だけしか読んでませんが、予約がまわってくるのが楽しみです。そして、ちょっと前に大人気だったアンソロ本の「Story Seller」。未読の道尾さんがかなり気に入り、借りる気満々になっているのですが、こういう時に限って道尾作品は全く図書館になく、予約枠もなく・・・・　で、どれから読もうか吟味を重ねております（笑2010年2月の読書メーター読んだ本の数：18冊読んだページ数：6028ページ■Story Seller (新潮文庫)別のアンソロ本で１回読んで気になってた道尾さんが、さらに気になった。というか、絶対読むと心を決めた（笑　本多さんも初めてですが、興味出ました。伊坂・有川・近藤・米澤さんが既読ですが、近藤さんが今までにない一面をみた感じがした。あとのお三方は良くも悪くも作風がよくでています。読了日：02月01日著者：http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4771218■秋の花 (創元推理文庫)前作で「お子さんですか？」なんて言って、きゃっきゃっ笑ってた二人が出てきて、どこまで考えながら話を書くのだろうなんて、つい考えてしまうほど。その時の登場の様子との落差も凄ければ、季節も過ぎて秋も物悲し・・・。円紫師匠を「駆け込み寺」にしていない「私」の折り目正しさと若さも何だかぐっときてしまう。読了日：02月02日著者：北村薫http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4782543■小太郎の左腕小太郎が常人と異なるという部分をもう少し感じさせてくれたら小太郎が際立ったのかも。半右衛門と好敵手の喜兵衛を書くことで小太郎の異能が浮き上がるようにしたかったのかもしれないが、小太郎が置いていかれてしまった感じが。書きたい内容に対してボリュームが小さすぎるような物足りなさを感じてしまった。読了日：02月03日著者：和田竜http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4795361■にわか大根猿若町捕物帳帯の画像をみて、「ちょっと、ちょっと、ちょっとー！」と思ったのですが、まあよかったです。連作短編の良さがぐっとでてきた感じ。つい応援するのがやっぱ梅が枝（笑読了日：02月04日著者：近藤史恵http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4809107■六の宮の姫君 (創元推理文庫)「頭とワープロ」で書いた卒論とはかくの如し！　私の中では名前だけが高名だった芥川と菊池が動きだしてくれて、斜め読みの危機を乗り切った（笑　「真珠夫人」をきちんとした衣装を作れば、テレビのドラマで大当たりと「私」が言っているのが笑えた。　読了日：02月07日著者：北村薫http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4849903■晋平の矢立解体専門の「壊し屋」という素材が面白いので、もう少し「連作短編」仕立てになっていたらよかったのに。最初の大店の大量の蔵壊しか、「晋平」かのどちらかに絞った連作短編だったら随分違うかも。最後、「えっ、終わり？　続きもの？」みたいな唐突感があって残念。読了日：02月08日著者：山本一力http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4859776■獣の奏者 I 闘蛇編やっぱ文化人類学の素養というのは大きいのか、本当に重厚でほころびのない世界観が構築されていて引き込まれる。エリンが答えを探し成長していく様子、闘蛇や王獣の不思議な生きざま、否応なく関わってくる政治的なもの・・・。今後、どのようにそれが一つの物語になっていくのか本当に楽しみ。エリン、がんばれーと声をかけたくなります（笑読了日：02月08日著者：上橋菜穂子http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4862456■鬼平犯科帳〈8〉 (文春文庫)再読：非道な盗賊許すまじの「流星」と、稼業の別で善行をする「明神の次郎吉」が好対照。読了日：02月09日著者：池波正太郎http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4875513■朝霧 (創元推理文庫)作品を読んであれこれ思うのは個人の自由だが、作者の意図をどれだけ感じ取れるかはやっぱり差が出る。それを解説するものは小難しい「評論」というものだと思っていたが、そういうものでもないのかも　とこのシリーズを読むと思う。　勤務先の妙から、人より「夢見る夢子ちゃん」を少し長く続けていられた「私」にも、何か「現実」的なものが目の前まで来ている。この先を知りたいような、ここまでにしておきたいような。読了日：02月09日著者：北村薫http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4879142■鬼平犯科帳〈9〉 (文春文庫)再読：まあちゃんが結婚する「鯉肝のお里」。「こころとこころは別のことよ」とまで言ってもらえるとはねえ。他の人が言ったら嫌な感じだけど、不快感なし。よかったねー。読了日：02月11日著者：池波正太郎http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4906644■利休にたずねよ皆が異口同音に尋ねていたのは、侘びさびの「枯れ」の中にある利休の生命力の「熱」は何か？　ということなのかも。　時間を遡及していくことで圧倒的な強さで答えが迫ってくるようなのが素晴らしかった。命が燃え尽き枯れてしまったことを象徴したような結末も余韻がある。読了日：02月12日著者：山本兼一http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4945795■獣の奏者 II 王獣編世の中のからくりを理解するほど、抱いた理想を曲げないことが何と困難なことかと気付かされる。それでも信じたいと思うエリンと、その気持ちを翻弄するようなリラン。両者の距離感がいろんなものを象徴しているよう。　最も天に愛された分、最も試練を背負ったようなエリン。　最後舞い上がったのは希望の翼であったと信じたいのですが、時間をおかれた書かれた続編ではどこへ下ろされてるのやら・・・　と落ち着きません。　　読了日：02月13日著者：上橋菜穂子http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4946057■MOMENTアンソロ本で短編読んだだけの初本多作品ですが、テーマと関係なくスタイリッシュに感じる部分があるのは、作者の持ち味でしょうか？　スーパーマンには程遠い仕事人なのですが、淡々としたしゃべりと裏腹な(?)行動ぶりにどこかじわーっと染みてくるようなものがありました。　きれいごとばかりではない病院のことや、職業名では表せない神田の働きぶりは病院にとってどんなかな　とか、つらつら考えさせられたけど決して重くない　というのがやっぱ持ち味なのかも(笑読了日：02月16日著者：本多孝好http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4987744■あねチャリ体育会少女のスポーツ青春ものという感じで爽やかに読める。だが、ちょっと爽やか（さらり？）すぎる。引きこもりだったという設定も、力をつけてく様子も軽く触れた程度なので、話にのめり込むところまでは行かず、少し物足りない感が。読了日：02月18日著者：川西蘭http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5016701■鬼平犯科帳〈10〉 (文春文庫)再読：彦十が、わけあり話にほだされて、つい盗みをしようとしてしまう。終始悩む時は布団の中ってのが、キャラが出てて笑えた。ここのところ、盗賊改メの貧乏絡みの話が多いような。読了日：02月20日著者：池波正太郎http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5058983■鬼平犯科帳〈11〉 (文春文庫)再読：男色に超ビビり、正統派の職人芸に今は堅気と、やたらバラエティに富んだ一冊。必死で純潔を訴える男兎忠に爆笑。読了日：02月22日著者：池波正太郎http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5081291■葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)「そうだったのか！」の波状攻撃が、読んでて面白かった。全く無理がないとは言わないが、騙されたとか卑怯なり！というのは全くない。タイトルもなかなかうまく付けられている。読了日：02月23日著者：歌野晶午http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5081392■西の魔女が死んだ (新潮文庫)普段の生活が信じられなくなったような時に、「西の魔女」と過ごせたまいは幸運だったと思う。　西の魔女は幻であり、どっしり現実。親として、もっとできることがあるんじゃないか　と思わされ、同時に懐かしい気持ちもよみがえって、ぐっときた。読了日：02月24日著者：梨木香歩http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5108501▼読書メーターhttp://book.akahoshitakuya.com/

2010年03月09日

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最近読んだ本

最高気温２４度なんて日もあったのに、雨が降って寒い日もあり、気温乱高下。まだ、暖かい「春の雨」にはさすがに遠いのかも。３月って、いつも必ず１回急に寒さが戻ってくるような。今がそうなのかも。週末は何だか「寒いねー」を連発してたような気がします。　　　　　　　ここら辺りが最近読んだ本です。川西蘭さんの「あねチャリ」は自転車競技の話でした。スポーツ青春もの。「ケイリン」と「競輪」が違うらしいと初めて気がつきました。さわやかに読めたのですが、中身が「さらり」過ぎて盛り上がりに欠けた感も。歌野晶午さんの「葉桜の季節に君を想うということ」はずーっと気になってた本ですが、文庫を図書館で発見し、さすがにそろそろ読んでみようか　と読んだのですが、「そうだったのか」の波状攻撃がなかなか小気味良いです。うーん、設定に無理があるとは言わないけど、ホントにビミョーな線上のような（笑そうでないと最後のどんでん返しが小さくなっちゃうだろうし、ホントさじ加減が絶妙です。一応どんなに一生懸命読んでも「卑怯だ」というところはなかったように思いましたし（笑そして梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」は予約殺到の時期をやっと超えたみたいで。主人公の「まい」は大変な時期だっただろうけど、幸せだなー　と思ったのは親目線かも？ああいう人が少なくなってしまったので、「魔女」というのは言いえて妙ですが、多分、おばあちゃんじゃなくても子育てしながら「魔女」になってる人もいるのかも。ちょっと自分の生活を見直したいなあ　なんて気持ちも出てきました。もう３月で年度末ですが、我が家は今年は引越もないし（笑入園・入学等にあたった子供もいないので、どうものんびりしがちですけど、ちょっと余分なものを処分したり整理したり　とさすがに少しそんな気分です。学校が３連休前で終わりなので、それまでに多少何とかしたい　というところです。

2010年03月08日

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普通電車　熱海行き

ネットが復旧してやれやれです。昨日、買い物帰りの車の中で、「海でも見にいく？」という話になり、海岸方面へ向かったのですが、途中で市役所の人らしき人物が規制してまして、この先、海岸沿いの国道には出られないので、迂回してくださいとのこと。ちらっとみると「津波警報発令中」とあったのですが、引き返しつつ、こんなに天気で風もないのになんでだろうねー？　と話していて、思い出した。チリの地震で発生した津波がそろそろやってくる　というタイミングだったのを。ということで封鎖されていたのはわかったのですが、静岡は被害はあまりありませんでした。海岸線を走っていると思うのですが、海沿いといっても結構高いブロックの壁があって、ずいぶん下の方に海がある感じです。なので１メートルくらいの波なら超えてこないかなーという感じです。ただ、東名高速は波が高くなるとすぐ通行止めになります。高速は海の上に突き出すように作られた部分があり、さもあらん　という構造です。横には国道一号線が並走していて、東海道線も並走していて、やたら山が迫っています。突き出すように作らないと場所がなかった　という感じなのかも。先日友達の迎えで静岡駅まで行ったとき、在来線が普通に「熱海行き」とかで走ってて、「えっ？　熱海って普通電車で行けちゃうの？」とびっくりしました。帰って確認してみたら、さすがに静岡駅からでも１時間半くらいはかかるみたいですが、私の中では熱海って小田原の仲間　という感じでして、小田原というと、箱根駅伝でして、つまり東京から走ってこれるところ（強引？）でして、要するに「東京の仲間」という位置づけです。やっぱりここからだと東京は近いんだなー　と思ったのと、東京め、こんなところまで勢力をのばしているのか！　とびっくりしたのと両方（笑

2010年03月01日

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意外にいけてるモーツァルト

無線LANのモデムの調子が悪くなり、ネット断線中。交換品が届くまであと少しかかるのですが、断線したら予想以上に時間ができたのが不思議。余計なところをついつい見てたに違いない(笑代わりに音楽を聴く時間が増え、そしてなぜかモーツァルトです。今更、頭がよくなるようにではなくて、「のだめカンタービレ」の影響。はい、ミーハーですみません。玉木宏が好きなのです(爆漫画でキーになってる「二台のピアノのためのソナタ」を聴いて、モーツァルト意外にいけてるじゃんと見直したところなのです。見直すというとやたら上目線ですが、昔ピアノを習ってた頃は、「モーツァルトの曲って優等生すぎてつまんない」と思ってました。叱られそうですけど、やっぱ、ベートーベンなんかの方が、弾いてて盛り上がるので楽しかった感じ。最初の頃に弾けるモーツァルトってしれてるし…。ところが、最近はそのベートーベンが体調によってはくどく感じることも…。若くなくなり、「肉より魚。和食が」みたいに指向が変わったのかも(笑そんなこんなと、その「二台のピアノのためのソナタ」は何だかとっても華やかで、楽しい曲。何でも、滞在してたとこの女性ピアニストのために作曲したらしい。二人でこんな曲を弾いてたら、「この人（モーツァルト）って、私に気があるのかも…」と勘違いしても無理ないような曲に聞こえます(笑始めて二人が同じメロディを弾く和音の「じゃかじゃかじゃかじゃか…」を聴くとぞくぞくっとするので、滞在先への社交辞令もあるかしら？と心で打ち消してても、同じメロディを弾いた途端に多分、「この人、やっぱ私のことが好きだな」と思うに違いないのでした(爆そんな妄想が浮かんでくるような素敵な曲です。私の中では、真面目一辺倒だと思ってたのに、やるじゃんとやっぱ上目線ですが、一度、子供向けじゃないちゃんとした伝記読みます。多分勘違い野郎は、女性ピアニストじゃなくて私ですから(笑ちなみに、聴いてるのはアシュケナージのやつです。別の方の演奏でもう一枚みつけましたが、アシュケナージの方が「私のこと好きかも…」的華やかさが強いように思って気に入ってます(笑「のだめ」のいい場面でで取り上げられたのはナイスだったかも。後編は、旦那ちゃんに頼んで絶対映画館に行く固い決意。是非いい音で聴いてみたいです。

2010年02月23日

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「利休にたずねよ」　山本賢一

おもしろそうだから、予約して読んでみたいなー　と思っているうちに直木賞受賞で、出遅れた図書館の予約待ちがべらぼうな人数に・・・。　やっと落ち着いたので借りてきました。本の内容の紹介とは別に、著者・出版社からの紹介のところで本書は、利休好みの水指を見て、そのふくよかさに驚き、侘び茶人という一般的解釈に疑問を感じた著者が、利休の研ぎ澄まされた感性、色艶のある世界を生み出した背景に何があったのかに迫った長編歴史小説である。とありました。「疑問を感じた」なんて、あなた素晴らしいですわ　とお茶を習った身からは思えます。「利休好み」と言われれば、そうか、こういう感じが良し　とされるのか　と思うだけ。これを良しとする、他の作品との「違い」ってなんだろう？　ぐらいにしか疑問ってありませんでした。でも、それは、良い茶人ではないそうです。本書で利休がばっさり・・・・（涙　　　　　おのれの美学だけで天下人・秀吉と対峙した男・千利休の鮮烈なる恋、そして死。利休が切腹させられる日から遡る形で、いろいろな人の目を通した利休が描かれています。それぞれの短編に「誰目線か？」というのが書かれているのですが、その横に小さく、それがいつ（利休切腹の日から何日前）で、場所はどこか　というのが書かれています。お茶のおけいこをする時に使う「おけいこ手帳」というのがあって、その時の道具の組み合わせなどを記入して、勉強できるようになったものがあります。おけいこの道具組みでは日時も勿論、狭い・広いだけでなく「場所」も大事なので記入します。それと、とても感じが似てる気がしました。　これだけのことなんですけど、面白いですね。　話は、切腹を申しつけられた日からはじまり、数日前の「切腹という沙汰」を止めようと奔走する人、それよりまた数週間前のなんとか、利休にけちをつけよう　と相談する人・・・。などなど、切腹に至るまでに「どちら側」にせよ、働きかけをした人の目線からのお話　という形なので、一面では利休が切腹をさせられるに至った理由の発端へ遡って行く　という話でもありました。そういう流れの中で、実は皆が異口同音に尋ねていたのは、「枯れ」の中にある利休の生命力の「熱」は何か？ということだったようです。時間を遡及していくことで、その答えが圧倒的な強さで迫ってくるようなのが素晴らしかったです。そして、最後に切腹の日に戻って終わるのですが、命が燃え尽き枯れてしまったことを象徴したような結末も余韻があって、なるほどなー　という感じでした。正直、茶道の祖としての利休を見る目が何だか変わったような（笑お茶のおけいこを中断してもう５年くらいになりますが、一刻も早く再開したい気持ちになりました。というか、先生の先生だと思うと、文章のすべてに利休「さん」とつけたくなったような（笑

2010年02月17日

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夏の地震の爪痕

静岡市は昔の駿府の城下町そのままのようで、お城は残ってないのですが、お堀は綺麗に残っています。中は大きな公園になってました。見事にお城の建物がないのでびっくりしましたが…(汗写真はそこのお堀の石壁が先だっての地震で壊れた部分。ここだけでなく、何カ所かありました。なんでも文化財なので、単に積みなおせばいいというものでなく、一年ほど、時間がかかるそうです。ぐるりと囲んでる中で、一番弱いところがこうして壊れるのかもしれませんね。そういえば、一時通行止めになった高速も、早々復旧しましたが、今でも現場は崖のように路肩が崩れた状態です。正直、もう地震の怖さが遠のいていました。まだ復旧に携わっている人達がいるんだなおと改めて思ったおでかけでした。

2010年01月24日

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おめでとうございます

また新しい年になりました。みなさま、今年もよろしくお願いします。年末年始は静岡でのんびりしてたので、結局食事の心配に終始してしまった感じでした。今日から小学校が始まり、やれやれ。いつも通りの下のチビと二人になり、一息いれた感じです。お正月、チビ太は何もわからないで、みんなと遊んでましたが、昨日から出社、今日から学校で、「あれ？みんないっちゃうの？」とがっかりしてました。チビ太が幼稚園に行くのは来年なので、今年もあんまり代わり映えしないだろうなぁと思いつつ、少しでも去年できなかったことができたらと思ってます。お正月は新聞紙面も挨拶広告が出てますが、その大きさがトミカの格好の駐車場です。「あっ、また今日もあった！」と別の意味で注目大です(笑

2010年01月05日

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「シャドー８１」　ルシアン・ネイハム

　　　　　ちょっとご無沙汰してる間に今日は１１月の最終日。明日からは１２月でと思うと急に年賀状やら掃除やら気になるのですが、本ばっか読んでます。いい加減にせなあかんなー　と思いつつ、読んだこの本はなんと1975年の本。日本で出版されたのは77年なんで30年近く前の本と言えばそうなのですが、そんな古くささを感じさせない内容で、翻訳ものをこんなに「がーっ」と読んだのは久しぶり。装丁と共に、すごく印象に残った１冊です。　　　　　ロサンゼルスからハワイに向かう747ジャンボ旅客機が無線で驚くべき通告を受けた。たった今、この旅客機が乗っ取られたというのだ。犯人は最新鋭戦闘爆撃機のパイロット。だがその機は旅客機の死角に入り、決して姿を見せなかった。犯人は二百余名の人命と引き換えに巨額の金塊を要求、地上にいる仲間と連携し、政府や軍、FBIを翻弄する。斬新な犯人像と、周到にして大胆な計画―冒険小説に新たな地平を切り拓いた名作。自衛隊とか、戦闘機とか軍事関係の専門家や好きな方に言わせれば、「今は、同じ方法でのハイジャックは無理だよー」と説明されてしまうかもしれませんが、そういう分野に素人の私を含めた大多数の人間なら、これは現代の設定にしてもおかしくないんじゃないかと思うような気がするのですがどうでしょうか？それくらい、特別文句をつけるところもない、痛快な小説になっています。本の３分の１近い最初の２００ページほど、ハイジャック前の前工作が丁寧に書かれています。ハイジャックをどうやって行うのか　というのが醍醐味の小説なわけなので、こんなに丁寧に前工作のネタを書いてもいいものか？　と余計なお世話ながら心配になるくらい。実際、ここまで書いてたら、「私にも（この本の）ハイジャックの方法がわかりそう」と変な自信がでてきたのですが、実際ハイジャックがはじまり、管制官との交渉やパイロットとのやりとりを聞いていて、どの指示もどの展開も「なんのために？」と思うようなことばかりで、すっかり相手の手口に翻弄されてしまいました。ハイジャック犯は「複数」と最初の本の紹介を読んでわかってしまっていたのですが、それがあっても、香港へ行った人物も案外パイロットと同一人物？　なんて思ってしまったり、でも、スケジュール的にどうよ？　と思ったり、結構がっぷり四つで読んでいたつもりだったのですが、複数犯の顔ぶれがわかった時はホントびっくりしましたー。そして、びっくりさせるだけじゃなくて、ちゃんと「納得」できるんですよね。その時の政治や戦争の状況がきちんと書かれているので、犯人がそれをきちんと利用してたこと、ハイジャックに対する対応が「ああいうふう」になったことも説得力があります。大統領選挙が近い時期でなければ、もっと「いちかばちか」的な対応もあったかもしれませんし、戦況がああでなければ、もしやハイジャック自体もなかったかもなー　と思えたり・・・。そして、仲間うちの「裏切り」はあるのか？　という点でも最後まで「どこで？　どこで？」って感じで、一気に（特にハイジャックがはじまってからは）読んで、しかも最後はちょっと余韻ある終わり方。こういう翻訳ものにはなかったくらい、「がーっ」と読めました。ほんとすごいなー　と思ったんですけど、この方この一作限りだったそう。日本では当時ばか売れしたそうですが、本国アメリカではそうでもなかったそうです。日本では、「このミス」みたいなランキングで当時１位に選ばれて絶賛されたのが大きかったそうですけど、「当時は、日本で売れてるから『日本向けに何か書いて』と作者に言う知恵もなかった」　らしく、発表後１０年ほどでお亡くなりになっているそうです。残念な気もしますが、こんな作品をいくつも書けるもんでしょうか？　そう思うとホントに「渾身の一作」だという感じがします。

2009年11月30日

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ゾロ目

ゾロ目って言い方は正しいんでしょうか？この車でこういうすっきり数字を見られたのは初めて。しかも信号待ちで写真も撮れました。うちの子は車検を二回通した、いわゆる働き盛りなのですが、旦那ちゃんの会社の営業協力で、買い替えの話がちらほらと…。まださほどの圧力はないのですが、補助金と減税のあるうちに… というのもあって、急にバタバタとするかもです。結構乗りやすくて助かってるんですけどね。そして、今日はやたら寒い！と思ったら天気予報で東北の方は雪の予報でびっくり。いい加減暖房を昼から出そうかと思ってます。この時期雨が降る毎に寒くなるような感じがします。洗濯乾かないしし、何だかだらだらしちゃいます（汗

2009年11月17日

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10月の読書メーター

遅ればせながら先月の読書メーターです。静岡に来て気持ちが盛り上がったので、実家の徳川家康を再読中。三崎さんをはじめて読みました。ちょっとはまった感じです。インフルエンザの予防接種で大騒ぎしていますが、みなさんはどうですか？我が家は季節性は予約できましたが、新型はどうだか・・・。かかった知り合いにきくとそれほど症状が重篤ではないようなので、少し安心してます。これからの季節に強毒性にならないことを祈るのみ。2009年10月の読書メーター読んだ本の数：21冊読んだページ数：7124ページ■魔術の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)こんな真相かな？　という感じで当てられました。　キャリイ・ルイズのような人がいたらおめにかかってみたい。実際どんな雰囲気に感じるのかな　とそこに興味が。読了日：10月02日著者：アガサ・クリスティーhttp://book.akahoshitakuya.com/cmt/3293583■きのうの世界不思議な世界、もやもやっとした物語の雰囲気。解決したようなしてないような結末。うーん、久しぶりの「本格的恩田陸」でした（笑　集大成的にいろんなピースが入りつつ、結末の順序を替えたら（！）また違った感じだろうに、敢えてここを結末にしたんだなあと感心。読了日：10月04日著者：恩田陸http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3317144■QED ~ventus~ 鎌倉の闇 (講談社ノベルス)とうとう鎌倉まで「被害」にあってしまった（笑　今回は本当に殺人事件は不要だったような気がするなあ。それにタタルと奈々と小松崎の三人で構成的には十分なような。妹ちゃんがちょっとかしましすぎて、脳内がひっかきまわされるような（汗　読了日：10月07日著者：高田崇史http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3343666■失われた町「失われた町」の物語は「失われない絆」の物語。プロローグはだれかにとってのエピローグであり、逆もまたしかり。冷酷な現実の前でも精いっぱいの「自分」であることでお互い救われるような・・・。それにしても「その後」がとても気になります。読了日：10月07日著者：三崎亜記http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3347363■ブラザー・サンシスター・ムーン確かに大学時代のことって、印象的な部分を断片的にしかおぼえてない。しかも時系列じゃないし（汗　同時に三叉路に立っているようで、それぞれ違う断片を抱えていた３人の心象風景って感じ。綾音のキャラがキモになってるみたいだったけど、もう少し読みたかった的消化不良。読了日：10月08日著者：恩田陸http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3357441■北極のムーシカミーシカ (新・名作の愛蔵版)子供の頃に持ってた本。あの頃もいい話だなー　と思って何度も読んだけれど、命の連鎖のような深いテーマがあったことに改めて思ってた以上にいい本だったんだな　といまさら実感。読了日：10月09日著者：いぬいとみこhttp://book.akahoshitakuya.com/cmt/3364620■刻まれない明日「失われた町」の続編と言っていいのか・・・。同じ土地の別の「失われた町」の物語。最初の歩行技師の話がいいプロローグになり、最後、すべてがそこへ集約していくような書かれ方がとてもいいです。二冊読んで、呼応しあい、三崎さんの作った世界観を広げ合っているように感じます。読了日：10月09日著者：三崎亜記http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3368482■QED 鬼の城伝説 (講談社ノベルス)事件とうんちくにリンクが戻ってきた感じ。岡山って民話の宝庫というイメージだったけど、もっと本格的な歴史の舞台だったんだなぁと行きたくなりました。それにしても、妹って無理矢理恋愛方面を進めるためのキャラなのか、まだ少し馴染めず…。読了日：10月13日著者：高田崇史http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3410596■訪問者毎度の、みなが語るが「真相は薮の中？」タイプの作品。これで最後がもやもやしたらどうしようかとやきもきしながら読んだけど、意外にも結末で結構すっきりさせてくれた。ホッとした気もしたけど、恩田さんの「結末に更にもやもや」をどこかで望んでいた自分もいました（笑読了日：10月14日著者：恩田陸http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3418000■ねむりねずみ (創元推理文庫)梨園の業のような部分を書いているところは近藤さんらしい、しっとりとした感じがある。なのに、シリーズの主人公である今泉が登場する章（場面）はそのしっとり感がなくて、平凡になってしまうような感じなのはなぜ？　歌舞伎の細かい説明をあっさりうっちゃってしまったことで、独特の世界の感じがうまく出ている。　が、主人公が浮くって今後どうよ・・・とホント思いました。読了日：10月15日著者：近藤史恵http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3429733■温かな手石持さんでこれくらいの「設定」なら穏やかな方なのかも。物語も穏やかですが、ちょっと気持ちが「ひやり」とするようなスパイスもあり、爆裂設定でない分小じんまり感もあるが、きれいにまとまっていると思う。読了日：10月16日著者：石持浅海http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3438527■ドリトル先生月へゆく (岩波少年文庫―ドリトル先生物語)ひとりで住むのは悲しかろうと、子供の頃も思って心に残ってました。体が大きくなっちゃうのが笑えます。読了日：10月18日著者：ヒューロフティングhttp://book.akahoshitakuya.com/cmt/3461050■QED ~ventus~ 熊野の残照 (講談社ノベルス)「ventus」とある本は、「積極的に関わらない」という合図なのか…(笑熊野の奥深さに浸れた一冊。でも土地勘がないと、雰囲気が今イチわからないかも。読了日：10月18日著者：高田崇史http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3461128■フリーター、家を買う。「フリーターだとローンも組めなくってさっ」みたいなコメディタッチかと思ってたので、全然違ってまずびっくり（汗　有川さんベタ甘だけじゃないですね。有川さんの書く「おっさん」はみんな等身大だけど、どっかにひねりがあり生き生きしています（笑　主人公もがんばっていたけど、おっさん達にも一票！　な一冊。読了日：10月19日著者：有川浩http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3472041■ガーデン (クイーンの13)今泉シリーズなのだが、こちらの方が初期の作品だそう。　文体がどうも荒い感じでなかなか物語に入れない。結末への持っていき方もちょっと好みとは違ってました。わりと好きな近藤さんだけど、それでも最初の頃はこんなんだったんだなー、最近のは結構好きなのに　とその落差の方に気持ちがいっちゃった（笑読了日：10月20日著者：近藤史恵http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3483075■スキップ (新潮文庫)細かい「理由や謎」は「スキップ」というタイトルにすべてまかせてしまった潔さは、主人公の真理子の潔さやすがすがしさにもつながっているような。あの頃持っていた「核」のようなものは、大切にしまってるつもりだったのに、やっぱりいつの間にか変色してしまうもの。変色しないまま大人になったら、あんな輝きや共感があるのか　と羨ましいより切なくなる。４２歳の真理子の方に近いからだろうなあ・・・。読了日：10月22日著者：北村薫http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3499373■ターン (新潮文庫)最初の会話調に「？」と感じていたものの、後半から急激な加速。すべてが収束していくところと気持ちの盛り上がりが重なって、最後大輪ｊの花開くような読後感。丁寧に生きることの大切さとそれによる実りの多さを感じました。読了日：10月27日著者：北村薫http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3547129■リセット (新潮文庫)戦争に直接関わってない世代だって、どこかに「あの戦争をリセットできたら・・・」みたいな気持ちが漠然とあると思う。本筋とは別のそんな「（戦争を）リセットなんて簡単なもんじゃないけど・・・」という気持ちと一緒に読んでいくと、二人の「めぐり逢いたさ」の切実さと神さまの親切な後押しを自然なものと感じる。三部作でどれが最後かって言ったらやっぱりこれになるんだろうなあ　という作品。読了日：10月28日著者：北村薫http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3556564■ポケットにライ麦を (クリスティー文庫)クリスティーの「王道」的な感じ。犯人はわりとめぼしがつくのだが、悪党なんだけど、今回の犯行の動機は何だか切ない気も・・・。最後のエピローグが（「砂の器」みたく）、盛者必衰的でぐっときました。読了日：10月29日著者：アガサ・クリスティーhttp://book.akahoshitakuya.com/cmt/3567760■メイン・ディッシュ内容的にはちょっと交通整理が必要な感じ。わざとあまりはっきりさせない結末のためかもだが、脚本なのか真実なのか？の辺りの切り返しにもう一工夫あったら文句なしなのに。　ミケさんとお料理は相変わらずの北森節で、口の中に味が浮かぶような気がしてしまうほど（笑読了日：10月29日著者：北森鴻http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3567822■徳川家康〈3 朝露の巻〉 (山岡荘八歴史文庫)桶狭間まで。家康の話でありながら、同じくらい信長も魅力的で面白い。本多一族の忠義な様子にはいつも涙でそう。読了日：10月30日著者：山岡荘八http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3576322▼読書メーターhttp://book.akahoshitakuya.com/

2009年11月16日

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「刻まれない明日」　三崎亜記

幸いなことに、予約でわりと続けてきたので、「失われた町」の余韻があるうちに読むことができました。続編といえば続編なのですが、同じ土地の別の「失われた町」の物語という感じでしょうか？お互いが呼応しあって、世界観が広がるような感じです。　　　　　開発保留地区――10年前、街の中心部にあるその場所から理由もなく、3095人の人間が消え去った。今でも街はあたかも彼らが存在するように生活を営んでいる。しかし、10年目の今年、彼らの営みは少しずつ消えようとしていた。大切な人を失った人々が悲しみを乗り越え新たな一歩を踏み出す姿を描く。「道」を歩くことで道と気持ちが通じあう（？）　という「歩行技師」という仕事をする人が登場します。この人の話が最初にあり、また最後にこの歩行技師さんが出てくる話で締めくくられます。こちらの本の「失われた町」は、残された人たちと不思議なつながりを持ち、それに関わる人たちの思いが、最後の歩行技師の話に集約されていく。という書かれ方がとてもよかったです。単純なハッピーエンドとは言えないけれど、大団円だ　というか・・・。抑えていたものが花開くかのような感じがしました。　とてもよかったです。三崎さんの他の本はどんな感じなんでしょうね？この二冊があまりにも完成度が高い感じで、他の本がどんなか想像もつかないんですけど。とりあえず「となり町戦争」と「廃墟建築士」は読みたいと思ってます。今回の「刻まれた明日」に「廃墟建築士」の設定らしき部分がちらっと出てたし。　　　　　　　　

2009年10月16日

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「読書メーター＋ハヤカワ文庫の１００冊」のフェア

利用している読書メーターでハヤカワ文庫とのタイアップフェアをしています。　　→→→「読書メーター＋ハヤカワ文庫の１００冊」文庫の１００冊フェアってどこの出版社でもやってるのですが、ハヤカワの１００冊はちょっと他と毛色が違って面白いです。他のとこのだと、夏目漱石とか芥川龍之介とかが必ずあるような感じですけど、ハヤカワなので、海外作品が多くて、翻訳ものがなかなか・・・という私にはよい目安になります。ザザーッとみたところ、「上・中・下」なんてのも入ってるので、１作品で３冊だわー♪　なんて思って喜んだら、やっぱりそれは１冊とカウントするようでした（汗で、１００冊のうち、既読の本はたったの４冊。　　　　　　　あと画像がないレイチェル・カーソンの「われらをめぐる海」。おまけとして、小学校の頃に読んで、ほとんど覚えてないのを入れていいなら、「マルタの鷹」とか（笑改めて数えてみたら、恥ずかしいくらい少なかった・・・・。クリスティーで「牧師館の殺人」が選ばれてるのはなんでだろ？　と思ったり。（ちなみにミス・マープルものの１作目ですけど、他にも名作ありますよね）海外ものの名作が沢山入っています。「エデンの東」とか映画になったものもたくさん。「Ａ－１０奪還チーム出動せよ」って「東京バンドワゴン」の中で出てきた本でしたっけ？　チャンドラーとか、一度ちゃんと読むといいなあ　と思ってるのもあるし、こうやって画像で一覧できるとちょっと読んでみようかな　という気になります。これがハヤカワの方のメリットなのかも。で、レビューしてもらえば尚よいですし。読書メーターの方では簡単に自分のページに貼り付けできるので、使いやすい。お互いいいところに目をつけたなー　なんて思います。

2009年10月02日

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「八朔の雪　-みをつくし料理帖-」　高田郁

この本の版元は「角川春樹事務所」というところです。「角川」と言えば、邦画の大作を供給したり、本も出したり、ゲーム関連も・・・。という普通の出版社とはちょっと違う会社でしたけど、この角川春樹さんの持ち味かな　と思ってました。が、逮捕騒動があったりお家騒動があったりして、今は角川もずいぶん違った形になってしまいましたね。お家騒動で角川をでた弟が興した「メディア・ワークス」は有川浩さんで大当たりー。今はまた角川に戻った格好になってますけどね。面白い本が多いなあ　とよく思う「幻冬舎」を興した社長さんも元々は角川の編集者だったとか。結局、当のご本人は数年前に「角川春樹事務所」という角川グループとは全く関係ない会社を設立して、出版の仕事に携わってらしたみたいで、今回の本を手に取るまで知りませんでした。細々やってんだな　と思ったらＨＰをみるとそうでもなくて、ドラマ化された本や、最近わりと話題の本も「ここのだったのか」という感じでして、さすがやりて。ちゃっかり自分の「獄中俳句」の本まで出しているようで、本当にやりてです（汗　　　　　神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大阪で少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。大阪と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天声の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生！まあそんな色ものっぽい話はおいといて、当の「八朔の雪」ですが、時代小説で人情もの。しかも食べ物が出てくる　という設定を聞いただけで、何か（池波さん？）の条件反射で、「いい出来なんだろうなあ」なんて思ったりするのです。それを裏切らない、出来栄えになっていました。（これで余計に角川春樹さんって・・・と思ったりしたのでした）主人公の「澪」は、人より秀でた味覚の持ち主という点はあるけれど、それ以外は、周りの人の助けや好意に支えられてきた　という身の丈の女の子です。だけど、逆境に折れてしまわない、曲げられても起き上がる柳のような強さを持っています。なのに、頑固な感じは全然ないんですよね。両親を亡くしたり、家事で奉公先が燃えたりと、あまりにも大変な経験をしてきたせいで、ある意味「素直」に受け入れるようになったのかもしれません。その姿に人が集まり・・・といい循環になるのかなー。手助けしてくれる人たちもスーパーマン的じゃない、普通の人たちばかりだし、そういう普通の中にも、こんなに「きらり」とするものがあるんだ　という感じで、料理をエッセンスに描かれたお話がとても秀逸です。澪は占い師に「大変な苦労や困難に遭うけれど、それをがんばれば必ずその後に美しい青空が待っている」と小さい頃に言われてるのですが、この本の終わりでその青空を見たような、まだなような・・・。続編があってもおかしくない感じで終わっています。苦労の後に青空がって言われても、苦労してる時はそんなこと忘れちゃってるんですよね（笑子育てで大変なのもあっという間だよ　とみなに言われますが、とても青空なんて・・・。もう毎日のことに精いっぱいで、余裕もないしさー、一日すぐ終わっちゃうしさーっと、話がちょっと変わってきたぞ。終わり終わり（爆。

2009年10月01日

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「やんごとなき読者」　アラン・ベネット

本の方には具体的に「エリザベス二世」とは一言も書いてなかったように思ったのですが、前後の状況とか「ウィンザー城」とかで、「彼女」だとしか思えないような設定になっています。それにしても、読書にはまって公務にやる気をなくしちゃって、暇さえあれば読書なんて設定の話が、どこから文句もなく出版できて、それをみんなで読んで楽しんじゃうイギリス。イギリスってすごい国ですねー。かなわないなあ　という気がします。日本が近代化する時に、確かイギリスをお手本にしたはずなのですが、こういうユーモアは、難しすぎてお手本にできなかったのかも（笑　　　　　英国女王エリザベス二世、読書にハマる。おかげで公務はうわの空、側近たちは大あわて。「本は想像力の起爆装置です」イギリスで30万部のベストセラー小説公務で移動中の「お手振り」の最中、手は振ってるが実は手元の本を読んでる　とか、園遊会的な行事の時に差しさわりのない話題じゃなくて、いきなり、「あなた、最近何の本読みました？」って聞いてみたりとか・・・。設定が日本だったら、きっと出版されないよー。面白い本を読んでいる時に他のものがおざなりになってしまう気持ち、「他のもの」の程度が違うけど、私にもよくわかります（笑でも、側近たちは読書を「自分だけの中に入り込んでしまう排他的なもの」としていい顔しない。確かに、はたから見てればそうなのかもしれませんね。読書してる本人は、すーごく広い世界へ旅立ってて、自分の中だけ　とは逆の感じなんですけど、読書してる見た目は確かに地味だしねー（笑読書が地味な分、オチがまた際立つような、そんな感じでもありました。それにしても、本の中で最初に女王が手にとった本は難しくて（面白くなくて）「すぐ眠くなっちゃう」という本だったのですが、読書し続けているうちに読書に対する「筋力」がついて、当初眠くなった本が面白く読めた　という行がありました。私も眠くなってしまう本沢山あります。「筋力」がついたら楽しく読める日がくるのかな？と思ったら、俄然やる気がでてきた　というか「待ってろよー」という気持ちになりました。

2009年09月30日

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娯楽仮面コンケルド

静岡に引っ越してからずーっと気になっていたのが「コンケルド」という謎のキャラが出るＣＭです。かなり頻繁にテレビにＣＭが流れていて、わざと（？）安っぽいキャラと謎の歌、そして、結局何のＣＭかよくわかんない。という状況でほぼ半年近くたって、やっとパチンコメーカーのＣＭだ　ということがわかりました。「コンコルドグループ」というパチンコチェーンがあるのは薄々気づいていたのですが、出てくるキャラの名前は「コンケルド」なので、もしや関係ないのかなー　なんて思ったりしてました。５か月も。そんな風に気にしながらだし、ＣＭはかなりの回数流れているし・・・・　で、もう既に怪しい歌はすっかり歌えるようになってしまい、ＣＭ制作側の意図通りとなってしまったなほまると娘です。（チビ太ももしかしたら歌えるかも・・・・・・）今日この話書こうと思ってネットでちらっと見てみたら、ウィキもあって、母親役で深浦加奈子さんが以前は登場していたらしい。ＣＭ製作の広告代理店のＨＰで観られるので、ぜひ一度みてください。なんか、あくせくイライラしてるのが、どうでもいい　というゆるい気持ちになれます。きっと。　　　→→→→ みんなでみよう、「コンケルド」この広告代理店「株式会社ダン」というところですが、思いっきり静岡の会社でしたね。やっぱり。ＣＭで、「だだだんっ！」と始まるのは、会社の名前からなのかしら？　と今回新しい疑問が増えました（笑　

2009年09月29日

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シルバーウィークのはなし

そういえば、シルバーウィークに、我が家は山中湖・富士山方面へ行ってきました。富士サファリパークへ行きたい　というのが一番のメインだったのですが、（「ホントに、ホントに・・・」　のＣＭ曲が現地で流れているか気になっていた・・・）実は我が家からは日帰り圏内のところ。二時間くらいでいけるんですよね。まあチビ連れですし、安く泊まりたい。そして、５日もどこにも行かなかったら死んでしまう（私が）ということで、４月頃からコテージを予約して自炊するかわりに二泊する　ということになりました。案の定サファリパークは激混みだったのですが、なんと我が家は夜中に出発して、ゲートの前で車中で寝ました。出発した時は先に山中湖までいっちゃって、山中湖から行けばいいか　と思ってたのですが、「猛烈に混んでるよ」という近所ママの情報で念のためと夜中にいってみたら、もうゲートに並んでるクルマがたくさん・・・・。なので、急きょ予定を変えて、そのまま並んで寝ることにしました。いろいろ準備してきたからよかったものの、久しぶりにクルマで寝るはめに。おかげで、自分の車でまわったのですが、先頭集団で入園したので、ゆっくりまわれました。朝イチはえさをあげているので、結構じっくりみられます。途中きりん様が我が家のクルマに「並走」してくれて、子供たちは大興奮でした。その後歩いて小一時間パークをまわって戻ったのが１０時すぎ。あっというまにサファリパークはおしまいです。７時から開園だったんで、そんなもんですけど。ちなみにその頃には当日の「ライオンバス（えさをあげられるバス）」のチケットはとっくに売り切れて、駐車場もはるか遠くに・・・・。園内も見物のクルマで大渋滞（これがほんとびっくり）で、ゆっくりみたいのに、「（渋滞してるので）止まらないでください」とクルマを急かす職員のメガホンが響いていました。そして、帰りの道は反対車線がどこまでも渋滞・・・・　ということで珍しくうまく切り抜けました。山中湖は、学生の頃ずーっとクラブの合宿で毎年来ていたので、懐かしさいっぱい。当時泊まっていたところもまだそのまま現役でがんばっているようで、昔の私のように、クラブやサークルの大学生がホテルのコートでテニスをしていました。いやあ、一昔前の話ですけど・・・・・（汗山中湖ではコテージでＢＢＱしたり、日帰り温泉に行ったり、あと、「忍野八海」という富士山の湧水で有名なところに見物に行ってきました。その辺りの公園で少々遊んだ程度ですけど、子供はその程度で満足してくれたようです。明日帰る　という夜に帰りたくなかったのか、急に号泣していましたが・・・（汗それはそうと、山中湖には、当然「別荘分譲中」的に不動産会社の事務所がいくつもみられました。が、現在物件が活発に分譲されている　という感じもなく、事務所も何だかさみしげ。まあ夏のピークの時期を超えているからかもしれませんが、あんまり売れてないのか？という疑問がわき上がってくるような感じです。山中湖は都心方面からもそこそこ近いと思うのですが、御殿場からの道はほぼ一本で、時期には恒常的に渋滞になるのは仕方なし　ですし、やっぱり湖の近くだからなのか、コテージを使ってても「結露しやすいだろうなー」と感じるし、物件を購入したら、維持管理がちと大変かつ、道が混むではあんまりだなあ　なんて、買うお金もないくせに思ったりしていました。ちなみに我が家は旦那ちゃんが次男ですし、転勤族なので、「ここに住む」的なものが全然なくて、子供が独立する頃までこのまま流浪の民をしていたら、思い切ってリゾート地に住む手もありか　と私は一人密かに思っています。（かなり密かにだけどねー）そんなことをふと思ったので、かえってから不動産関連の会社のＨＰをちょっとチェックしたりしてみました。そして密かに「富士五湖方面はなしだなー」と思ったりしたシルバーウィークでした（笑

2009年09月28日

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「ホルモー六景」　万城目学

涼しくなって読書の秋が近付いているのに､あんまり読書はすすんでおりません｡先に怠惰な秋がやってきてしまった感じで眠い眠い･･･｡おかげさまでよく眠れます｡｢鴨川ﾎﾙﾓｰ｣の続編です｡続編は続編だったのですが､物語の時間軸は進んでなくて､前作｢鴨川ﾎﾙﾓｰ｣の後ろ側で並走している物語です｡単純な続編よりもずっと面白かったかも｡いつの話かすぐわからないような状況で話が進む短編がいくつか｡ぼけっとしているのか､ずいぶん読み進めて､｢あｰ､これってあんときの･･･｣と思うことが多くて､でもそれが何だか楽しくてにんまりしていました｡よく考えたら､｢ﾎﾙﾓｰ｣の世界観は勿論好きなのですが､やっぱりあのﾒﾝﾊﾞｰがわいわいやってるからこそ面白いのかも｡代替わりして､後輩がひっかけられて･･･というのを順に読みたいわけじゃなし｡なので､すわ｢東西対抗もありか｣とちょっと期待できる話もでてきて続きが待たれます｡この辺りの年代で､ぐるぐると話を作ってもらった方がいいなｰ｡ｷｬﾗが濃いからね（笑■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□静岡もｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞが流行してきました｡大阪にいた頃の小学校は周りで学校閉鎖なんかが出ているものの､その小学校自体は大丈夫らしくて､不思議と｢がんばっているわ｣とのこと｡静岡は大都市圏ではないので､それほど言われてなかったのですが､学級閉鎖･学年閉鎖など､ちらほら聞くようになりました｡ﾁﾋﾞ太は新型の予防接種が優先的にうてそうなのですが､それだと季節性とあわせて､1万円近くの負担と､三週間おきに病院で接種という､いろんな負担を思うとちょっと気が重くなります｡うてるだけましということなのでしょうか？でも､現状で誰が一番もらってきそうかというと小学生のﾁﾋﾞ子のような････｡数が足りないからしょうがないのかもしれないですけど､なんだかなあ｡政権交代でばたばたしてるのでしょうけど､早く予防接種を実施できるよう､政治家や官僚の方々にはがんばっていただきたいですね｡

2009年09月15日

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「ふたつめの月」　近藤史恵

「賢者はベンチで思索する」　の続編です。二冊とも「くりちゃん」というフリーターが主人公の短編集。自分の現状に「なんだかなあ」と思いつつも投げやりにならずに生活してる主人公に交換が持てます。このシリーズ、なかなかいいなあ　と思い調べてみたのですが、この続きはまだですね？「キリコ」ちゃんが主人公のシリーズがあって、うっかりごっちゃになりそうでした。　　　　　　前作の終わり方といい、老人の「性質(?)」といい、この設定では続編は難しかろう　と思っていました。再会するシチュエーションを考えるのが難しいだろうなあ　というところで。なので、そこのところに一番興味があったのですが、そういえば犬がいた！（笑犬からこの流れなら、まあ再会もありかもなあと納得。それぞれの話のオチは今回の短編集は私的にはズバッとはこなかったけど、流れ流れて、流されてないようなくりちゃんの生き方になんだか元気もらった感じ。最後もああなって、ほっとしてちょっぴりほろり。くりちゃんのプライベートはここからが佳境だと思うのだが、さすがに次の続編にどうつなぐのか・・・・？？老人の登場ってのを抜きにしたら、物語の魅力半減だし。でもこれ以上再会する偶然は難しいと思うし、複雑な気持ちです。この頃ってこうやって漠然と不安でも当たり前なんですよね。逆に自分にこういう不安感を一度も持ったことない人って、どっかで苦労すると思います。だから、不安でも大丈夫なんだよ　と言ってあげたい気持ちなのですが、それって、もう私がお年を召してきた証拠なのかもしれません・・・・。

2009年09月11日

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「おろそし　三島屋変調百物語事始」　宮部みゆき

予約でずーっとまってた宮部さんの時代ものです。別シリーズの「霊験お初捕物控」でも「耳袋」といって、怖い話を集めていました。主人公も若い町娘ということで、似た雰囲気がありました。　　　　　似た雰囲気は持っていたものの、根本的なところは違ってるみたいですね。「救われる（救われたい）のは自分の方」です。そのせいか、出てくる死者たちは、哀しいのにすごく優しいという感じがします。いくつかのお話がああいう形で一体化していく流れもよくて、「うまいなー」なんて思ったり、一緒にほろり　としたり、ととにかく一気に読めてしまいました。人を「だし」にして、話が盛り上がってしまう　というのはよくあることですが、越えてはいけない一線がやっぱりありますよね。わかるなー　と思いながら読んでたのですが、相手側がどう思ってるかなんて、絶対にわからないですよね。いろんなすれ違いというか「手違い」があってこんな風になってしまったのかも。続編がありそうな結末だなー　と思ってたのですが、連載されてます？だとしたら必ず続きがある　ということなので、嬉しくなっています。朝はとっても涼しかったのですが、外へ出ると昼は結構暑かったりしました。でも朝夕が涼しいだけ体に負担は少ないですねー。暗くなるのが早くなってきて、秋になってきたなあという感じもします。

2009年09月03日

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地震びっくり

静岡震源で、大きな地震があり、びっくりしましたね。我が家は結構揺れたのですが、被害はありませんでした。唯一、二階のベランダの突っ張り物干しが取れて、竿が落下しそうになったくらいです。でも、普段もたまにとれたので、突っ張り方のせいかも(笑ご近所さんが気付いてくれて、メールで知らせてくれたので、急いで旦那ちゃんに連絡して直してもらいました。というのも、昨夜から実家に帰省してて、いなかったのでした。心配して連絡してくれた友達は、どおりで、連絡が簡単に取れたのかだって(笑通話は、携帯よりも固定電話の方がつながりにくい感じでした。携帯で二回ほどかけたらつながりました。子供たちは、いたらびっくりしたかもですね。体験できなかったのが、よかったか悪かったかわかりませんが、実家で気付かず爆睡してました。高速道路に被害が出てるので、これから帰省で移動予定の方は大変かも。なほまるが帰る頃には、復旧してるといいなと思ってます。

2009年08月11日

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「闇色のソプラノ」　北森鴻

もう６月も終わりですね。昨日やっと晴れたと思ったらまた雨です。今年は雨でもじとじと湿気で憂鬱になるほどではなくて、どちらかというとひんやり。洗濯もののこと以外は、あまり嫌な思いをしないで過ごしています。雨が降ると何となく朝から眠いような・・・（汗ごろごろしながら本読んで、眠くなったらそのままうとうと・・・　という生活がしたいのだが、あまりごろごろしてると子供が上から乗っかってくるので、そうもいきません。　　　　　夭折した童話詩人・樹来たか子の「秋ノ聲」に書かれた「しゃぼろん、しゃぼろん」という不思議な擬音の正体は?たか子の詩に魅せられた女子大生、郷土史家、刑事、末期癌に冒された男、医師、そしてたか子の遺児・静弥が神無き地・遠誉野に集まり、戦慄の事件が幕を開ける。驚愕の長篇本格ミステリー。北森さん、少し古い作品です。新しいものはあらかた読んだ感じでご無沙汰してました。「深淵のがランス」を読んだ後は、北森さんのは軽い読み口の本が続いてしまい、面白いけど、ちょっと物足りないような気がしてたので、今日の「闇色のソプラノ」は久しぶりにどっしりめで楽しめました。童謡詩人を調べはじめた主人公の周りに不思議な縁で集まる人たちですが、その中の郷土史家なる男性がとても博学で雑学知識というか、民俗学の知識たっぷり。謎を解くいい船頭役になりつつ進んでいます。郷土史から民俗学にくわしいだけでこんなに万能に扱っていいのか　という気もしましたが、この人物が使いやすくて味をしめたおかげで、蓮杖さんが誕生したのかもと思いましたが・・・（笑童謡詩人に関する謎、地元遠誉野という街の不思議、実際の殺人事件に関する謎が最後に一気に解けていくのが、気持ちよかったです。ただ、童謡詩人に導かれた不思議な縁　ということを強調したかったのかもしれませんが、一番最後のそれはなくてもよかったのかも・・・。ちょっと強引な感じ。職業柄そういう性格の人間ということでいいんじゃないか　という気がしました。でも不思議な縁を強調するためにはこれぐらいあったほうがいいのかな　とも思ったり・・・。また次に読んだ時はまた違うことを思うのかも。映像と違っていろんな風に本は想像できるので、そこが面白さの一つかも。　

2009年06月30日

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「心臓と左手　-座間味くんの推理-」　石持浅海

中身のこともさることながら、座間味くん、元気だったんだなー　という感じです。新宿の大型書店って言ったら、「あそこかな？」っていう店が実際にあるかもですが、全然わからないので、そんな書店で偶然再会ってそれは無理があるんちゃうの？　という気もしています。　　　　　小学校六年生の玉城聖子は、十一年前に沖縄で起こったハイジャック事件の人質だった。従姉の勧めで沖縄にある進学校を見学に行った聖子は、那覇空港で命の恩人と「再会」を果たす。そこで明かされる思わぬ事実とは―?(「再会」)。警視庁の大迫警視が、あのハイジャック事件で知り合った“座間味くん”と酒を酌み交わすとき、終わったはずの事件はがらりと姿を変える。これが、本格ミステリの快楽だ!切れ味抜群の七編を収録。座間味くんが活躍した「月の扉」は単純に本格ミステリというカテゴリに放り込むには、ちょっと投げる時に躊躇するようなところがあったけれど、それがまたいい味になってたと思います。変な部分で冷静に犯行におよぶ犯人と、座間味くんの冷静な対応がよく呼応してました。その座間味くんが当時の警察官と再会して、気持ちよく飲む際の肴に出てくる「解決済みの事件」、警視も勿論解決済みなのと人物を承知だから話をするのだが、座間味くんの指摘で思わぬ一面が出てくるのが、当時の切れ味と独特のテンポがうかがえて面白いです。前の事件と切り離して、「警視と頭のキレる飲み友達」ということでシリーズ化してもいいのかも（笑警察を悪く言うわけじゃなく、警察の経験則にのっとり、ちゃんと解決して書類も出来上がったもの。別に何もおかしいところはない　という状態になっているものが「がらり」と動く面白さも勿論だが、「がらり」と動いた時の警視のびっくりぶりが結構笑えます。すぐ立ち上がって、手配しにいこうとしたり・・・・。でも、それをまた座らせてしまうような座間味くんのお話がツボです。なんか、本家の「月の扉」よりも純粋に短編ミステリみたいな感じで楽しめました。

2009年06月18日

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亀屋陸奥の「松風」

お徳用袋で端っこを集めた袋なんで、形は悪いですが、京都西本願寺門前の「亀屋陸奥」さんの看板お菓子です。昔行ってたお茶のおけいこで「味噌松風」というカステラみたいなやつをたまに食べてましたが、名古屋のお店のもので、「名古屋だから味噌？」と思ってました。他にも味噌松風を売ってる京都のお店が本によると沢山あるみたいで、味噌松風って固有名詞じゃないのかなと思いつつ食べてます。味噌なのに、コーヒーにも抜群に合う、優れ物お菓子です。２１日に東寺の弘法さんに行った時に買ったものなので、今日で多分食べ終わります。見た目が地味なお菓子なのに、子供が鯉のように群がってきます。子供は正直だからねー(汗そして、弘法さんのほうは、唯一「（刺身醤油の皿に）買ってもいいかな」と思ってお店の人に値段を聞いた五枚組が、「それはこん中で一番高いかもー」と試しで言われた値段にびっくり…どうせ、わかりませんよー(涙結局でっかい土鍋を８００円で買ったのみとなりました。私の地元の人間国宝になった人の茶碗もあり、こんなところで… と旧知に再会した気分もしたのでした。

2008年10月23日

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秋の味覚

西ノ宮のららぽーと甲子園まで買い物に行ってきました。これまで行く度に横目で眺めていたカフェに友達と寄り道。カフェとモールを仕切るガラスの壁一面のケーキのディスプレイが圧巻のお店で、季節のフルーツをてんこ盛りにしたケーキが食欲をそそります。が、高いのです。１カット\750前後…。子供には10年早い！と子供なしのタイミングをうかがってました～。行ったのは「Berry cafe」です。ＨＰのマンゴーのバラが圧巻です。平日限定のケーキセット\1000でした。写真は私が食べた「いちごモンブラン」。一番上がモンブラン、そして、生クリームにカスタードクリームのタルトケーキでした。ごってりした見た目の割にはしつこけなく、速攻でいただきました。今はやはり栗のものが多くて、モンブラン系がたくさんありました。次はいちごの季節に来たいね～。転勤なきゃいいけどとおしゃべりしたのでした。ちなみにＨＰのＵＲＬを載せようとして検索したら、ここってコムサの系列なんですねー。コムサって高いのから安いのから雑貨からとにかく何でもやってる　と思っていましたが、こんなことまでやってるんですね。たまに、子供対策の一環でアイスや飲み物を売っているのを見た事がありましたが、結構本格的なカフェですよ。でもそういわれてみれば、ディスプレイは上手だ（笑

2008年10月02日

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50周年

今日、テレビの映画を九時から観ようと、 59分頃、どこだっけな～とチャンネルをぱちぱちしてたら、すべての局で、同じタイミングで、CMが流れてました。すべてって、大阪でいう、「４・６・８・９・10」の全部のチャンネルです。変えても変えてもパッケージが映ったので、「おぉ～」と興奮しました。 50年前の今日発売されたチキンラーメン。久しぶりにお昼にチビ子と食べました。いつもお世話になっています。すべてに疲れた時のお手軽な母の昼御飯に重宝してます(笑

2008年08月25日

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面倒で逃走しました

土日、結局パソコンを買ってくるに至りませんでした。というのも、日曜は、旦那ちゃんがチビ子を連れてでかける用事があり、しかも車で行ってしまったので、日曜は外出が億劫に…。で、土曜にきめるぞ～と思ってたのですが、あまりにも変わっていすぎて決めきれず帰ってきてしまいました。そして、妹親子と、実家に帰省してしまいました。こちらでもお店ぶらぶら見ようとは思ってますが、どういうところに重点を置いて買おうかといろいろ考えてます。子供たちは全部で四人。興奮してまだ布団で大騒ぎしてます（汗

2008年08月18日

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パソコンがとうとう壊れました

以前からたまに、「メモリが足りません」とメッセージが出るようになってたのですがとうとう一杯一杯になってしまったのか、動かしていると、強制終了してしまうようになり、そのうちすぐ固まってしまうように…。午後、業者の人にみてもらったのですが、もう根本的に古いので、今のネットの動作環境で動かすのがしんどいのだろうとのこと。つまり、なおりませんでした。液晶も壊れてモニターを使ってるし、もう潮時だったのかも。週末はお店へ急ぐことになりました。それにしても、旅行に行ったりで出費がかさんでいる時に限って…という感じです。

2008年08月16日

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人気土産の生キャラメル

そんなに詳しい訳ではなかったのですが、先日、「たくさん買わせろ」と恐喝した男性が逮捕されたニュースを観て、「あの田中さんはホントに牧場経営をしてるんだ…」と驚くまで、花畑牧場のことも生キャラメルのことも知らずでした。バカ売れしていて、空港内のお店もいい場所にあるとかで、どんなもんかなぁ、買えたら買おうかなと軽く思っていたら、中央吹き抜けの広場にどえらい行列を発見。子連れ・時間に余裕なしではとても無理でした。混雑するので、吹き抜けの行列から少しずつ店内へ行き、順に購入しているようでした。あ～、食べてみたかったです。余談ですが、帰りの飛行機で、前の席に若いカップルが座ってまして、シートを倒す時にさりげなく挨拶する男性が好感持てたのですが、降りる際、彼等のシートをふと見ると、例の生キャラメルの空き箱が…。二人で並んで購入し、仲良く食べていた模様。知っていたら、チビ子と声高に、「生キャラメルたべたかったね～」と話のひとつもしてみたのに…（笑と、空き箱を睨みつつ、飛行機を降りました。どんな味なのか、夢に出そうです。

2008年08月14日

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